fate/Helden und gott   作:HORZON

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初めまして、HORZONです。
fateが好きで書き始めました。
学生なので、投稿ペースはかなり遅いと思いますが、よろしくお願いします。


プロローグ
プロローグ


この世に、「聖杯」と呼ばれるものは、いくつかある。

例えば、キリスト教の晩餐で使われる盃。

また例えば、中世西ヨーロッパの聖杯伝説に登場する盃。

世界中で効果は違えど、形は同じだ。

そう、だからここに、「聖杯」と呼ばれる万能の盃があったとしても、何もおかしくはない。

 

 

一般人から見たら、の話だが。

 

 

だが生憎、この「聖杯」の存在を知るのは、「魔術師」と呼ばれる、一般人とはかけ離れた人間だけだ。

「魔術師」にとって、「聖杯」は、手に入れる事で人生を一変させられる物だ。この世の全ての魔術師にとって、聖杯は一族をかけて手に入れる物だと認識させる程には。

聖杯は、願いを何度でも叶える。

ここまでメリットを見せられて、引ける者は、余程俗世離れしているか、余程の聖人だけだろう。

 

 

そして、この聖杯の所有権を巡って、7人の魔術師と7機のサーヴァントが争うのが、聖杯戦争。

「サーヴァント」とは、魔術師が聖杯戦争をするために呼び出す使い魔である。

だが、普通の使い魔とは違う。

サーヴァントとして呼び出せるのは過去の英雄であり、人々に信仰されている存在のみである。

英雄である為、当然魔術師より強い。だから、もしサーヴァントが魔術師に叛逆した場合、魔術師は対抗出来ずに殺されるしか無い。

だが、その可能性は魔術師に「令呪」がある限り、全く無い。

 

「令呪」とは、サーヴァントに対して魔術師が持っている絶対命令権だ。

令呪を使ったサーヴァントへの命令は、サーヴァントの意思関係なく実行させる。サーヴァントがいくら抵抗しても、抗う事さえ出来ない。

しかし、そんな令呪にも、欠点はある。

それは、「3回まで」という事だ。

令呪は一つ命令を実行する度に一画ずつ減っていき、回復はしない。

 

昔も、聖杯戦争があり、聖杯は現界した。

しかし、過去に日本の冬木という地で聖杯戦争が行われたと言われているものの、聖杯の起動に成功したことは無い…というのが今の最有力の説だ。

聖杯は機械と同じで、現界しても起動しなければ、万能の盃としては機能しない。

だから、冬木の聖杯戦争は失敗したのだ。

そして、5回目の聖杯戦争以降、聖杯の現界は確認されてない。

これで、聖杯戦争は本当に終わったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

だが、聖杯が一つだと、誰が決めた?

 

 

 

 

 

もし、聖杯の技術を誰かが盗んでいたとしたら?

 

 

 

 

終わらない。終わらないのだ。

そして、5回目の聖杯の現界から5年後、聖杯の現界が再び観測された。

聖杯は、ドイツに現界したのだ。

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