鷲巣/閻魔の聖杯戦争   作:Fabulous

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ツッコミどころ満載だとは思いますが頑張って書きます

麻雀要素はあんまりありません


鷲巣降誕

努力は報われる……僕はそう信じていた……

 

 

ウェイバー・ベルベットは最悪だった。自身の全てを注ぎ込んだ血と汗と涙の結晶である論文を講師に散々にこき下ろされ魔術師としても人間としてもプライドをズタズタにされたからだ。そこに正当性など無く、講師の言い分は明らかに不当……到底納得などできなかった。

 

(おかしい……こんなのは間違ってる。血筋や血統ですべてが決まるなんて…僕を嘲笑した講師や学生達こそ間違っているはずなんだ……っ)

 

そんな思いを胸に今日までひたすら論文を作成し天才である時計塔講師にその論文を提出し評価してほしかった。しかし結果は無残...…あまりに無念だった。情熱を燃やし続けてきたウェイバーだったが今その炎は燃え尽きようとしていた。最早通常の手段では自分は認められない。ウェイバーは願うことしかできなかった。全てをひっくり返すほどの変化が起こることを。

 

 

 

そんな時耳にしたのが聖杯戦争だった。極東の地にて行われる魔術師同士の殺し合いにあのケイネスが参加するという噂。それだけならばたいした興味を引かなかった。ウェイバーは自分の魔術師としての技量は十分心得ていたし自分の力ではどう知略を巡らしても勝ち目はない、正当な評価を得たいという強い渇望は有ったが勝ち目のない無謀な賭けに出るほどウェイバーは愚かでもなかった。

 

 

 

 

 

 

「サーヴァント……」

 

殆どドン詰まりの現状に舞い降りた価千金の情報。聖杯戦争はただの魔術師同士の殺し合いではなかった。サーヴァントと呼ばれる過去・未来・現在に人類史に名を刻んだ英霊達を使い魔として使役し万能の願望器である聖杯を奪い合うのが聖杯戦争だと知ったときウェイバーは歓喜した。

 

(これなら戦える!)

 

 

自分の魔術師としての力は底が知れるがサーヴァントのような超常の存在が自分の力となるなら戦いようはいくらでもある。これだ、これしか自分が這い上がる道はない。少なくともウェイバーはそう信じた。しかも今回の聖杯戦争には壇上にて自分を嫌と言うほど嘲った時計塔随一の実力者であり天才、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトが参戦するのだ。家柄・血統・才能・権力・実力、ウェイバーの遥か高みに君臨する存在だ。純粋に魔術師として戦えば正々堂々だろうが不意をつこうがまず殺される。だが今回は戦争だ。聖杯戦争は全部で7組のサーヴァントとマスターが集う。当然全員入り乱れての乱戦が予想される。そこにサーヴァントという強力な武器を効果的に使えば自分にも十分勝機はある。何よりあのいけすかないしたり顔を敗北の苦渋で歪ませられる、あのとき散々バカにした落ちこぼれの手によって。

 

「聖杯戦争……これに勝てば僕は……」

 

暗い未来しか見えなかったウェイバーの人生に一筋の光明が見えた気がした。

 

 

しかしウェイバーは早くも壁にぶつかる。サーヴァントを召喚する儀式である。言うまでもなくサーヴァントの存在は今回ウェイバーが聖杯戦争に参加した決め手だ。しかし人間を超越した存在をそう簡単には召喚することはできない。冬木における聖杯戦争の英霊召喚はその大部分の魔力を聖杯がバックアップすることによって一個人であるマスターがサーヴァントを使役できる。これならば魔力に劣るウェイバーでもケイネスのような一流の魔術師達に対抗できる要素だ。しかし次に重要なのは肝心要の英霊の選択。人類史に名を刻んだ英霊達とは言えその強さやタイプはまさに千差万別、一騎当千の勇将や権謀術数の策士、果ては怪物や半神のような存在など多くの人々・世界に善くも悪くも影響を与え続ける英霊達の中にも当然、弱点が存在する。煌びやかな栄光を放つ英霊達も最期は以外に呆気ないことが多い。ケルト神話のクー・フーリンは最強の戦士であったが多くの不運や女王メイヴの策略によって潰えた。ギリシャ神話のヘラクレスも数々の試練を潜り抜けたが最期は神の策略によって命を落とした。自国の英雄、アーサー王もまた聖剣を携え国に平和と繁栄をもたらしたが不義の息子によってその全てを失った。

