カメ更新ですがよろしくお願いします。
2017.7.14
劇場版にあわせる為少し修正しました
第壱話 不変の誓い(アンモビウム)
私達の役目はこの■■を守る事だ
その時に■■■■■■は私を含め4人…
その目的は■■■■■■の■■と■■■■■■
私はこの世界が好きだ…
優しい両親と姉…
そしてクラスメイトと先生…
私は今度こそ大切なものを失わない為に■■…
あの子がそう言ったのを私は覚えている。
勇者御書.298.4.30
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神様が、此処が困難な世界だと言っていたが、此処まで酷いとは思ってなかった。
まず、私が転生した世界は日本の四国地方以外が滅びた世界だった事だ。
今の神世紀とされる前、大規模な死のウィルス蔓延し、人類は滅亡の危機になった時、神樹と呼ばれている神の使いが四国を守る結界を作り出し人類を守ってくれているらしい。
この世界の歴史を調べようとしたが…平成の記録が…いや、この時の大規模な災害に遭った記録が無く、あったとしても、一部が墨で黒く塗り潰されていている為に、平成から神世紀の今年までの詳しい歴史が分からない事になっている。
実は私が閲覧した資料は一般には秘匿されている為、ある組織に所属していなければ許可は下りない。
それが出来たのは、今の両親と歳の離れた姉が関係している…
私の今の両親と姉は、大赦と呼ばれる組織に属しており、私もこの世界の過去をある理由から知りたくなり大赦に両親に頼み込んで資料の閲覧を許可を得て読んでいたけど…平成前の歴史は転生する前の世界と同じだったのが少し驚きだった…
私の二度目の人生は、波乱に満ちた物になりそうだった。
その理由は、私は大赦によって
もしかしたら、神様はこの事を予知していたのかもしれない…
そう思ったのは、携帯端末に神様からのメール送られてきた事とその内容だった…
「特典を今使えるようにしました…あと4つの特典は、よく考えて申請してください…それと私はその世界の『神樹』とは別物の神様と思ってください(私たちの存在は人によっては、悪魔ともなる存在らしいですので)
このメールが届く頃に貴方は、この世界の事件に巻き込まれているでしょう…それを解決する為の力だと思ってください。
特典を申請する時は、このアドレスに送ってもらえれば遅くても1週間で使用が可能となりますが、禁則事項に触れた特典は申請が破棄されるので注意して下さい
この様な世界に送ってしまった私を恨んでもらっても結構です…ですが貴方ならこの世界を幸せに生きられると信じています」
あの神様には、今度会ったら謝りたいと思うほど失礼な態度を取ってしまったが…神様の付けてくれた3つの特典には感謝している。特典内容は以下の通りだ。
1・他の転生者の特典の無効化
2・あらゆる傷を癒す治癒能力
3・自分自身と身近な親しい人の危険察知
神様のメールには特典の説明も書かれていた。
「まず、『他の転生者の特典の無効化』ですが、悪質な転生者による被害を無くす為の手段と思ってください…この特典は、転生者から催眠や洗脳などの転生特典を無効化できます。(催眠や洗脳の特典は禁則事項となっています)
但し、転生者が自分のランクより上の場合(あなたはAランクですので心配はないと思いますが同じAランクとの転生者の特典は無効化出来ませんので注意してください)
それと、その転生者が転生先で得た能力は、無効化出来ませんので注意してください。もし違反者が襲撃した際は、空メールで十分ですので私まで報告してください。至急対処します…
治癒能力は怪我をした所を触れて念じる事で使用できますが、傷が深ければ深いほど負担が掛かり、貴方の体に何かしらの異変が出ます(発熱や疲労ぐらいですが、使い過ぎれば数日動けなくなる可能性もあるので注意して使用してください)
『自分自身と身近な親しい人の危険察知』についてですが、注意点があります。
それは、その危険がどのように起こり、どの様な被害を出すのかが分からない事です。
この特典は私ではなく、貴方を担当した死神が提案したものです。この特典により無条件に自分自身に対する危険も自動的に回避出来る様になったので、最悪貴方が事故死する事はないですよ。
なぜ、そのような特典を付けたかはあなたには理解できるでしょう…
それと、禁則事項ですが分かりやすく言うなら『非人道的な行動』さえしなければ問題なしです。
特典の申請の注意点として、転生後のルールとして忠告しておきますが、よくある事なので書いておきますが…
その世界での死人の蘇生や、その世界にルールに反する特典は申請が却下されます。
あと、4つの特典の申請をどのようにするかは、慎重に考えてくださいね…もし特典の参考に資料室を使用したい時は、連絡をしてください。一時的に資料室の利用を許可します。」
神様には迷惑を掛けてしまったのでお詫びのメールもした時に「私のお節介ですので気にしないで、第二の人生を過ごしてください。貴方自身のこの先についても不安がありますが、何かあったら連絡してくださいね。愚痴ぐらいなら聞きますよ」とメールが返って来た時には暫くメールのやり取りをしていたけど…仕事平気だったのかなと自分でも少し反省したので、重要な時に頼ってみようと思った。
それと困った事が一つあるとしたら、この世界の両親と姉に転生者という事が私の不注意で、三歳の頃にばれてしまった事だ。
理由は簡単だ…私があまりにも子供らしくない事と、私が日常生活に必要な事をすぐ出来る様になったりした事だ。
今思えば、そうですよね…トイレや歯磨きがすぐ出来る様になって箸の持ち方まで数日で出来る様になったら変に思うよね?
