お待たせしました。第3話です。
ここからオリキャラが登場します。
『今日からお前は玄野オメガだッ!』
「・・・・」
玄野オメガ。
くろのおめが⁇
・・・オメガ・・・・
「・・・名前の変更はッ?」
『今更無理だッ。』
(勘弁してくれッ・・・。)
一瞬ガンツから雑音が出る。
『・・・おッ?そろそろかッ。』
「店仕舞いかッ?」
『あァ。お別れだ。』
「いろいろありがとうなッ。・・・名前以外は。」
『お前こそ、ちゃんとレイカ幸せにしろよッ?』
「言われるまでもないッ。」
「『じゃッ、またな俺ッ。』」
俺たちの一言を最後にガンツから『Ω』のマークが消え元の漆黒に戻っていった。
数日後。
あの後、俺は早速身分証と経歴の偽造作業をした。
ちゃんとした服も買い玄野計とガンツの部屋、そしてレイカの家から近いところに住居を購入。
今の所順調に事が運んでいるようだ。
そういえば俺は俺自身の体の変化の一つに気づいた。
最初はいろんなことが起きて気づかなかったが、
自分の髪の毛の色が明るい茶髪から漆黒の黒髪へと変化していた。
大して自分の髪色については気にしていないがこれはこれで好都合だった。
いつの日かこの時代の俺と出会う日が来る。
見た目は瓜二つだが髪色が違うだけでなんとか判別ができるハズだ。
それにレイカが俺と玄野計の違いに気づくことができる。
次に俺がしなければならないことは転入先だ。
わざわざ玄野計と同じ高校へ通うのもどうかと思い俺はおもいきってレイカと同じところに通うことにした。
これはどちらかと言うと俺の願望にしたがった結果だ。
ただ彼女の側に居たい、彼女に触れたい、そして彼女を守りたい。
そんな想いと共に俺は今日レイカが通う高校の門をくぐる。
sideレイカ
今朝、私は高校へ行く前にマネージャーと事務所へ行った。
事務所に着いたら既にプロデューサーと警察関係の人が待ち構えていた。
目的はもちろん昨夜自分を襲った『変態』についての対策だった。
私はありのままのことを警察に言った。
昨晩、目が覚めると見知らぬ男が裸で自分を押し倒すように覆いかぶさっていたこと。
男は自分が抵抗すると直ぐさま立ち去り、
去り際には自分を『守りに来た』などと意味不明なことを言っていたこと。
事情を話し終えマネージャーやプロデューサーの要望によりしばらく警察が自分の護衛につくことになった。
私がその男の人の顔を判別できない以上これが最前の対策とのことだった。
結局、私が高校に着いたのは昼休みの頃だった。
理事長や先生達にも事情も話し終え、私は友人の明美(あけみ)と談話していた。
「・・・ッていうことがあッたの。」
「大変だッたわねェ。」
「うん・・・、おかげで朝から疲れてるの〜ッ。」
「でもその『変態』は本当に男だッたの?女ッていう可能性も・・・。」
「まァ〜・・・、うん、そこはねッ・・・・見ちゃッたもんッ。」
「見ちゃッたッて?」
「・・・その〜・・・・」
「・・・あッ・・・・」
明美が何かを察したらしく顔を真っ赤にした。
そんな時にふと視線を感じた。
振り向くと廊下から私のことをジッと見つめる男の人がいた。
「・・・あァ、私たちの一ッコ下のクラスに転校生が来たッて。それが彼。」
「そう・・・・。」
明美が説明をして私もその転校生の子を見つめる。
見るからに私より少し小柄そうな男子高校生のようだ。
あと顔は童顔なのかちょっと可愛い気もする。
でも目はなんとなく違ったていた。
普通自分に向けられる男子の眼差しは皆『尊敬』や『憧れ』といった感じがほとんどだった。
でもこの人の目はどこか悲しそうで愛おしいものを見るように暖かかった。
気がつくとその人は自分と明美の側に立っていた。
「・・・はじめまして。玄野ケイです。よろしくお願いします。」
「下平玲花(しもひら・れいか)です。こちらこそよろしく。」
私が自己紹介したあとに明美も自己紹介をした。
そしてふと思った。
(・・・あれッ?どこかで会ッたような・・・・?)
side out
おつかれさまです。
レイカの友人キャラを作りました。
名前はもちろん適当に考え、容姿の方も皆さまのご想像にお任せします。
名前を変えてほしいと思った方は、新しい名前とともにメールしてください。
では、次回もお楽しみに。