LoveLive!Sunshine!〜9人の少女達と1人の少年と〜 作:常闇ver.β
今回は前回の予告(&タイトル通り)でいきたいと思います、ではどうぞ。
「よし、行くか…」
日本に来て2日…部屋の掃除と近くのファ◯マでの食料調達、翌日遅れて到着した荷解きであたふたした2日間を過ごした。
で、今日は前に聞いた父さんの友人が理事長を努めている学校に制服や教材を貰いに行く事になっている。
と、いう訳で軽い支度をしてバスでその学校に向かう事とした。(因みに余談ではあるが今の我が家はバス停のすぐ近くにある、それはもう…出たらすぐ目に映るくらい近くに。)
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「ここ…だよな。」
そして無事に問題なく今俺は校門の前に居るのだが…ふと、目の前に佇む校舎を見る、まぁ外観はコンクリートとレンガが沢山見える普通に今らしい校舎だ。ただ、その校舎の壁には大きく'浦女'と書かれた板が備え付けられているのだ。まぁ薄々ご理解頂けただろう、ここは普通に考えたら俺が行くべきではない
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(第1話から数日後…)
「そーいや母さん。」
「何?」
「俺って向こうで父さんの友人の学校に行くけどさ…具体的に何処なのさ。」
「あら、まだちゃんと話は聞いてなかったの?」
と、言いながら母さんは少し溜息を吐く。
「ま、まぁ…」
そう言うと母さんは突然仕事の手を止め、手を拭いてテーブルの上にあるタブレットを手早く操作し始め、それを俺に渡す。
「まぁ名前がアレだけど…ビックリしないでね?」
「浦の星…ちょっと待ってなんて読むの?」
「浦の星女学院ね。」
「女学院か…女学院、女学院?!」
我ながら結構叫んだ、まさかこの両親俺の性別を間違えたのか…?とか思って母さんの反応を待つ。そして…
「まぁ名前はまだ女学院だけど今年から共学化が始まったらしくてね?今期から男子の転入や入学もOKになるから大丈夫よ、だからそんな目は止めてね?」
そう言って笑ってるようには全く見えない笑顔をしてこちらを見てくる、
「ま、まぁなら大丈夫かな…」
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(とか言ってたけどやっぱ無理、逃げたくなってきた。)
だが決まった事である以上俺に変える事は出来ない、ずっと此処で竦んでいるよりはマシだ。と、頭に言い聞かせながら校門をくぐり来客者用の入口の受付に書類を渡す。すると今は少し手が空いてないので待っていて欲しいと言われてしまい、結局受付前の椅子に座って待つ事になった。
「来る時間悪かったかな…」
待ち始めてから5分弱、来る気配があまりないのでスマホを弄ろうと思った矢先、目の前の通路を少し小走りで走っていた人影が俺の前で止まった。
「遅れて申し訳ありませんわ、人手が足りなくて…」
そう言って入って来たのは長い黒髪に白い髪留め、顎にある黒子が少し目を惹く整った顔立ちの制服を着た少女が入ってくる。俺もすかさず立ち上がり彼女に少し頭を下げる。
「いえ、なんかこちらこそ悪いタイミングに来てしまったみたいで…」
「あまり気にしないで下さい、こちらの不備ですわ。」
そう言って少し苦笑いで答え、彼女は手に持っていたクリアファイルを俺に渡した。
「こちらは始業式の時にまた提出して貰う書類ですわ、後でご確認ください。」
「はぁ…」
「では、書類や教材等の引き渡しをさせて頂きますので付いて来て下さい。和弥さん…で、合ってますわよね?」
「はい、合ってますよ。」
「ほっ…ではこちらですわ。」
多分あまり慣れてないのだろう、彼女は少し緊張した様子で俺を連れ、そして職員室の机の一つの前で止まった。どうやら普段から空席らしい、そこには巨大な茶色の紙袋が二つ置かれているだけだった。
「こちらが制服で隣の袋には教材が入ってますわ。中身の確認で問題がありましたら始業式にお願いしますわ。」
