魔法少女リリカルなのは~目指せデバイスマスター~   作:叢真

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第4話

 

《ついに完成しましたね?》

 

「うん、これで完成っと」

 

 

やぁ、皆さんお元気かい?

 

二年ほど前にA級デバイスマイスター資格を取得したレザード・ウィンストンです。

ようやく11歳になりました。

 

時間が飛びすぎだって?

ここ数年デバイス関連の勉強とロッテ+アリアと訓練しかしてないから問題ないんです。

 

現在俺がいるのは実家の地下室。

長年開かずの間とされていた部屋だがつい先日父さんの書斎にて鍵を発見。

 

地下に降りてみてびっくり、何とあのお父様自宅に研究室というか工房持ってましたよ。

 

おかげで長年制作していたデバイスがついに完成、これでミドルレンジでクロノといい勝負ができるようになります。

 

クロノは現在、今年の執務官試験に向けて猛勉強中で士官学校で頑張っている模様。

あ、ちなみに俺とクロノ二人揃って既にアリアとロッテからは卒業しました。

何故か最後まで一緒に修行してかったけどね、なんでもお師匠様二人で賭けを企画内容は最後に模擬戦をやらせてどっちが勝つかとのこと

ちなみにその時は俺が圧勝、開始と同時に魔力スフィアばらまいて“フラッシュ”を発動そのまま背後に回り込んでヴァイサーガを後頭部に直撃で終了でした。

 

半年ほど前まで愚直バカだったのだがアリアにいじめられた成果か落ち着いて行動できるようになった。

 

おかげで最近模擬戦で勝てない、ミドル~ロングレンジからの攻撃でいやらしく戦うようになってしまった。

勝率は大体30%くらい。

 

だがついに完成したこいつらのおかげで50%くらいにはなると思う。

 

 

《今のレドだと精々、4割くらいが限界でしょう》

 

「む、何でよラミア?てかモノローグにつっ込まないでくれないかな」

 

 

己はいつの間に読唇術まで覚えやがった?

 

 

《だって、あなたここ半年ほど魔法関係の訓練やってませんよね?ほぼ毎日朝から晩まで工房に籠もってた事を想定すれば当然でしょう?》

 

「一応。マルチタスクで仮想訓練はやってたよ?」

 

《そこは否定しませんが身体能力結構落ちてますよ?半年前まではぎりぎりAランクくらいの実力が今はBランクですよ?》

 

「まぁ、何とかなるでしょ?しばらく工房に籠もるつもりもないし。こいつらも使いこなせるようにならないと…」

 

 

目の前の二つのデバイス。

 

ロングレンジとミドルレンジでの戦闘に特化して作り上げたAI非搭載型のアームドデバイス。

 

アンジュルグとアシュセイヴァー

アンジュルグは大型弓で完全に長距離用。

クロスレンジでの戦闘力は皆無だが強力な射撃魔法の行使が可能となった。

アシュセイヴァーは初期の段階では銃型にするつもりだったが、ミドルレンジでの戦闘をメインとするために結局は銃と剣二つの機能を使用できるようにしたら

Kな主人公機の武器とほとんど同じに……ステアードに改名するべきだろうか

アシュセイヴァーは火力不足の可能性があるためフルドライブも搭載予定。

 

 

 

《これでとりあえずはオールレンジで立回れるようになりますね?》

 

「だな、これでアリアに近接バカと言われないですむ」

 

近距離特化のヴァイサーガ、遠距離特化のアンジュルグ、バランスタイプのアシュセイヴァー

この三機をメインに戦う予定なのだが…使いこなせるのかが問題だ。

 

 

《早速、訓練しますか?私とのリンクも終了してるのですぐにでも使えますよ?》

 

「動作検証は済んでるから、あとは実践での使い勝手と確認だね。」

 

《クロノさんから模擬戦のラブコールが届いてましたから。近いうちに対戦なさってはどうです?》

 

「うん、それ模擬戦だけじゃなくて補佐官のラブコールも混ざってるよね?」

 

 

俺がマイスター資格を取得した後クロノからの勧誘が非常にしつこい

何故か奴の頭の中では俺が補佐官になるのは決定事項らしく3日に一度メールが一週間に一度通信が掛かってくる

 

 

《補佐官の資格試験受けてみたらどうです?》

 

「そりゃぁ。デバイスマイスター資格取るよりも簡単そうだけど。俺法律関係苦手なんだよ」

 

 

しかし、腹減ったな何か作るかね。

ちょうど昼飯時だし…

 

地下室から出て、キッチンへと移動しますか。

 

 

《またまた、クロノさんには興味ないとか言っておいてしっかりその手の問題集隠しているのは知ってますよ?》

 

「そりゃ、資格関係は持ってて損はないから。」

 

 

