ラブライブ!~奇跡を紡ぐ物語~   作:舞翼

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サブタイトルが思い付かない(-_-;)


第9話 素直になれたら

 ファーストライブが終わった翌日。俺と竜也は掲示板にスクールアイドル募集のチラシを貼っていた。後、昨日の事にも語って於こう。

 俺たちμ’sはファーストライブが終わった後に、クレープを食べに行ったのはいいが、途中で目に入ったゲームセンターで遊ぶ事になった。リズムゲームとかモグラ叩き、クレーンゲームやコインゲームとかだ。いやね、金は、俺と竜也持ちって知ってるよね。2時間もゲーセンに居るとか。つーか、ライブ後なのに元気だなっ!って思ったけど。……まあうん、だから今月マジで危ないんだよね……。こういう時に頼れる友人(絢瀬)とも、今は剣呑な感じだし。マジでどうすっか?『穂むら』に乗り込んで飯を食わせて貰うとか?でもなぁ――――的な感じなんですよ。

 

「……マジでどうしよう。今月の飯」

 

 チラシを貼り終わり、溜息を吐く俺。

 

「まあ、昨日かなり使ったからな」

 

「……声、洩れてたか?」

 

「おう、バッチリな。てか、生徒会長を頼れよ。近所なんだろ?穂乃果さんたちも幼馴染なんだし、何とかなるだろ」

 

 絢瀬に頼るのはともかく、穂乃果たちに頼るのはなぁ。あれだ、男の威厳ってやつ。……つーか、俺に男の威厳なんかあんのか不安だわ。

 

「……まあ何とかする。てか、何とかしないと餓死するからな、俺」

 

「どうにもならなかったら、オレんち来いよ。飯くらいなら出してやる」

 

 ……やっべ、俺涙出そうだわ。

 

「サンキュ、その時は頼りにさせてもらう。てか、穂乃果たちは何処行った?」

 

「確か、アルパカの所だったような」

 

「ふーん、アルパカねぇ。てか、音乃木坂にアルパカ居んのか。珍しいな。つーか、あと1人どうする?」

 

 そう、後1人である。部設立まで後1人だ。いやまあ、候補は挙がってるんだけど。

 

「やっぱ、小泉さん。星空さん。西木野さん辺りか?……大穴で、生徒会長、副会長とか」

 

「……絢瀬はどうかなぁ。あいつにはそれなりの理由があるだろうし。…………頑固だし、意地っ張りだし、頭硬いし、頑固d――」

 

「ちょ、ストップストップ!悪口のループになってるからね!」

 

「……マジか。気付かなかった」

 

 うん、完全に無意識である。

 

「にしても、翔太。生徒会長と仲が良いんだな」

 

「そうか?普通じゃね。てか、あいつ、学園の外では意外とポンコツだぞ」

 

 特に、友人関係ではポンコツかもしれん。

 そうこうしてると、朝のチャイムが鳴った。

 

「やべっ!教室に戻らないと!」

 

 俺はその場から教室へ足を向けると、竜也は慌てて声を上げる。

 

「ちょ、待て待て!まだ貼り終わってないからな!」

 

「おま、まだ貼ってたのかよ!ダッシュだダッシュ!」

 

「お、おう」

 

 そう言って、俺と竜也はこの場を慌ただしく後にした。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 昼休み。購買でパンを購入し中庭に向かってる途中で、竜也が何やらスマホを操作し見せてくる。……これは、動画か?

 

「……何の動画だ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――昨日のライブの動画だよ。誰かが撮ってネットにアップしたらしい」

 

 そう、画面から流れ出した映像は、昨日、穂乃果たちが歌い、踊った曲。START:DASH!!だ。投稿掲示板を見る限り、ライブはかなりの高評価だ。

 

「……その動画、いつ頃見つけたんだ?」

 

「えーと、オレが朝スマホを弄った頃だから、7時位か」

 

 これは、あいつ(絢瀬)が投稿者だ。てか、あいつ以外にはありえん。

 

「(……低評価を見せて、やる気を失くさせるって考えたけど、予想は裏切られたって所か)」

 

 つーか、屋上の使用許可って取ったのか?勝手に使ってるけど。てっとり早いのは、理事長からの許可だな。

 

「竜也。俺はちょっと用事ができた。飯に遅れるかも」

 

「どうかしたのか?」

 

「いや、屋上の使用許可取りに、理事室に行こうと思ってな。……もう使ってるんだけどね」

 

「そういうことなら一緒に行くよ。穂乃果さんたちには、遅れるかもしれないってメールを入れておく」

 

