気狂い道化師は紅い月を嗤う   作:夢見茅

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サブタイと本編は無関係です。(念押し)


そういえば、ガッシュってゼオンのせいで記憶喪失になったんだよな?ならそれより先にゼオン潰せば・・・(サブタイは本編とは無関係)

気が付くと俺は布団の上だった。

辺りを見回すと畳に襖と和室らしき部屋だった。

体を起こす。体重が減っているのかとても軽い。しかし、ある一部分だけ異様に重かった。

 

そう、おっぱいだ。

 

男なら一度は目を奪われるであろう女体にのみ実ることを許された二つの果実。

 

それが俺の体に付いている。

パジャマの上からでも分かるほどふにふにと柔らかく、だがしっかりと張りのある。

 

そう、おっぱいだ。

 

おっと、つい興奮して同じことを二回言ってしまった。

しかしまあ、なんだ。流石にこのままおっぱいを揉み続けるわけにはいかない。状況確認が必要だ。まずは鏡で自分の姿を確認しなければ。

 

そして俺はおっぱいを揉みながら布団から起き上がった。

 

スー。

 

障子が勝手に開く。この家は自動ドアだったのか。

 

「何やってるんですか、自分の胸なんて揉んで」

 

襖からはジト目和服少女が出てきた。

なんだこいつ可愛いな。俺が男だったら今すぐ押し倒してんぞ。クソ、女になんてなるんじゃなかった。チェンジ、チェンジを要求する、即刻男に戻せ。ていうか黒髪ボブカットでジト目とかどういうことだよ、俺の好みど真ん中じゃねえか。堪んねえな、おい。

 

「どうかしましたか、ぼーっとして。頭でも打ちました?あの、聞いてますか?」

 

「ああ、聞こえてたんだけど考え事してた。」

 

「そうですか。こちらに転生したばかりですので体に違和感などありますでしょう、と心配したのですが損しました。いつまでも胸揉んでないで居間に行きますよ。詳しい話はそちらで。」

 

そのジト目に違わず良い素っ気なさだ。

 

まずは整理しよう。ここはガッシュの世界、で間違いないはず。外を見る限りでは冬。もしかしたらゾフィー編が終わってる可能性がある。時間軸はあんまり憶えてないけど最後のブラゴ戦が卒業式後。つまり春前だ。確か原作開始時では清麿は中学二年の春。そこから卒業までの約二年間が金色のガッシュの物語だ。

 

後でモチノキ町で銀行強盗がいつ起こったか確認しなければ。

それと貰ったはずの刀の回収だな。さっきの部屋には無かったけど、この家の何処かにあるはず。

 

最後にこのジト目和服少女についてだな。

十中八九、神の差し金だと思うけど警戒しといて損は無い。

 

「こちらが居間です。お茶を用意しますので中で待っていて下さい。」

 

「わかった。あ、そうだ。刀知らない?貰ったんだけど。」

 

「刀でしたら道場にございます。後で案内しますので暫しお待ちを。」

 

「ん、了解。」

 

刀の情報ゲット。さっさと取りに行くか。

 

「ちょ、どちらへ行かれるのですか。」

 

「え?刀取りに行くんだけど。」

 

「後で案内しますのでお待ち下さいと言いましたよね!了解と聞こえた気がしたのですが!?」

 

「気になったし見にいくついでに取りに行こうかと思ったんだけど。」

 

「子供じゃないんですから我慢してください。居間で座って待ってて下さい。いいですね?」

 

「わかった。はあ、ケチだな。少しくらいいいじゃないか。」

 

「聞こえてますよ。」

 

ジト目和服少女が俺を見つめてくる。なんだ、惚れたか?

