タイトルの通り名前の由来について進めていきます。
では、本編どうぞ。
クライン、キリトとの別れの後に気を取り戻した元康が「名前の由来について話しましょうぞ!」と提案してきた。特に断る理由もないのでそれぞれ賛成の意を示した。
「では、まず僕からいきましょう。」
と、樹が控えめに手を上げた。
「僕のアバタ-名は皆さん知っての通り【just】です。これは丁度、という意味ではありません。」
まあ、さすがに丁度ではないだろうとは思っていた。
「えーと、皆さんはP(perfect)H(hide)J(justice)という名前を向こうの世界で聞いたことがありますか?」
PHJか…。またずいぶん懐かしい黒歴史をもってきたな。
俺は確かにその名前を聞いたことがある。しかし、樹がPHJとして闘技場で参加していたとき俺はその場にいなかった認識のはずだ。
ここで知っていると言うのは少し不自然だろう。ラフタリアもその事を気にしているのかこっちをちらちらと見てきている。ここは俺が先に答えておいたほうがいいな。
「知らんな。なんだそれ?」
俺に続き、ラフタリア、アトラ、練が知らないと答えたが、元康だけは知っていると答えていた。どこで知ったんだ?あいつは樹がPHJとして活動しているときは、メルロマルク国土内の山で走り屋をしていた筈だ。まぁ、そんなことはどうでもいいか。
「元康さんは知っているんですか。とりあえず、僕はその名前で傭兵王国のコロシアムで戦っていた時期があります。」
「それが名前の由来のどこに関係するのですか?」
話が長くなると思ったのかアトラが樹に質問した。
「そうですね、justiceという英単語から後ろ三文字を抜くと【just】という英単語になるわけです。」
なんで、後ろ三文字を略したんだ?と聞こうとしたが、それよりも前に樹が話を続けた。
「それでここからは僕の勝手なイメージなのですが、こういうRPGのゲームって名前が四文字までしか入らないと思うんです。だから後ろ三文字を略して意味のありそうな【just】にしました。終わりです。」
そういうイメージがあったのか。確かにドラク○でもⅧまでは四文字指定だったな。おれもそういうイメージがあるかも知れん。
「じゃあ、次は俺だな。」
と、練が声をだした。
「俺の【srave】の由来は剣の【sword】の頭文字の S とうわ言を言うって意味の【rave】そして奴隷という意味の【slave】を文字ったものだ。」
剣にうわ言を言うに奴隷…ね。こいつがどういう意味でこれらを選んだのか聞きたくはないが、聞かなければいけない気がする。
「なんで、うわ言を言うと奴隷なんだ?」
練は少し間を置いた後話し始めた。
「そうだな…とりあえずうわごとを言うからだな。召還されてからしばらくの間、俺は鮭をこいつらやヴィッチ、王と一緒に断罪した。ヴィッチのうわ言に騙されるだけならば愚かな人間だったが、それだけでは飽き足らず鮭に向けて俺もうわ言を言ってしまった。だから【rave】を名前にいれた。」
練の言葉にラフタリアが俯いてしまった。正直俺もあまり気分のいいものではなかった。しかし練はそのまま続ける。
「次は奴隷の【slave】だな。これの由来を話すには前の世界の話をしなきゃな。えーと、俺は取り返しのつかないようなことを何度もした。それに対する罪を償うにはどうしたらいいのだろうと自分なりに考えたんだ。そして答えが出た。助けてくれた鮭に恩返しをしようとしたんだ。それで鮭の仲間はほとんど奴隷だからこの言葉をつけた。」
奴隷という言葉にあまりいいようなイメージを持っていないアトラとラフタリアが小刻みに震えていた。
「あ、すまなかった!本当に悪かった!そんなつもりじゃなかったんだ!」
「いえ、だいじょうぶです。」
そういいながらラフタリアとアトラは平常心を取り戻した。
「では次はこの俺がやらせていただきますぞ!」
次は元康か…。大体わかるからこいつのは聞かなくていいと思ってたんだけどなあ…。あ、他の奴等も同じような顔してる。皆同じ表情してると面白いな。
「皆さんお察しの通り魔界大地のフレオンちゃんが名前の由来ですぞ!」
やっぱりな。
「じゃあ、次は俺な。」
ラフタリア、アトラはどう考えても本名だろうから俺が先に行っても問題ないはずだ。
「俺の名前の決め方は…練とよく似ているな。」
「俺とか?」
「ああ、俺のは盾の【shield】の頭文字の【S】と作るの【make】の【ake】だ。」
「私との子供を作ってくれるんですか!?」
アトラが興奮気味に言った。
「そんなわけないですよアトラさん。」
俺が否定するよりも先にラフタリアが否定した。
「サケ様は私との子供を作るんですから。」
!?ラフタリアは言葉のいみをわかってていってるのか!?
「まあいい、makeは俺が今までいろいろな物を作ってきたからつけたんだ。以上、それ以外に意味はない!」
「じゃあ、次は私たちが名前の由来を…」
「言わなくてもいいんじゃないですか?アトラさん。」
「そうですね。」
皆の自己紹介が終わったのは、日が少し傾いてきたぐらいの時間だった。
「宿を探しといたほうがいいんじゃないか?」
と練が提案した。
「そうですな。では皆で手分けして宿屋を探しましょうぞ!」
そういいながら町のほうへ出て行った。
俺は過ぎ行く皆の背中を見ていた。
なんか不穏な空気のまま終わらせちゃいましたね。
自分でも気分が悪いです。もしかしたら早めに投稿するかもしれません。
ちなみに、尚文の名前は元々別の由来でした。
盾の【悪魔】のデーモンで、サーモンにしようとしましたがスペルミスしてたので急遽makeに変更しました。
お恥ずかしい限りです