うん、これは本当だ。

この世界【ミッドチルダ】での就職年齢は地球に比べると恐ろしく低い。

俺ぐらいの年で働いている連中は少なくない。

元に俺はフリーのデバイスマイスターであり、嘱託魔導師として働いている。

因みに魔導師ランクは空戦B。

地上本部、本局から是非技術部へなんてスカウトもされるけど、まだまだ色々勉強したいのと自身のデバイスが出来上がっていないのを理由にすべてお断りしている。

 

 

《期間限定でお受けしてあげたらどうですか?》

 

「そうだなぁ。とはいえ15歳になるまではカートリッジ使えないから魔導師としての戦力そんな高くないぜ?」

 

 

会話しながらも手は休めません。

ん~何か食いもん食いもん…お、パスタ発見。

確か、冷蔵庫にベーコンとケチャップ、ピーマンがあったはず。

 

 

《それは、あなたが訓練しないからでしょう?元に魔力ランクだけならAAクラスですよ?》

 

「ナポリタンでいいか…」

 

《ちょっと、ひとの話聞いてくださいよ!!》

 

「ちゃんと聞いてますって…デバイスのくせにひとの話とは…お、今上手いこといったか俺?」

 

《言えてません!!》

 

 

等といいながらも深いお鍋に水をためて火をかける。

 

 

「ま、しばらくはのんびり行くさ。嘱託続けながらね」

 

 

とか言ってると通信が掛かる。

 

 

「あん?またクロノか?」

 

 

端末を確認するとそこにはもう一人のしつこい奴の名前。

 

 

「ジーザス…」

 

 

《取らなくて良いんですか?下手をするとここまで押しかけてきますよ?》

 

 

流石に家にまで来られると非常に非常にめんどくさい事になるので嫌々だが通信を開く。

当然 SOUND ONLY で

 

 

「はい」

 

『あ、わたしわたし』

 

「俺にはわたしわたしなんて知り合いはいません」

 

 

それだけ言うと通信を叩き切る。

後ついでに着信拒否だな。

俺は飯食いたいのよ。

 

 

「さ、そろそろ湧いたかな?」

 

『いきなり通信切るなんてひどいよね!!』

 

お鍋の中身を確認しようとしたら目の前に空間ディスプレイが立ち上がった。

 

 

「ジーザス…」

 

《相変わらず無駄に高性能ですねマリエルさん》

 

「あのね、問答無用でこっちにハッキングして通信繋ぐのはひどくないマリエル?」

 

『私にかかればこれくらいちょちょいのちょいよ』

 

 

ディスプレイに映るタレ眉メガネはマリエル・アテンザ。

本局技術部所属のメカニックマイスターでデバイスから機械類はなんでもござれのスーパー工学女。

2年前に知り合って以来俺をしつこくスカウトしてくる。

 

 

「悪いけど技術部に入るつもりはないよ?」

 

『そうそう諦めるつもりはないよ?きみくらいの実力があるなら絶対にうちに引き込みたいからね』

 

「はいはい。んで、今日は何の用さ?悪いけど俺今から飯なの、腹ペコなの、OK?」

 

『じゃぁ、お姉さんがお昼ご飯奢ったげるからちょっと出てこない?』

 

「非常に魅力的な提案だけども……何企んでるのかな?」

 

《あなたが奢ってくれるなんて恐いんですけど?》

 

 

絶対碌でもないことを頼まれるに違いない。

 

 

『二人揃ってひどいね!!ちょっと相談事があるだけだよ!!』

 

「あん?珍しいねマリエルが相談事なんて、何。男でもできた?」

 

『無い無い~たとえ男が言い寄ってきてもお断りよ。今のところは仕事が恋人で十分』

 

おいおい、13歳で既にワーカーホリックと申すか。

 

《マリエルさんあなたその考え方だと一生独り身になりますよ?》

 

『大丈夫、いざとなったらレド君に貰ってもらうから』

 

なんて言いながらウィンクしやがった。

 

「金積まれてもお断りだよ」

 

『ま、とりあえず地上本部まで来ない?今丁度こっちに来てるんだ』

 

俺の皮肉もなんのその軽く流してそのまま話し出す。

 

「まぁ、飯奢ってくれるとの事だからしょうがないから行ってあげよう」

 

 

とりあえずつけたコンロの火を消す。

お湯湧いてなくてよかった~これで飯代が浮くね。

 

『どんだけ上から目線なのさ君は!!まったくそれじゃ、地上本部のロビーで待ってるからよろしくね』

 

「あいよ、それじゃ後でな」

 

着替えてラミアの格納領域にアンジュルグとアシュセイバーを仕舞う

 

《何ですかね相談事って?》

 

「デバイス関係のことじゃないか?」

 

《また、面白みのない回答を…案外告白だったらどうします?》

 

「ない、ない。」

 

身支度を整えて家を出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「んで、相談事って何さ?」

 

現在グラナガンのファミレスにて食後のコーヒーブレイク中です。

いやぁ、美味かった。余は満腹じゃ。

遠慮なく注文したから若干マリエル涙目だったけど…良いじゃん高い給料もらってるんだから。

 

「うん、実はこれなんだ…」

 

 

目の前に食後のティータイム中のマリエルが俺の前に空間ディスプレイを立ち上げる。

何々…

 

 

「魔導師の戦力強化?」

 

「そ、管理局の慢性的な人員不足及び魔導師不足は知ってるよね?」

 

「一応な、て言うか魔導師の戦力強化って…」

 

無理じゃね?