 

運悪く、召喚したサーヴァントの弱点をつける武器や能力を敵のサーヴァントが保有していたらその時点で優劣がついてしまう。戦争に勝利するためにはそんな事態は避けたかった。それに敵もバカではない。どんなに強くても致命的な弱点を持つ英霊では一度や二度戦えてもいずれ分析されこちらの弱点をつこうとしてくる。そうなれば戦争を勝ち抜くことはできない。だからこそ英霊召喚の際に強力で弱点の少ない英霊縁の触媒が必要だった。触媒無しでの召喚も出来なくはないがそうなれば完全な博打、そんな運否天賦で命は賭けたくない。それがウェイバーの正直な思いだった。

 

だがしかし、結果としてウェイバーは触媒を入手できなかった。時計塔の管理する物で触媒になれそうなものをとも思ったが、ウェイバーのような若輩に時計塔が貴重な研究品を貸してくれるはずもなくあえなくおじゃん。盗むという手段もあったが自分では警備を突破することはできないと判断しこれもダメ。仕方なく資料をあさりなにか手掛かりはないかと探すがそんな都合の良いことがそうそう起こるはずもなかった。だがしかし、そんなウェイバーにまさかのチャンスが到来した。

 

切っ掛けは全くの偶然であった。

 

なんとウェイバーの手の中に触媒があるではないか。それも彼のアレキサンダー大王縁の品だ。ケイネス宛の小包をひょんなことから受け取り中を調べてみるやそれが喉から手が出るほど欲しかった聖遺物だったのだ。

この奇跡とも言えるチャンス到来にウェイバーは迷った。聖遺物をケイネスに渡すか、それとも自分が……

 

(どうする?これはチャンスだ!紛れもない決断の時だっ!)

 

ウェイバーは自分が人生の岐路に立っていること、同時にウェイバーは自分が震えていることに気づいた。

 

(どうした!?チャンスだろ!この聖遺物を持って日本に行くんだ!)

 

必死に自分を鼓舞するウェイバー。だが思いとは裏腹に震えは益々大きくなっていく。

 

 

 

(……この聖遺物を盗めば確実にケイネスに知られる。そうなればあの高慢な男は決して下手人を許さないだろう。今は盗まれたことだけしか分からないだろうけど調べれば僕が盗んだことはいずれわかってしまう。彼は僕をどうするだろうか?時計塔講師としての権力で僕を裁くのだろうか?いやひょっとしたら命の危険もあるかもしれない……第一盗んだところで僕は本当にサーヴァント召喚ができるのか……?)

 

既に当初の高揚感は消え失せ、冷静に考えれば考えるほど自らの悲惨な末路が頭をよぎった。

 

 

(でも、だ。万が一、聖杯戦争に勝てば僕はあの天才ケイネスや御三家より優秀だってことをこれ以上ないほどの舞台で示せる。今までの僕に対する不当な評価は逆転するはずだ……)

 

 

 

得るものはリスクと等価交換

 

 

 

(でも負ければそれでお仕舞いだ。聖杯を求めて殺し合いをする魔術師達がサーヴァントより未熟な魔術師である僕を狙おうと考えない筈がない。それこそケイネスに命乞いなんて絶対に通用しないだろう。運よく生き残っても五体満足とは限らないし時計塔に聖遺物を盗んでケイネスを貶めた僕の居場所があるとも思えない...…)

 

 

ウェイバーは恐れた。リスクを、敗北を、死を。

 

 

 

結果は当然……ウェイバーは聖遺物をケイネスに届けた。ウェイバーはチャンスを捨ててしまった。自ら。

 

