ようこそ絶対絶命同盟へ!   作:一十百千

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こんにちは一十百千です。
適当なネタを書きだして遊んでいたら友人に大受けしたのでここに書く次第です。
『前書き、後書きが無い小説なんざボディブローと変わらねぇぜ』との在り難い助言を賜ったので初めてそれらしいものを書いています、せめてジャブになってますように…


ようこそ絶対絶命同盟へ!

ようこそ絶対絶命同盟へ!

え?字が違う?そんなことはありません!その字のとおりなのです!

絶対絶命同盟に入る資格は『絶対に死にたい』、それだけです!

絶対に死にたいけど死に方が分からない方、死ぬ前にやりたい事を全てやりきってから死にたい方!どうぞ我が同盟へ!

以下の場所にて活動してます!

 

いまだかつてこんなビラを笑顔で手渡された人間がいるだろうか。いやもう、ビラで配ってるってことは俺の前にいるはずなんだよな…

ふと顔をあげるともう誰も居ない、結構長い間これを見ていたようだ。

書いてある文章だけを見るとヤバイ集団だが、ようはこれは『仲良し同盟』なんだろう、奇抜な文章書いてそれに共感する人を集めていく。そんな感じだろう。

というか、そうでないと困る。なんせ、白紙の紙にこれだけ書いてあるビラとか地味に怖い、そういうユーモア溢れる…溢れてはないな、ちょっとユーモアな人たちがこれを描いたと信じたい。

それにしても、

 

「高校ってもっと真面目かと思ってた」

 

高校も所詮中学の延長で、校則やらはうるさいし、授業は厳しいし、部活ももっと真剣にやってるもんだと思ってた。

 

「行くだけ行ってみるか」

 

この選択を間違えたとは言わないが、正しくはなかったと今の俺は考えている。

 

高校入学から1週間も経っていないこの選択によって俺の生活はちょっとばかし賑やかにはなった。

 

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活動場所は旧校舎南棟2階27番教室とある。

 

来たばかりで慣れないながらも旧校舎はわかる、なんてったってこの学校、アホなのか知らんが旧校舎のデカさが本校舎よりもデカいのだ。

しかも全部文化部活系の活動場所になってるだけで使用されてない。

何でも、入学者数がだんだん減り、教室がスカスカになってしまうのを見て新しく校舎を作り直したらしい。マジでアホだ。

目的の教室までが長い、最盛期にはこの教室に溢れんばかりの生徒が居たそうだ。もしそうなら俺は生徒のコミュニティからあぶれていただろう。あ、でもあぶれはあぶれ同士でつるむのか。でもそこでもあぶれたらどうしよう…。

いや待て、それは過去の話だ。

全く無意味な仮定の話だ。

すぐにマイナスに振り切りそうな思考を整えて教室の前で立ち止まる。

扉に手を掛け、そこで止まる。

 

「なんて言って入ろうか…」

 

そもそも、勝手に来ていいのだろうか?

申請を出したりとか必要なのでは…?

不安が募るばかりである。

しかし、ここまで来て何もせずに帰るというのも変だ。

やはり少し覗くぐらいはいいだろう。

ガラリと、戸を開けて

 

(やべェなんていうのか全く考えてなかったぁぁぁぁぁああ!!)

 

心で叫んで、

 

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?」

 

口でも叫んでいた。

 

「うわあああああああああああああああ!!!!新入生だああああ!?!?!?!?」

 

首吊った先輩らしき人も叫んでた。いや、その状況で叫べるんかい。

 

「シャベッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?!?!?」

 

思考で理解しててもこれにはビビるし叫ぶ。

 

「うるさーーーーーーーーーい!!!!」

 

先輩らしき人も叫び返してきた。やっぱり叫ぶ内容おかしいっていうか首吊ってんのがまずおかしい。つーか叫んでる場合じゃなく人呼ぶべきでは?

 

「あ、いらっしゃい」

 

人いた。首吊ってる人の前でさも当然の如く勉強してた。

神経イカれてんじゃねぇの、マジで

 

「あんなのでくるんだ…」

 

他にもいた。よく見ると3人くらいくつろいでた。首吊ってる人のインパクト強すぎて周り見えてなかった。死んだじっちゃんが言ってた。人間たるもの常に冷静で在れって。ちなみにじっちゃん多分今頃地域のみんなで集まって将棋してるはず。んで、将棋盤ひっくり返してキレてるはず。全然冷静じゃない。あくまで予想だけど。

祖父の醜態を想像すると落ち着いてきた。反面教師とかいうものだろうか、これはじっちゃんに後で感謝しなくては。覚えてたら。

 

「えと、このビラ見て来たんですけど…」

 

「あーそれさっき配ってきたやつだー私が配ったんだよー」

 

めっちゃニコニコしてるその顔は確かにさっき見た顔だ。

 

「リセちゃん降りて会長の務めを果たしてくださーい」

 

「わかったー」

 

勉強してた人が首吊ってた人に声をかけると思いの外素直に首吊ってた人は降りてきた。首は絞まってなかったのかと思ってその首を見ると結構な跡が残ってた、あれであんだけ叫べるとか化け物みたいな肺活量だな。

 

「それじゃ…まぁ、ようこそ絶対絶命同盟へ!」

 

バケモンの集いにのこのこ入ってしまった…。

 

 




後書きも書くんですがこれ何書きましょうか。
制作裏話とか?
近況報告とか?
そんな感じですかね。
このお話は短編用に出してたネタを友人に見せたところこれ一つにして全部キャラ統一すれば連載になるよとのアドバイスにより連載に書き直した没ネタ集です。
没ネタです。どんくらい酷いかというとまだ主人公たちの名前決めてません。リセちゃんは何となくつけました。
裏話終わり。
近況報告は需要ないですから割愛で。
次回は1週間後にはまとめたい…(理想)
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