その後、家族会議で私はすべてを話したけど…両親と姉は私の前世での生き方と、死んでしまった理由を聞いた時に両親と姉はその内容に絶句にしていた。
その話をした後で、ある騒動を私は起こしてしまうのが…その事件で両親と姉は私を家族として認めてくれた事を知り、今でも嬉しく思っている…
私は、両親と姉が大赦に勤めている関係から、格式の高い小学校である【神樹館】に登校している。
私は前世の世界では、学園生活では、ほぼ友人は無いと言ってもいい人生だった。
その為か、同年代のクラスメイトと遊ぶのが楽しいと思えた。
30代前半であのような悲惨な目に遭って死んだ私だったが…たまに、クラスメイトと遊んでいると、
そのせいで、クラスメイトと先生には迷惑を掛けてしまったが、こんな異質な私でも受け入れてくれる事には感謝したい…
そんな不安もある私だからこそ両親と姉は
私は朝の教室で、今までの事を思い出していた時に「こんにちは」と落ち着いた声の挨拶が聞こえたが、その声のクラスメイトに挨拶で返した。
同じクラスの鷲尾 須美さん…特別仲は良くはないけど、悪い訳でもなく普通のクラスメイトの印象が強かった
鷲尾さんは自分の席へ付いた時に、隣の席で突っ伏して寝ているクラスメイトに少し困惑している…と言いたいけど不機嫌そうにも見えた。
そのクラスメイトが、どうやら夢の中で母親に怒られたのか「あわわっお母さんごめんなさい!!」と言って飛び起きた…クラスが静まっている時に、此処が家では無い事に鷲尾さんが突込みを入れるとクラスがどっと笑いが満ちその子は赤面しながら席に着いた。
その子の名は、乃木 園子さん…見た目は上品なお嬢様に見えるけど…私から見たら危なっかしい天然ボケ少女だ。
見た目とは以外なのは、大赦の中でも大きな発言を持つ乃木家のお嬢様だけど…そんな風には見えないのはいつもボーっとしてして見えるのが理由だと思う…まあ…私も人の事を言えた義理ではないけどね…思考が大人だしね…
その後、鷲尾さんと乃木さんは何か話しているみたいだけど…どうやら変なあだ名を乃木さんに呼ばれ鷲尾さんが抗議しているみたいだった…私も被害を受けており「ゆんみー」や「みんみん」と呼ばれていたが…呼びづらいだろうと思ったが最終的に「ゆっきー」で落ち着いた。(乃木さんは「普通でつまらない」と言ったけどこっちの方がいいと思っての提案だったけど…それにあだ名に慣れていないのも理由だ)
そんな二人のコントみたいな会話を聞いていると、担任の先生がやって来ていたのに気が付き自分の席に座り、朝の学活が始まろうとした時に近くの席が空席だったのが気になった。
この席の子は、休むことはないので遅刻かな?と私が思っていたけど、丁度日直の子が号令をかけようとした時に、駆け込んできた一人の少女が「はざーすっ!ま、間に合った!」と言ってるけど…三ノ輪さん…間に合ってない…
先生に出席簿で軽くポンポン頭を叩かれているが、この先生の癖なので許せるのが不思議だ…
前世でも同じような事していたので先生が生徒思いなのがよく分かっているのでクラスが笑いに包まれた時に私も釣られて笑ってしまった。
この子は三ノ輪 銀さん…この子も大赦の中でも発言力がある一族の出身だけど…乃木さんとは違った意味で魅力を持った少女だ。
今も足早に自分の席に戻り周りのクラスメイトに話しかけられ応対していた。
近くの席で話した事が多かったので分かるけど、この子は底抜けに明るい性格をしており、周りを元気づける魅力がある。
だけど弱点は…教科書を忘れたと言って話していた子に笑われながら教科書をその後見せてもらっていた事だ…ある意味そこが抜けている…
三ノ輪さんのアクシデントで一旦朝の学活が遅れてしまっていたけど、気を取り直して今日の日直が号令をかけた…
「起立」
「礼」
「拝」
この拝の時は、礼のまま手を合わせて神樹に、一日の感謝を伝えるのだけど…神樹を祭っているのは分かるけど…私は異常と思ってしまうのは転生者だからなのかもしれない…
私は、この世界の歴史に興味を持ち調べてはいるものの、神樹についての記述はないと言ってもいい。
もし、あっても墨で塗り潰され閲覧が出来ないようになっていた。
特典を使って塗り潰されている所を読めるようにしようとしたけど「この世界のルールに違反するので却下されます…その内わかりますよ」と神様に申請が却下された事を告げるメールが来たけど…どんな秘密があるのかは気になったが自分で突き止めるのも面白いと思い独自で調べている。
そのせいか…大赦からも、ある程度の資料の閲覧の許可が、下りてはいるけど…家族に迷惑が掛からない程度に調べている。
その後「着席」となり今日の一日が始まった。
やはり神樹を祭っている学校の影響からなのか、神道や道徳の授業が多くあるのが特徴だったけど…
はっきり言うが…神道の授業は別として、私にとっては退屈な時間となっている…
理由は……転生者である事だ。(察してください…私は一応大学を出ています…)
だが、休み時間はクラスメイトとの交流を楽しもうと思っている為、前世の学園生活より楽しいと思っている。
今日は、読書がしたかったので図書室で過ごしていたけど…この後の予定が不安だった。
確か、夕方にお役目の為の訓練があったんだ…上手く出来るかな?