帰り道。足取りは重く胸中は負の感情に満ちていた。

 

(そもそも馬鹿げてたんだ。正当な評価を得るために殺し合いをするなんて。こんなところで無理はできない。僕にはまだまだ可能性があるんだ。時計塔でじっくりと頑張ればいい……)

 

敗北感・惰性・諦観・無気力・怯え・羞恥……入り混じった多くの言い訳で埋もれながらウェイバーは一人、泣いた……

 

 

 

 

しかし現在に戻り場所は日本、冬木市

ウェイバーは宛もなく町をさまよっていた。

 

(我ながらどうかしている……触媒も用意できず挙げ句折角のチャンスを捨てたってのにどうして僕は此処にいるんだろう。)

 

 

そう、ウェイバーは諦めていなかった。いや正確には今現在も踏切りがついていなかった。あの後、ケイネスに荷物を届け、ウェイバーは後悔した。聖遺物を手にした瞬間変われる気がした。周りに蔑まれる自分から皆に称賛される自分を、人生最高の瞬間を想像することが出来た。もう少しでそれは夢ではなくなっていたかも知れなかった。だが手放した。他でもない自分が。その事を責める自分と擁護する自分にウェイバーは押し潰されそうになっていた。そして後悔の波にとうとう堪えきれず、この冬木の地を踏んだ。

 

 

(女々しすぎる……これじゃバカみたいだ……)

 

 

自分のあまりの情けなさに目を潤ませながらもウェイバーはこの地で自分の人生について考えようとしていた。

ウェイバーは魔術による催眠で現地に住むマッケンジー夫妻を暗示によって説得し彼らの家を当面の自分探しの拠点とした。マッケンジー夫妻を巻き込むことに罪の意識を感じたがどうしてもこの地で答えを得たかった。

 

しかしそう簡単には自分は見つからない。答えを得られず時間ばかり消費し続けることにウェイバーは辟易していた。

 

(このままイギリスに帰るのか? また元のうだつの上がらない毎日に……)

 

 

 

 

そんなときに彼は現れた。

 

 

 

 

ウェイバーがマッケンジー夫妻宅に帰る夜道の帰路、なにやらただならぬ声が聞こえた。

 

「な……なんだ?喧嘩か?」

 

声のする方向を向けば道の先に数人の男達が一人の白髪の男を取り囲んでいた。彼らの手には角材や鉄パイプなど十分に人を殺傷することができる凶器が握られていた。

取り囲む男達の中の一人が白髪の男に詰め寄る。

 

「テメーがイカサマで騙し取った俺達の金!きっちり落とし前つけてから返してもらうぜ!」

 

言われた白髪の男は飄々と言い返す

 

「おいおい……俺はイカサマなんか使ってないさ、逆にそっちが使ってた通しやぎりを見逃してやったんだぜ……」

 

そんな男の挑発ともとれる発言に遂に均衡が破られる。

 

「ふざけやがって!」

「ボコボコにしてやるぜ! おっさん!」

 

「お……おい!」

 

ウェイバーが咄嗟に声を出した瞬間、襲い掛かった男の一人が鈍い悲鳴を上げて地面に倒れた。ウェイバーも他の男たちも何が起こったかわからない間に白髪の男が瞬時に数や武器をものともせずに次々に暴漢たちを倒していった。

 

「残るはお前ひとりだな……」

 

白髪の男が最後に残った既に戦意喪失している暴漢語り掛けた。

 

「ひぃっ! い……命だけは……!」

「こいつらを片付けておけ……道の邪魔だ……」

 

男は興味が無くなったかのように吐き捨て眼前で起こったアクション劇に半ば呆然としていたウェイバーの方に向かって歩き出した。

 

「坊主……今の見ちまったな」

 

男が自分に向かって語り掛けた

 

「え!?……いや……あの……」

「口封じだ……付き合え」

 

まさかの発言に意味が分からないと思っているうちに首根っこをつかまれウェイバーは男につれられる

 

「うぇっ!?ちょ……ちょっと~~~!?」

 

(僕は何しに日本まで来たんだっけ?)

