「これほどの兵士が集まるとは」
民に好かれている桃香に日頃から町の住民と酒を飲んでいる義弘と謙信この三人が兵を集めればかなりの数の兵士が集まると一刀は思っていたが目の前に集まった兵士はこの街だけではなく他の村からも桃香たちの仁徳を聞き付けてやって来ており七千人もの兵士が集まり一刀は驚いた。
「さすが桃香どん民に愛されとるのー」
「これも桃香殿が真摯に民と接した結果ですね」
「いやー、義弘さんも謙信さんも照れちゃいますよ~」
義弘と謙信に褒められて桃香は照れた。
「あの~すみません」
「ん?、声はすれども姿が見えず?」
「すみませんです」
「またじゃ、どこにおるんじゃ?」
桃香や義弘たちがキョロキョロしていると鈴々が怒った。
「もー皆チビをバカにするのはよくないのだ」
そう言われたので義弘たちは下を向くと鈴々と同じくらいの年の子供が目に涙を浮かべて義弘ズボンや桃香のスカートの裾を引いていた。
「おおこりゃすまんの見えんかったんじゃ」
「ご、ごめんね、どうしたのかな?」
義弘と桃香は腰をおとして目線を子供たちの高さまで合わせた。
(?、なんじゃこの娘っ子たちの眼の覇気は)
義弘は彼女たちの眼の中にある覇気に気がついた。
「じ、実は私達を御遣い様の軍にいれていぢきゅ、はわわ」
ベレー帽を被った女の子は途中で舌を噛んでしまいまた涙を浮かべた、すると今度は帽子を深く被った女の子が話しかけてきた。
「じちゅあ、あわわ」
「二人ともまず落ち着こうか、深呼吸してごらん」
二人とも噛んでしまい落ち込んでいる二人に今度は一刀が優しく声をかけた、二人とも深呼吸した。
「二人とも落ち着いた?」
二人はコクりと頷くと涙を拭いて一刀の方を見た。
「実は私達は水鏡塾という私塾で勉強しているうちにこの世の中をもっと良くしたいと思い水鏡塾を出て自分たちと共に戦ってくれる人を探そうと旅に出ました」
ベレー帽の女の子が言い終わると今度は帽子を深く被った女の子が話始めた。
「それで天の御遣い様が兵を集めていると聞いて、御遣い様の理想を聞いたら自分たちと同じで」
「それでここに着たのかい?」
二人は一刀の言葉に頷いた。
「名前を聞いてもいいかな」
「す、すいません名前も言わないで、私は姓は諸葛名は亮字は公明といいましゅ、また噛んじゃった~」
「あわわ、私は姓は鳳名は統字は士元でしゅ、あぅ」
彼女たちが名前を言うと未来から来た一刀や義弘たちは驚愕した。
(何とこの娘っ子たちがかの有名な諸葛亮と鳳統とは、じゃどんこれであの覇気のある眼の訳が分かったわ)
(なるほど納得です、確かに小さい子供ですが眼の奥にはとんでもないものを感じます)
義弘と謙信は納得がいったような顔をしていた、また一刀もその二人の眼が嘘を言っていないと分かった。
「「ですから私達を戦列の端にお加えください」」
諸葛亮と鳳統は大きな声で頭を下げて頼んだ。
「桃香俺は加えるべきだと思うな」
一刀はそう桃香に言うと愛紗が反論をした。
「しかしご主人様この二人は戦列に加えるにはまだ幼いのではありませんか?」
「でも鈴々だってこんなもんじゃないか、それに武力だけじゃ戦はできないよ」
「一刀どんの言うとおりじゃ愛紗どん、戦には知力も必要よ」
「ではこの娘たちにはその知力があると?」
愛紗の問いに一刀や戦国の面々は頷いた。
「そうか二人とも頭がいいんだね」
桃香はいつの間にか二人の頭を優しく撫でていた。
「はわわ・・・」
「あわわ・・・」
二人とも顔を真っ赤にして下を向いて照れた。
「分かりましたご主人様たちがそう言うならば信じましょう」
愛紗が了解すると一刀はまた腰をおとして諸葛亮たちの目を見た。
「それじゃ二人ともこれから俺達に力を貸してくれるかい?」
「「は、はい」」
二人とも照れて下を向いた顔を上げて一刀に向かって力強く返事をした。
「あの皆さん私たちの真名も預かって下さい、私の真名は朱里です」
諸葛亮が真名を言うと鳳統も続いた。
「私の真名は雛里でしゅ、いた」
雛里は噛んでしまったが皆は微笑ましく二人を迎えた、そして一刀が未来から来たことや、義弘たちが異世界の住人であること、そして桃香たちも真名を朱里や雛里と交換しあった。
ここに臥竜鳳雛が義弘たちと出会った。
朱里と雛里の登場ですやっぱり二人はかわいいですな、書いていてそう思ってしまいました。次も多分バサラの方を先に投稿するかと思います、ネギまの方は少々お待ち下さい、それではまた18話でお会いしましょう、感想評価お待ちしています。