ある程度なら努力で何とかなるけど魔法の威力なんか所詮は力押し…つまるところ個々の魔力資質に依存するわけだし。

 

《魔法の威力は魔力量に依存しますから難しくないですか?》

 

「ラミアの言うとおり何だけどさぁ…」

 

マリエルは大きなため息をついてカップを戻す。

 

「しょうがないじゃない…地上本部と本局からの連名なんだもん」

 

つまり上からの命令だから何とかしろと…

 

「というわけでなんかいい案出して」

 

「また無茶ぶりを…お前に考え付かないもんが俺に考えられると?」

 

う~む…

 

「フルドライブシステムとかどうよ?」

 

「難しいと思うよ~フルドライブシステムなんて魔力ありきのごり押しだし。」

 

「だよなぁ…」

 

《デバイスや術者にも程度はあれ負担がかかりますしね》

 

高ランク魔導師じゃないと数分も持たずにガス欠だな。

 

「なら一時的なリミットブレイクは?」

 

「ベルカ式ならいいかもね…それでも連発はできないんじゃない?」

 

とりあえずこれは保留。

 

《カートリッジシステムはどうでしょう?成人の方ならば負担はかかりますがそこまで重いものではないですし》

 

「ミッド式デバイスにカートリッジシステム積むのか、理論的には可能だけど…その場合はミッド式のカートリッジシステムの開発から始めないとだめか?」

 

「だね、試験的にベルカ式でやってみてもいいと思うけど…その場合は基礎フレームからの設計にしないと…」

 

「あぁ~アームドデバイスと違ってストレージやインテリジェントデバイスはもろいからなぁ…」

 

「特にインテリジェントデバイスは繊細だから…」

 

「でもいい案ではあるんだよなぁ…カートリッジシステムの魔力変換効率とか上昇できるようにするだけでも効果あるよな?」

 

「となると、カートリッジそのものも改良しないといけないね」

 

《私のように、コアとデバイスを分離した形での使用は?》

 

「無理無理、コスト掛かり過ぎるわ…ワンオフならそれでいいけど量産には向かん」

 

「魔力変換技能に特化させるのは?」

 

「量産できるならともかくこれもコスト掛かるべ?」

 

まぁ、変換特化型のデバイスは面白そうだけど。

多分恐ろしく金掛かるぞ…

 

そのまま三人であーでもないこーでもないと議論を続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果…

 

「それじゃ、俺はミッド式カートリッジシステムと魔力変換効率のUPの研究」

 

「私は基礎フレームと処理速度の上昇担当だね」

 

あるれぇ?

 

「なんで俺も開発参加することになってんだよ!!」

 

マリエルとの議論に熱くなり過ぎて気付かなかったけど俺も参加すんの!?

 

「えぇ~良いじゃん私と本局で頑張ろうよ」

 

「ヤダ、本局とか絶対にヤダ」

 

「なんでそんなに嫌がるかなぁ…」

 

《マリエルさん、この人の後見人と保護者誰だかお忘れですか?》

 

「グレアム提督にハラオウン提督……なるほど」

 

俺が本局に行きたがらない事情を察してくれたらしく苦笑いを浮かべる。

 

「しつこいんだよ…リンディさんとそのお友達のレティ提督が…」

 

レティ提督はそんなでもないけどリンディさんが非常に非常にしつこい。

技術部じゃなくて武装隊への勧誘が……俺あくまでデバイスマスターがいいんだけど…一応戦えるけど。

 

「おじさんはそうでも無くて助かってるんだけど…」

 

グレアムおじさんは基本的に俺の事由にすればいいと言ってくれるので非常に助かる。

ロッテとアリアも何も言ってこないし。

 

《もしこの人が本局の技術局に配属されてみてください…あの手この手で武装隊、もしくは次元航行艦に配属されます》

 

「十中八九非常戦力として扱うよね…」

 

あ、やばい泣きそう。

 

「あははは…」

 

マリエルどん引き。

 

「そ、それじゃ地上本部ならどうかな?今回のプロジェクトは本局・地上本部合同なんだ」

 

確かに地上本部ならリンディさんの権力も届かないけど…

 

「非常勤でもいいなら…俺自身魔導師としての訓練もおろそかにしたくない」

 

「それならどこかの部隊に技術官として行ってみる?訓練もできるし開発もできるよ!!」

 

「助かるけど、マリエル地上本部にパイプあるの?」

 

うん、俺結構我儘なこと言ってるけど大丈夫なのか?