 

あのあと、白髪の中年男はウェイバーを町の繁華街のとある飲食店に半ば強引に連れ込んだ。未だ何がなにやらわからぬウェイバーをよそに彼は席につき既に注文を始めている。さすがにもともと機嫌がいいとは言えないウェイバーはとうとう我慢の限界を迎える。

 

「それで! 僕をこんなところに拉致して一体なにをするつもりなんだ!」

 

しかし中年男はおもむろにタバコを取りだし口にくわえ火を探しているのか着ていた衣服を探りだした。

 

(無理やり連れ出したくせに今は僕のことよりタバコの方がこの中年男にとっては優先度が高いなんて……)

 

ようやくライターを見つけた中年男はくわえタバコに火をつけ、ようやくウェイバーの方を向き口を開いた。

 

「だから口封じだって。旨いもん喰わせてやるからさっき見たことは忘れな……」

 

「はぁーーー?」

 

ウェイバー混乱

 

 

 

 

この中年男いわく口封じだそうだ。

 

この中年男はあの現場を目撃したウェイバーが警察に通報しないように口止めとして晩飯をおごるという。

 

(この中年男はまともじゃないっ。あの騒ぎ、経緯はわからないが一人を多数で取り囲み武器まで持ち出した彼らの方が圧倒的に非がある。この中年男も暴力を振るったがしっかりと調べれば正当防衛なのは明らかで普通は一緒に警察に訳を説明してくださいと頼むとかそれこそとっとと逃げ出せばいのにこれがジャパニーズOMOTENASIなのか?)

 

ウェイバーがそんなことに考えを巡らしていると料理が運ばれてきた。

 

「さ、来たぞ喰え喰え」

 

見たところ大皿に均等に敷かれた魚の刺身? のようだがなんの刺身なのかウェイバーにはまるでわからない。

 

「あの、これなんの刺身ですか?」

 

ウェイバーが配膳係に聴き、配膳係は満面の接客スマイルで、河豚でございますと答えた

 

「へーこれがフグなんですか…ふ…河豚!?」

 

ウェイバーは驚愕した。河豚といえば猛毒のテトロドトキシンを保有する危険な魚で有名だ。

 

(こ……殺される……っ!)

 

ウェイバーは恐怖した。

 

(おごるだのなんだのいってこの中年男は僕を口封じで殺すきなんだ! どうする!? 魔術で暗示をかけて逃げ出すか? だが店内には他にも客や従業員がいるから万一暗示をかけるところを見られたら……)

 

そんなウェイバーの考えを知ってか知らずか中年男はなんの躊躇もなく河豚を自分の口に運び、

 

「まぁまぁだな……」と一言

 

そしてまだウェイバーが手を付けていないことを確認すると

 

「あ? どうした? 遠慮せずに喰ってみろよ」

「そっそれ! 河豚!! ど……毒が」

 

それを聴き間を置いて中年男が吹き出す

 

「クククッなるほど。すまなかったな。そういやお前日本人じゃなさそーだもんな」

 

河豚の安全と味を教えてもらったウェイバーは中年男と別れマッケンジー夫妻宅に帰宅しなかった。遅くなって心配させていることを心の中で謝罪し森へ入る。

ウェイバーは決意した。どんなにか細くてもチャンスに賭けることを

 

「死ねば助かる……か」

 

ウェイバーの手の甲には礼呪が、そして手の中には透明なガラスの麻雀牌が握られていた。

 

 

 

ウェイバーはサーヴァント召喚の儀式に必要な魔方陣を描いていた。勝手に拝借した生け贄の血と己の血で。

 

たいした意味はない。謂わばこれはウェイバーなりの決意表明のようなものだった。

 

行くとこまで行く―─

ウェイバー自身が選んだその証明として……

 

(そもそも無事サーヴァントを召喚できる保証などない。触媒もなく魔術師としても未熟な僕が魔法クラスの英霊召喚を成功させておまけにケイネスや御三家と戦争して勝とうだなんて……どう考えても正気じゃない。だけど……)

 

「そんなの初めから解ってるさ!でも僕はこのチャンスに賭けるしかないんだ!」

 

詠唱を唱える。

 

ウェイバーは自身の魔術回路の軋身を感じたが構わず唱え続ける。

 

「頼む! 二流でも三流でも僕に力を貸してくれるなら悪魔でも化け物でもなんだっていい! チャンスをくれえぇぇ!」

 

ウェイバーの魔術回路が悲鳴をあげる。

 

(どうだっていい! 覚悟はしたんだ!)

