渓流は今日も平和です   作:シャーペンの芯

4 / 6
遅くなってしまいました。


理由?ほら、モンハンって面白いじゃないですか。
しかもふし幻TODもセカンドシーズン突入って事で色々あったんですよ。



はい、すみません。完全に遊んでました。


しかも今回は駄文です。


お許しください!


第3話 予感と危機

前回のあらすじ

 

ハンターがリオレイアを狩猟した。

 

怖い、ハンター怖い…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の名はユウタ。

なに、どこにでもいるただのしがないハンターだ。

 

今回はユクモ村の村長直々の依頼という事で渓流へと足を運んでいた。

狩猟対象は『陸の女王』と名高い雌火竜、リオレイア。

並みのハンターでは到底太刀打ちできない手強いモンスターだ。

まあ、今はもう既に狩猟は終え、帰り道の途中だ。

 

今の俺の装備は黒炎王一式、武器は太刀で銘は真飛竜刀【アレクス】。

発動スキルは真・黒炎王の魂、高級耳栓、弱点特攻、後、偶然いいお守りが出て来たからこれに業物も追加される。

まあ、こんな所か。至って無難な物が多いな。

 

スキルとはモンスターの素材から作られた装備を身に纏うことによって発動する不思議な力の事だ。

 

効果は様々で、力が増したり、長時間走っても疲れにくくなったり、噂ではとあるモンスターの装備を身に纏ったハンターが強力な攻撃を受けたのだが、奇跡的に立ち上がることができたとも言われている。

 

まあ、このように多種多様な効果があるのだが、過信は禁物。

どんなに優秀なスキルが多く発動していても身に纏う装備の基本性能が低ければ意味がない。

 

まあ、その逆も良くはないが、普通は基本性能を重視する。

 

ざっくりといえばこのスキルを付ければ死ににくくなったり、狩りが順調に進みやすくなる。といった感じだろうか。

 

 

 

黒炎王ゆうた?何のことかさっぱりわからんな。

 

 

 

「ユウタさん、さっきから何を考えてるんですか?」

 

 

 

俺に呼びかける一人の女性の声。

顔を上げると、イャンクックの素材から作られたクックX一式を身にまとった女性が不思議そうな表情を浮かべていた。

彼女の名はリナ。

最近G級へと昇進したばかりのハンターで、同行を申し出てくれた。

武器はライトボウガンで銘はエルダーバレットだ。

 

 

 

「ん?いや、あの時の事がどうもな」

 

 

 

「あ、あの時の事って旦那さんが言ってた事がニャ?」

 

 

 

紫毒姫XX一式を装備した青い毛並みのアイルーが少しびくびくしながら俺に質問してきた。

こいつの名はアレン。

長年俺の狩りを支えてくれるオトモアイルーだ。

 

アイルーとは、まあ簡単に言えば二足歩行の猫、くらいの認識で構わない。

中には人間の言葉を話して社会に溶け込む者もいたり、こいつのように特技を習得して狩りをサポートしてくれる者もいる。

 

 

 

「あぁ、そうだな」

 

 

 

アレンの言うあの時の出来事とは、リオレイアの討伐後、俺が感じ取った気配の事だ。

長い間こういう仕事をしていると不思議と気配に敏感になってくる。

 

視線を感じた俺は湖の方へと視線を向けたのだが、そこには何もいなかった。

あの時は皆がそれなりに疲労していたこともあり、気のせいかと思って撤退したが、今思えば誰かに見られていたのでは無いのかと思う。

まあ、確証のない話なんだけどな。

 

 

 

「ニャ、ニャァ………、もしあの時別の大型モンスターが乱入してきたらと思うと恐ろしくて仕方がないニャ………」

 

 

 

俺の返答に、アレンは自身の青い毛並みをブルブルと震わせていた。

こいつは昔からかなり臆病で、モンスターに近づくのがあまり得意ではない。

その為、基本的に自分から攻撃する事はなく、回復笛や、罠といった援護系のサポート行動を得意とする。

常に前線に立つ剣士である俺にとっては大変ありがたい存在だ。

 

 

 

「フン、伝説のハンターのオトモとあろう者が情けないニャ」

 

 

 

そんな中、ビクビクしているアレンを見て、溜息を吐き、呆れた表情を浮かべているもう一匹のオトモがいた。

赤い毛並みに土砂竜ボルボロスの端材で作られたボロスXネコ一式を身にまとっている。

彼の名はケルト。

リナのオトモで、どんな大型モンスターでも果敢に立ち向かっていくアレンとは正反対の勇敢な性格だ。

 

