ラブライブ!~奇跡を紡ぐ物語~   作:舞翼

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お久しぶりです。


第27話 合宿

「……流石お嬢様。こんな別荘持ってるなんて」

 

「……何よ、嫌み?」

 

「め、滅相もない。真姫ちゃん後輩」

 

「……それ、気持ち悪いから止めてくれるかしら」

 

「あー、悪い」

 

 ……うん、俺も思った。確かにキモイわな。まあいいや。取り敢えず、西木野家の別荘はかなり大きかった。メンバー全員が入っても、部屋余るんじゃね。って感じである。

 

「翔ちゃん翔ちゃん。何か緊張するね」

 

 いや、何。穂乃果はいつの間に俺の隣に移動したの?……てか、薄着で抱きつくな、アホ。俺の壁が崩れるだろ。……まあ、何の壁とは言わんが。

 

「知らんわ。てか、穂乃果さん。何で抱きつくんですかねぇ。アホなのか」

 

「えー、いいじゃんよー。ほら、私の緊張の解しかただよ。それと、アホじゃないもんっ」

 

「あー、悪かった悪かった。穂乃果嬢は偉い子ですね。つーか、離れろっ。暑いわ!」

 

 ……まあうん、一応、穂乃果は離れてくれた。つっても、隣を歩いてるんだけど。んで、メンバーたちは靴を脱ぎ別荘へ入る。どうやら、男子は二階の部屋らしい。

 俺と竜也はボストンバックを背負い二階へ向かう。ちなみに、他のメンバーは別荘の散策に向かったらしい。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

「あ~、疲れたわ。もう寝たい」

 

 指定された部屋の片側のベットに座り、俺がそうぼやく。

 

「いやいや、これから練習だろ」

 

 もう片側のベット座り、竜也がそう言った。

 

「……そうだけど。てか、最近の練習メニューって海未が作ってるんだっけ?」

 

「ああ、最近はそうだな。最初の頃は、オレたちが作ってたけど」

 

 そういう事で、練習時間となり一階の玄関へ向かう俺たち。にしても、料理人が居るとか、かなり驚きました、はい。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

「これが!合宿での練習メニューになります!」

 

「凄い、こんなにびっしり……」

 

 全員が練習着に着替え、外に集合したところで練習メニューを考えてきた海未の説明が始まった。……いや、全員ではない、数名水着姿の奴も居るが……。遊ぶ気満々じゃんか。

 

「……って海はぁ!?」

 

「……私ですが?」

 

「そうじゃなくて!海だよ!海水浴だよ!!」

 

 穂乃果が海未をツッコんでる。いや、その前にこの練習メニュー、俺たち瀕死になるんじゃね。

 

「ああ、それなら、ほらっ」

 

 すると海未は、楽しそうに練習メニューの一部を指差した。

 

「え、遠泳10キロ……!」

 

「そのあとランニング10キロ……!?」

 

「最近、基礎体力をつける練習が減っています……。せっかくの合宿ですし、ここでみっちりやっといた方がいいかと!」

 

「それは重要だけど、皆持つかしら……」

 

 うん、流石の絵里もこれには苦笑。つーか、絵里。俺たちに助けを求めるな。はあ、と俺たちは溜息を吐く。

 

「……えーとだな、海未。練習は夕方からにするか」

 

「だな。今詰めて体を壊しちゃ合宿の意味が無くなるぞ」

 

「そ、それは、そうですが……」

 

 後、一押しって所か。

 

「まあいいんじゃないかしら。μ'sはこれまで部活の側面も強かったから、こんな風に遊んで先輩後輩の垣根を取るのも、重要な事よ」

 

「で、ですが……終わったら練習ですよ」

 

 絵里の一言で、海未が折れた。

 まあそういう事なので、

 

「穂乃果たち。行ってよーし」

 

「やったにゃー!」

 

「海だ海だー!」

 

「あんた達、待ちなさーい!」

 

 と、穂乃果たちが海へ向かって走って行く。また、他のメンバーも海辺に走って行く。

 

「さあ海未、私たち行きましょう!」

 

「うぅ、何だか力押しをされた感じですが、解りました……」

 

 少しだけ迷っていた海未の手は、絵里の伸ばされた手に、吸い込まれるように伸びて行った。

 つーか、皆さん(海未を除く)。既に水着を着てたのね……。さて、俺たちは、別荘に戻りますか。

 

「んじゃ、竜也。冷房が効いた別荘に戻ろうぜ」

 

「おう。そうすっか」

 

 戻ろうした俺たちに、絵里が声を掛ける。

 

「何言ってるのよ。貴方たちも来るのよ」

 

「「えー、面倒くさい」」

 

 はもる、俺と竜也。

 ともあれ、俺たちも水着に着替えてから海へ向かう事になった。ま、俺は海には入らないんだけどね。




次回も頑張ります(#^.^#)
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