 

瞬間、魔方陣が輝き光に包まれる。

 

 

 

急激な魔力の消費によって意識が飛びかけたウェイバーは果たして召喚が成功したのかまだ分からなかった。

 

(頼む、成功してくれ)

 

もはや祈るしかなかった。

 

 

 

 

 

 

「カッカッカッ、わしを呼び出すとは随分無礼じゃの。だがわしがおればこの戦争は負ける道理などない……お主運が良いな……!」

 

 

 

 

 

(成功したっ!)

 

サーヴァントとパスが繋がったことを全身の魔術回路が何より目の前のただならぬ存在感を放つ老人がそれをウェイバーに教える。召喚による疲労も忘れウェイバーは歓喜していた。

 

(やった! 成功した! 最初の賭けに勝ったぞ、僕は!)

 

そんな喜びにただ突っ立っているだけのウェイバーに怒声が掛けられる。

 

「おい! いつまでそこでぼんやりしとるんじゃ貴様! わしのマスターなんじゃろ!?」

「うえぇ!? いやっあの……は、はいっ!」

 

いきなりの叱咤に早速縮み上がるウェイバー。無理もない。相手は人智を越えた存在。本来ならウェイバーが話しかけることもできないほど両者の隔たりは深い。

その事を理解しウェイバーひとまず喜びに蓋をする。

 

(危ない危ない僕としたことが、これはまだ始まりに過ぎない。自分は漸く聖杯戦争における英霊召喚というスタートラインに立てただけなんだ。)

 

そう、ウェイバーを悩まし続けたこの英霊召喚は、本来なら戦争のための当然の準備であり、今頃は他のどの陣営もマスターとサーヴァントが戦略や信頼関係を築く時間に当てているはずだからだ。特にケイネスならば作戦やサーヴァントなど万全の布陣を敷いてるに違いない。間違いなく自分は今回の聖杯戦争で一番出遅れているはずだとウェイバーは冷静に分析した。

 

(浮かれている暇はないっ……このサーヴァントの言う通り早く真名とステータスの確認や今後の方針とか色々やらなきゃならないことが沢山あるじゃないか!)

 

「わ、わかった。おまえの言う通りだ。僕いや私はお前のマスター、名をウェイバー・ベルベットだ。さっそくだがお前の真名とステータスを……」

 

「……れがっ……」

「え?」

 

 

「誰がお前だ! こいつめっ!」

 

 

そう目の前のサーヴァントが言い放ちウェイバーの頬に強烈な平手打ちを食らわせる。

 

「ぶべっ!?」

 

見た目が老人とはいえそこはサーヴァント。ウェイバーは情けない声を上げ数メートル回転しながら吹っ飛んだ。

 

「全くっ……! 近頃の若者は全くもって礼儀がなっとらん! 目上の者に対する敬意が欠けておる! これだからガキは嫌いなんじゃ! おい! いつまで転がっておる! 早く起きてわしに状況を説明せい!」

 

召喚による疲労とこれまでの心労からの解放によって既にギリギリだったウェイバーの心身に今の止めの一撃をくらい彼の意識は消失した。

 

「おい! 小僧! 目を覚ませ! コラッ起きろ! わしをこんなところにほっとくな! 起きろ! 起きるんじゃぁぁぁ!」




ウェイバー19歳 聖杯戦争で生き残る
アカギ19歳 浦辺と死闘 20歳で鷲巣麻雀開始

こいつらなんなの(;´・ω・)




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