そんな事を考えている内に昼休みが終わりそうだったので教室に戻ろうとした時…
鈴が遠くで鳴り響いた後、大きな衝撃が鳴り周りの空気が変わったのを私は感じた。
私は確認の為に自分のクラスまで駆け込んだが、行く途中ですれ違う使徒たちを見かけた…やはりおかしい…
周りを、見て見ても行動しているのは、今の所私しかいない…
時が止まってしまったように皆動かないのだ…
私は教室に着くと二人のクラスメイトが話し込んでいた…
「鷲尾さん…三ノ輪さん…動けるんだね?」
私はお役目に付いた二人に話しかけていた
「綾川さんも動けるって事はやっぱり…」
鷲尾さんが私に確認してきた事に、うなづく事で同じお役目に付いた事を示した。
「二人ともここに来ているって事は…お役目の時間がきたって事か…」
三ノ輪さんが真剣になって話している時に…
近くで能天気にあくびをして目覚めていた乃木さんがいた…
周囲の異常な空気に対して飛び起きるかと思っていたら…夢オチでまた寝直そうとする乃木さんは本当に
強者だ…
流石に乃木さんのこの行動には、鷲尾さんと三ノ輪さんも同時に大声で「「寝るな!!」」と突っ込んでいた…
この現象は家族から聞いてはいたけど…予定より早いのが驚いていた。
この時間停止の後に来るのは…神樹の力による樹海化…
不安はあるものが「私たちが
屋上であろう場所に私たちはいたけど…
本当に、おとぎ話の世界に迷い込んだみたいな気分になるわね…
ほぼすべてが、樹木の世界となっていてどこまでが人が、住んでいた土地なのかもわからなかった…
そんな時に、三ノ輪さんが「自宅がある場所もわからないね…イネスって何所かな?」と質問してたけど…そこ気にする事かな?どうやら敵の襲撃で被害が出るのを、心配しているみたいだけど、撃退すれば元に戻るって鷲尾さんは言うけど、私の予想だけど…鷲尾さんは無意識だと思うけど自宅がある方向を、確認しているのが分かった…分かっていても心配なんだ…私もそうだけどね…
私の自宅も今は樹海の一部になっているので確認は出来なかった。
乃木さんといえば…「綺麗だね…これが神樹様の力による樹海化か~」とのんびりマイペースに言った…
乃木さん…確かにそうだと思っていても…普通はパニックにならない?
鷲尾さんと三ノ輪さんも、そう思っていたらしく「事前に聞いてなかったらパ二くっていたかも…」三ノ輪さんが言った後に鷲尾さんも同意していた。
その後に、この町のシンボルでもある大橋…私の前世の知識では瀬戸大橋の方には、樹海化の影響があり、吊り橋のワイヤーで確認出来るくらいだ。本当だ…鷲尾さんが言ったけど根を張ってる所で元々橋だった原型がまだ分かる。
「でも、分かりやすくていいよね。アタシ達のお役目は大橋を守る事なんだから」
と三ノ輪さんが言った後に、乃木さんが神樹の存在も分かりやすくなっている事を言ってくれた。
確かに、大木になって確認しやすくなっている…
三ノ輪さんが「じゃ、そろそろ…!」と表情を引き締めた。三ノ輪さんの携帯端末を取り出した時に、鷲尾さんと乃木さんも携帯端末を取り出した。
私も携帯端末を取り出し、4人でこのお役目をするために配信されたアプリを起動させ変身アイコンを同時に押す。
このアプリ…敵と戦うために神樹の力を纏い、大いなる力を得る事が出来る[勇者システム]
神樹の力を得た勇者たちは植物を象り、それぞれの花を咲かせる…
私は純白の戦闘服を纏い勇者になった…私の武装は…盾
私は勇者となった三人を見た
鷲尾さんは明るい青の戦闘服で武装は弓
乃木さんは黒に近い紫色の戦闘服で武装は槍
三ノ輪さんは明るい赤の戦闘服で武装は斧
お互いに勇者となった姿を確認した私達は大橋の方へ向かった…
無意識に真剣な顔で私はこう言っていたと乃木さんから聞いた。
「守って見せる…世界も…今度こそ大切なものを失わない為に私は戦う!!」
次回は戦闘回と祝勝会のシーンとなります。
アンモビウムは、後もう二つの意味があります
オリヒロの花は決まっていてこの先の展開で公開しようかと思っています。