 

「なに?」

 

「また刀を取りにいかないか見張っておこうかと。」

 

「俺はそこまで我が儘じゃないぞ。」

 

「そうですか。」

 

そう言いつつ目は離さない。信用ないな、当たり前だけど。

 

仕方なく障子を開け、部屋に入る。

うん、普通の和室だな。何も言う事ないや。

襖を開け置いてある座布団を引き摺って机の横まで持っていく。

 

うわ、凄いふかふか。これ幾らくらいするんだろう。絶対万はいくな。

そして俺はジト目和服少女が来るまで座布団を十枚重ねてふかふかを楽しんだ。

 

スー。

 

またしても障子が勝手に開いた。

 

ジト目和服少女は呆れた顔をした後、顔を手で覆い目を伏せた。

 

「本当に何をしてるんですか。」

 

「座布団がふかふかして気持ちよかったから座ってる。」

 

「貴女には常識がないんですか?はあ、まず何故そんなに沢山座布団を使ってるんですか?」

 

「だからふかふかして気持ちいいから。」

 

ジト目和服少女の右頬が僅かに引き攣る。

 

「つ、次にその座布団何処にあったんですか?」

 

「そこの襖の中。」

 

更に引き攣りが増す。はあ、と深く溜め息を吐いた。

 

「本当に常識が無いですね。人の家の物を勝手に使うなんて。」

 

「え、別にいいじゃん。」

 

「良くないで───「だってここ、俺の家でしょ?」

 

「な、知ってたんですか!?」

 

「そんなに驚くこと?少し考えれば分かるでしょ。神に見送られて目が覚めたらここに居た。それにあの神が雑な仕事をするはずがない。少なくとも俺はそう感じた。ならここは神が用意したものだと。ね、簡単でしょ?」

 

「そう、ですか・・・。一応は納得しておきますが。なら私はなんだと?」

 

「お手伝いさんか何かじゃない?」

 

「随分と適当ですね、悔しいですが当たりです。」

 

本当に悔しそうに目を逸らして歯を噛み締めている。

しかしジト目和服少女は立ち住まいを直し、

 

「改めまして、本日より女中としてお嬢様の身の回りのお世話をさせて頂きます、花村霞と申します。よろしくお願い致します。」

 

ジト目和服少女こと花村霞はそう言って頭を深く下げた。

 

「ん、よろしく。じゃあ話を聞こうか。」

 

「畏まりました。」

 

急に態度が変わると面白いな。けどさっきまであんなにつんつんしてたのに、ちょっと残念かも。もう少し反抗してくれれば、屈服させた時楽しそうだったのに。

 

「では説明させて頂きます。現在はXXXX年、つまり原作開始の三年前です。お嬢様は十五歳であり、この春から高等学校に通って頂いても構いませんし、通わなくても構いません。それだけの資産がこの家にございます。」

 

「それは嬉しいかな。高校なんて通ったらストレスで大変だし。」

 

「それと数日後にお嬢様のパートナーが現れますのでそのつもりで。」

 

「え、俺の所にも魔物の子が来るの?」

 

「はい。ご主人様のご配慮により物語に介入し易くなるだろう、と。」

 

「そっか。」

 

ああ、うん。嬉しいといえば嬉しいけど。俺自身が殺したいから正直邪魔なんだよねえ。どうしようかな、魔本があると勝手に魔物の子が寄ってくるらしいから良いけど、弱かったら嫌だな。

 

あ、そうだ。魔物の子って殺したら魔本はどうなるんだろう。

残ってくれるととても嬉しいんだけど。流石に自分で試すわけにはいかないしなあ。他の魔物の子に会ったら試すか。

 

まずは特訓かな。刀の扱いに慣れないと。




サイコパスってなんだよ。(唐突)

犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下のように定義している。
・良心が異常に欠如している
・他者に冷淡で共感しない
・慢性的に平然と嘘をつく
・行動に対する責任が全く取れない
・罪悪感が皆無
・自尊心が過大で自己中心的
・口が達者で表面は魅力的 Wikipedia参照

だそうです。当たらずとも遠からずって所ですかね。
ああ、朧のパートナー全く決めてないよぉ〜。☆(ゝω・)vキャピ
どうしよ。(真顔)
また気が向いたら書きます。
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