「了解。」
「また制服は…
それから諸注意に関する説明が30分弱は続いた、それはもう…立っているのに気が遠のいてく位。
…以上ですわ、何か質問は?」
「いえ…特に何も。」
「では、これで終了になりますわ。…持てますか?」
そう言って俺を少し心配そうに見る、まぁ実際俺もちょっと自信ないのだが…
「問題ないですよ。」
俺はそう言って紙袋を持って大丈夫な事を示した。
「では…今日はお待たせして申し訳ありません、では次は始業式にお会いしましょう。」
そう言って彼女は少し頭を下げて俺を職員室の外に促す。その時、ふと俺はある事を思い出す。
「あの、ここの理事長は今何方に?」
「え、理事長は今は不在とゆうか…居ませんわ。」
「居ない…?」
俺の中で疑問符が浮かぶ、何かの間違いじゃないだろうな…聞き方を変えてみる。
「じゃあ、学校の職員に小原家の方が居たりしませんか?」
「お、小原家?居ませんわ、それが何か?」
話が読めなくなってきたな…流石にこの質問に彼女も疑念を抱いたのだろう、こちらを少し訝しげに見る。マズイ雰囲気だ、とりあえずテキトーに言い訳をする事にした。
「いえ、小原家の方が居ると聞いて…
「そう、ですか。…事情は分かりませんがこの学校に小原家の方はいらっしゃいませんわ。」
「そうですか…すいません、時間取らせてしまって。」
「い、いえ。」
少し焦った表情の彼女の返事を聞いて俺は浦の星女学院を後にした。
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「おかしいな…小原家がやってるんじゃないのかよ…」
そう呟きながら俺はバスに乗り手前の席に着く。とりあえずこの件についてはちょっと両親にメールを送っておこう、俺がよく知らない所で何かあるのだろう。(とゆうか俺の中でそうゆう感じにまとめておかないと終息がつかない。)
と、思っていた時だ。ふと俺は後ろからの視線に気付いた。何時から居たのだろうか、目の隣の席にはショートカットヘアーの少女が俺を見ていた。彼女も俺が反応したのに気付いたのだろう、空気が固まったかの様に動かなくなった。少しして彼女が口を開いた。
「き、君って今度来る新入生?」
「いや、転入だよ。」
「へえ…て、転入?!2年生?3年生?」
「2年だったかな、たしか。」
「じゃあ同級生か〜」
そう彼女が呟いた瞬間俺は目を見開き自然と彼女を見た、あまり気にしていなかったが彼女が着ている服はさっきみた女子生徒と同じ浦の星の制服なのだ。更に彼女が口を開く。
「私、渡辺曜っていうんだ、君と同じ今度2年生になるから宜しくね!」
「俺は
そう言うと彼女は少し嬉しそうな顔をして話しかけてきた。
「それで和弥くんは何処から来たの?」
「アメリカ。」
「あ、アメリカ!?じゃあ英語とか喋れるの?」
「まぁ多少はね。」
「へぇ~、羨ましいなぁ。」
そう言って彼女は羨ましそうな顔をする、まぁ聞かれてばかりでもアレなので少しこちらも返してみるか…
「とゆうか始業式は2日後だろ?何で制服着てるんだ?」
「あー、水泳部の練習でさ。今日はちょっとしか出来なかったけどね。」
そう言って彼女は苦笑いする。まぁ言われてみれば確かに少し彼女からプール特有の塩素っぽい匂いがする。と、話していると…
(次は、三津、三津、です。)
最近は少し聞き慣れた音がバス内に響く。
「じゃあ俺はこれで。またな、渡辺さん。」
「また話そうね!」
「あぁ。」
そう言って俺はバスを降りた。明日はどうしようかな…そう思いつつ海を見る。(今更だがあの子コミュ力高いな)
目の前にはもうすぐ夕焼けになりそうな空と海が広がっている、潮の匂いも相変わらずだ。これを認識すると改めてここがNYCとは違うと実感させられてしまう。
「帰るか。」
俺は海に踵を返し自宅への道を進む事にした…
〜to be continued〜
如何でしたでしょうか?
ダイヤ様の喋り方ェ…
次回もこんな感じでやっていきますのでよろしくお願いします。
また、文章等にミスがありましたら感想等でよろしくお願いします。
では次回をお楽しみに!