 

「むふふ、技術部なめたらあきませんよ。本局と地上本部は確かに仲が悪いけど技術部は別、互いに魔導師の命を預かるような仕事してるんだから技術提供し合って少しでも落ちる人を少なくするために頑張ってるの」

 

「へぇ~、すごいな」

 

「13年くらい前かな?何でも一人のデバイスマスターのおかげらしいよ~」

 

すごいなその人。まさに開発者の鏡といった感じだ。

 

「というわけなんで、技術部経由でお願いすれば問題なし」

 

「じゃ、そういうことで頼むわ《レド》どーしたラミア?」

 

よかったこれでリンディさんから逃げられる。

一安心したところで既に冷めてしまったコーヒーをグビリ。

 

《時間はよろしいのですか?》

 

「ほぇ?」

 

そう言って店内に時計を見ると…

 

「20時!?」

 

確か飯食い終わって話し出したのが…14時くらいだから

 

「6時間も話してたのか俺ら!?」

 

いやぁ、時間がたつの早すぎる。

技術的な会話になるとあっという間に時間が過ぎていくなぁ…

 

《いえ、そう言うことではなくて。》

 

「にしてもそろそろ帰らないと………ジーザス」

 

《思い出されましたか?》

 

「あ、もしかして何か予定あった?」

 

うん、あったよ予定…今日はグレアム亭で四人そろってのご飯する約束が…

おじさんたちが出張から戻ってきたから久しぶりにご飯食べようって誘われてた。

アリアとロッテが腕によりをかけておいしい物作るって…確か時間は20時。

 

「ごめん、マリエル。今日はこれで帰る、詳しいことはまた今度でっ!!」

 

「うん、またねレド君」

 

マリエルに挨拶して慌てて店を出る。

ヤバイヤバイヤバイヤバイ

 

「なんでもっと早く言わないのさ!!」

 

グレアム亭へと向かい爆走しながらラミアに文句を言ってやる。

 

《私が何度か伝えようとしたのに「今良いところなんだから後にしろ」って言ったのはレドじゃないですか!!》

 

「畜生、もう間に合わん、転送するぞ!!」

 

《駄目に決まってるでしょう!!そもそも転送魔法なんてほとんど練習してない癖に何言ってますか!!》

 

「っち、しょうがない飛ぶぞ!!」

 

《そもそも、市街地での魔法使用は禁止されてます!!もうあきらめて怒られてください!!》

 

「不幸だぁぁ!!」

 

《自業自得です》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

あははは、行っちゃったなぁ…

 

ラミアと一緒に慌てて帰って行ったレド君の後姿を見送りつつ冷めきった紅茶を飲む。

 

彼と初めて出会ったのは二年前、A級デバイスマイスター試験の会場。

 

てっきり自分が最年少受験者だと思ってたら自分より小さい子供がいて驚いたのが第一印象。

 

二度目に会ったのは合格発表の時でその時はじめて彼に声をかけた。

 

話してみると見た眼とは裏腹にすごく大人びていて二人でデバイス談議に花を咲かせたことは懐かしい。

てっきり技術部に入ると思っていたけどフリーのデバイスマスターをやるって聞いて勿体ないと思った。

 

ことデバイスに関してなら彼は私以上に詳しかったから…だからアドレスを聞いて頻繁に技術部に勧誘した。

最初のころは比較的丁寧な口調だったのが一月経つ頃には砕けた口調になって印象が変わった。

 

変に大人びているんだけどときどき見せる年相応少年の顔がグッと来たりして…偶にハイテンションになり過ぎて壊れるけど。

 

勧誘を口実にして週に一度くらいお話しするのが楽しみになったりして…弟みたいな、友達みたいな?

中々美少年だから今のうちにキープしておくのもいいかもしれないなんて考えたり。

 

「おかしいなぁ…私年上趣味だったんだけど…」

 

まぁ、この辺りはそんな気にすることでもないか…

 

「でもレド君気づいてるのかなぁ…」

 

地上部隊に技術官として配属されても魔導師として訓練してたら多分非常戦力とカウントされると思うんだけど…

 

「まぁ、でも良いか」

 

そのことに気付いた時のリアクションを想像すると自然と笑みがこぼれた。

 

 

 

 

夜、めずらしく彼のほうから連絡があったときは頭に大きなたんこぶを二つ作っていた。

 

涙目にちょっとドキッとしたのは私だけの秘密。

 

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