 そう言って、竜也はスマホを操作し始めた。

 メールを送った後、俺たちは理事長室へ向かう。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 現在、俺たちは理事長室の前に居ます。偉い人が居る部屋に入ると時って、何か緊張するよね。

 だけどまあ、俺がノックをする。

 

『はい、どうぞ』

 

 俺はドアを開け、

 

「「失礼します」」

 

 俺と竜也は一礼してから部屋の内部へ入って行く。てか、絢瀬と東條先輩が何で居るんだ?まあ、それは置いておこう。

 

「2年の後藤君と清水君じゃない。どうしたのかしら?」

 

 理事長は机に肘を付け、手を組みながら聞いてくる。

 

「使用許可を取りに来ました。いやまあ、もう使ってるんですけど」

 

「でも一応、許可の一声下さい。って感じで来ました」

 

「ああ、そういうこと。スクールアイドルの練習で、屋上を使ってる件でしょ?」

 

 頷く、俺と竜也。

 

「ええ、構わないわ。許可します」

 

 俺たちはその場でハイタッチをする。

 

「なら、理事長!生徒会で動く事も許可して下さい!」

 

 絢瀬は、堪らず。といった感じで声を上げる。

 

「それはダメよ」

 

「何故ですか!?それに、今更スクールアイドルで廃校阻止なんて無謀すぎます!」

 

「そうかしら?世間では評価が良いらしいわよ」

 

 理事長は、机の上に広げていたノートパソコンの画面を絢瀬の方へ向ける。

 

「この前のライブの。誰かが撮ってたんやな」

 

 東條先輩がそう言った。

 その瞬間、絢瀬の蒼い瞳が揺らいだ。まあ、期待が大きく外れたから仕方ないと思うけど。

 

「オレたちは失礼します。行こうぜ、翔太」

 

「おう」

 

 そう言って、俺たちは理事長室を出て、一礼してからドアを閉めるとする。

 だが、俺は締まる前に口を開く。

 

「――――絢瀬。気張りすぎるな。肩の力を抜けよ」

 

 それと同時に、ドアが閉まった。果たして、絢瀬は俺の言葉の意味が分かってくれただろうか?まあ、深い意味はないんだけどね。

 時間も間に合ったという事で、昼食は穂乃果たちと摂れました。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 放課後。俺と竜也は、練習する為屋上に向かう途中で、今朝掲示板に貼り出したアイドル募集のポスターを見ている少女が目に入った。若葉色の髪に眼鏡、1年のリボンだ。

 

「お、小泉さんじゃん」

 

 小泉がビクッと反応する。んで、俺は竜也にチョップをかます。

 

「アホ。小泉がビビってるじゃんか」

 

「あ、悪い……」

 

 そう言ってから、俺と竜也は小泉の元まで歩み寄る。

 彼女の手には、スクールアイドル募集のチラシ。

 

「昨日は、ライブに来てくれてありがとな。助かった」

 

「だな。オレの言葉だけじゃヤバかったかもだし」

 

「い、いえ……そんなことは……」

 

 彼女は俯き、言葉を探してるようだ。まあ、無理な勧誘もアレだし、穂乃果たちの元に向かうか。

 だけどまあ――、

 

「アイドルに興味があるんだったら、本気で考えてみてくれ」

 

「μ’sはいつまでも待ってるし、逃げないからね」

 

「……は、はい!」

 

 小泉は顔を上げ、元気良く返事を返してくれた。……これで、彼女が前に進めたらいいんだけど。

 てか、何だ。この落ちてる手帳は?……生徒手帳か?失礼ながら中を覗く。いや、名前が解らないと、返そうにも返せないしね。

 

「……西木野真姫?」

 

 竜也がそう呟く。

 

「あの子もアイドルに興味があるのか?」

 

「あ、たぶんそうかもしれません!私の前にここに西木野さんが来てて、チラシを持って帰るの見ちゃったんです」

 

 ふむ。鞄にチラシを入れる為開けた時に、生徒手帳を落としてった所か。

 うーむ、どうすっか?俺が唸っていたら、小泉が話しかけてくる。

 

「あ、あの。私1年ですし。西木野さんのお家も分かりますので届けに行きます」

 

 ……これって、ある意味チャンスなんじゃね。

 

「――――それ、俺も行っていいか。話したい事があるしね」

 

 竜也は練習のサポートだ。大勢で押し掛けてもアレだしね。

 小泉はぎこちなく頷いた。

 

「あ、はい。大丈夫かと」

 

「そか。んじゃ、穂乃果たちを頼んだぞ。親友」

 

「おう。こっちは任せとけ」

 

 俺と竜也は拳を合わせた。

 こうして、俺と小泉は西木野家に向かう事になった。




時系列がズレそう(^_^;)

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