 

 

「こら、ケルト!そんな言い方しちゃ駄目でしょ?」

 

 

「フン………」

 

 

 

リナがケルトに向かって叱りつけるが、彼はそっぽを向いてしまった。

 

 

 

「いいんだニャ、リナさん。ケルトの言う通り、ボクは憶病者の役立たずなんだニャ」

 

 

「そんな事ないわよ。アレン君だってしっかり狩りに貢献してたじゃない」

 

 

アレンの言葉を聞いて、落ち込ませないように慌ててリナはそう言った。

そう、彼女の言う通り、今回は回復笛や鬼人笛、罠といったアシストで貢献していたし、先ほどにも言ったが、今回だけではない、アレンはこれまで幾度となく俺の狩りを支えてきてくれた。

 

何かあるとすぐに悲観的になってしまう事がこいつの悪い所だ。

 

確かにアレンは臆病だが、決して役立たずなどではない。

 

落ち込むアレンを慰めようと、俺は頭の上にポンと手を置いた。

 

 

 

「あぁ、リナの言う通り、お前はしっかり活躍していたさ。今回の狩りだってお前のアシストがあって成功したんだ」

 

 

「ほ、ホントかニャ?」

 

 

「あぁ、何度も言っているが、お前は役立たずではない。俺の大事な相棒さ」

 

 

「うぅ、だ、旦那さ〜ん!!」

 

 

「おっと」

 

 

涙目状態のアレンが俺胸元に飛びついてきて、鼻水を垂らしながら擦り付ける。

そして俺はアレンを慰めるように頭を優しく撫でた。

 

いつも胸元に鼻水を付けられるのだが、今回は防具を身に纏っているためそこまで気にはしていない。

 

とまあ、いつもこんな感じで慰める。

 

こいつには長年頼りにしているからいつも万全の状態にしてほしいからな。

 

 

 

リナは俺とアレンのやりとりを見て優しそうに微笑み、彼女のオトモであるケルトは呆れたような表情を浮かべて明後日の方向へ顔を向けるものの、それ以上は何も言わなかった。

 

 

 

彼も情けないとは言ったが、役立たずとは一言も言っていない。

 

とはいえ、自分の発言が原因であることに多少の責任を感じているのだと思う。

 

 

まあ、余計に面倒なことに発展しても困るので何も言わないでおこう。

 

 

とりあえずアレンを宥めることにはなんとか成功したから良しとするか。

 

 

 

 

だが、目の前の案件は解決したものの、俺の中の不安はまだ払拭しきれていない。

 

もし、渓流に大型モンスターがまだいたとしたら………、

ふむ、一応村長やギルドマスターに報告して後日、採取ついでに探索の許可も貰えるように頼み込んでみるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、いきなりだが、皆は極限の空腹を味わった事があるだろうか?

飽食時代の日本に生まれてきた私には到底縁遠い物である。

だが今私が立っているこの場は平和とは程遠い弱肉強食の世界。

当然、食料は自分で捕らないといけないわけで…………、

 

 

 

 

グウゥゥゥゥ〜………、

 

 

 

あうぅ、お腹空いたぁ………。

まさか狩りがこんなに難しい物だったなんて………。

 

確かに、海竜種であるタマミツネになった事で水の中を泳ぐ事が出来るようになった。

だけど泳げるようになったからと言っていきなり餌となる魚が取れるようになるとは限らない。

 

はっきり言おう。

私の狩りの結果は全戦全敗。何度も挑んだけど一匹も捕まえられずに終わってしまいました。

 

 

だって思ってた以上に速いし、追いついたとしてもすぐに逃げられちゃうし………。

 

 

 

なら生肉を食えって?

昨日まで人間だった私がいきなり生肉なんて食べられるわけないじゃん。

 

 

 

しかも大型モンスターになったからなのか、エネルギーの消費量が尋常じゃない気がする。

 

 

 

グウゥゥゥゥ〜………、

 

 

 

気がするじゃない、これ絶対にエネルギーの消費量が人間だった時より多くなってる。

 

 

 

こ、このままじゃ日が昇る前に飢え死にしちゃうよ…………。

 

 

 

誰か…………、

 

 

 

誰か私に、食べ物を恵んでくださーーーーーーーい!!!!




主人公ピンチ!次回で最終回なるか!?
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