恋姫バサラ 蜀編 大陸に呼ばれし老鬼と御遣い   作:双龍

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12月に入って急に寒くなりましたね、来年から恋姫バサラ魏編呉編ともう二本増やす予定なので今その執筆をしています。それでは26話をお楽しみ下さい。


26話

「正攻法ってどうするの?」

「簡単だよ早く決めてーって言うだけ」

「それだけ~?」

「腹の探り合いをしてるときはこういう直球の方が効果があったりするんだよ、それに皆腹の探り合いにこれだけの時間を使ってしまったんだ、自分の発言で軍義が終われば自分の責任になる、それを皆被りたくないんだ」

 

一刀の言葉を聞いて謙信が異議を唱えた。

 

「しかし一刀殿、それでは私たちがその責任を負わねばなりませんよ?」

「当然そうなります、正直部の悪い賭けですけど、でも妙な膠着状態になるよりか、その方が良いと思いました」

「なるほど良い目ですね、一刀の覚悟は分かりました、皆も同じ意見でしょう」

 

謙信が皆を見ると全員が頷いていた。

 

「じゃあ行きましょう、行くのは俺、桃香それに義弘さんと謙信さんもお願いできますか?」

 

三人は頷き、他の残りのメンバーは兵士たちの面倒を見てもらうことにして一刀たちは白蓮を連れて軍義の場に向かった。

 

軍義の場に入った瞬間義弘と謙信は驚いた、なんとそこには、華林が政宗と小十郎を連れてきたことは想像できたが、金髪の袁紹を小さくしたような女の子の後ろにはピンク色の長い髪をした女性と黒髪で眼鏡を掛けた女性その後ろには日ノ本一の兵と称される真田幸村、さらにはその主君であり病床に伏していたとされた武田信玄が仁王立ちしていた、更にポニーテールの女の子の後ろには関ヶ原の戦いで義弘が負かした徳川家康が控えていて、白蓮座っていたであろう席には宗茂が立っており、ついでに袁紹の後ろには文醜と顔良おまけに義光が後ろに立っていた。

 

(甲斐の虎・・・貴方の回復待っていましたよ)

 

(謙信、待たせたな)

 

(家康どん、やはりおまはんもこっちに)

 

(鬼島津殿・・・)

 

家康は義弘の方を向いてペコリとお辞儀をした、幸村も尊敬する義弘に挨拶をしようと思ったが信玄に止められお辞儀をした。

 

「さて皆さん、兵力、軍資金、装備どれをとっても一級品のこの軍に一つ足りないものがありますわね、それはなんだと思います?曹操さん」

「さあ、検討もつかないわね」

 

この瞬間一刀たちは確信した、白蓮の言っていたやりたがっている人間とは袁紹であると分かった。

 

「まあ、宦官の孫である貴方には分からないでしょうね、この完璧な軍の指揮官である総大将ですわ、いったい誰がよろしいでしょうね?」

 

袁紹の回りくどい言い方に家康も信玄も苛ついてはいたが世話になっている人に迷惑をかけないため黙っていた。

 

「もう袁紹さんで良いんじゃないんですか?」

「あら?貴女はどなたですの?」

「平原の相の劉備です、こんなことをしている間も民は泣いているんです、一刻も早く大将を決めて董卓を倒しましょう」

 

桃香はしびれを切らしたように袁紹に言った、すると他のものたちも続々と賛成して連合の大将は袁紹がやることになった、そして集まっていた将たちが続々と天幕から出ていった、桃香たちも出ていこうとした時、袁紹が桃香を呼び止めた。

 

「劉備さん、貴女の一言で私が総大将となれましたわ、そこで貴女には名誉ある役目である、汜水関で先陣を任せましょう、聞けば貴女の軍には猛者が揃っているとか、なら貴女たちだけでも楽勝でしょう、それでは頼みましたわよ」

 

袁紹はそう言うと天幕から出ていった。

 

「見え透いた、嫌がらせだの~」

「ど、どうしようご主人様」

「まあ、帰って皆と相談して考えよう」

 

桃香たちも天幕から出て最後は義弘が出ようとした。

 

「武田の忍じゃな、もう誰もおらんよ」

 

すると義弘の影から武田軍の忍びである、猿飛佐助が現れた。

 

「流石は鬼島津、親方様からの伝言で今夜陣の中で俺たち集まろうって言ってるんだけどどうする?独眼竜たちは来るってさ」

「もちろんおいたちも行くと伝えてくれんね」

 

義弘はそう言うと天幕から出ていった、同時に佐助も消えていた、一刀たちは自分の天幕に帰りことの次第を皆に話すと最初は驚きはしたが桃香の気持ちも分かるので皆は戦いの準備をした。

 

「そうじゃ桃香どん、すまんが夜はおいたちの世界のもんたちと集まることになっとるんで少し抜けるど、そうじゃ桃香どんと一刀どんも一緒にこんね?」

 

義弘の言葉に異世界の英雄に興味もあったので桃香と一刀は付いていくことにした、そして夜になり信玄の天幕には戦国の人間だけではなく、現在自分たちが世話になっている勢力の王も集まっていた。

 

「皆よく集まってくれた、まずは儂たちから紹介させてもらう、儂は甲斐の虎武田信玄」

「某は真田源二郎幸村と申します」

「俺様は真田の旦那の忍で猿飛佐助って言うんだよろしくね」

「俺は西海の鬼神の長宗我部元親だ、よろしくな」

「んであたしは姓は孫名は策字は伯符よろしくね」

「儂らは縁あって今は孫策の所に身をおいておる」

 

次に喋ったのは政宗だった。

 

「俺は奥州の独眼竜、伊達政宗、んでこいつは俺の右目の片倉小十郎だ」

政宗に紹介された小十郎が頭を下げた。

「某は前田利家だ」

「その妻、松にございまする」

「私は姓は曹名は操字は孟徳よ」

 

そして次に喋ったのは家康だった。

 

「ワシはの名は徳川家康、皆に出会えたこの絆に感謝したい、そしてワシの隣にいるのは徳川第一の家臣の本多忠勝だ」

「アタシは姓は馬名は超字は孟起、母さんである馬騰の変わりにこの連合に来たんだよろしくな」

 

「最後はおいじゃな、おいの名は島津義弘、皆からは鬼島津と言われとるよろしくお頼みしもす」

「私は越後の軍神、上杉謙信よろしくお願いいたします」

「私は謙信様の剣のかすがだ」

「俺は前田慶次、よろしくな」

「私は姓は劉名は備字は玄徳です」

「俺は北郷一刀って言います、皆さんたちの来た日本とは別の日本から来ました」

 

別の日本という言葉に孫策の元にいるものたちは疑問を持ったが、一刀が別世界の日本から来たことを信玄たちに話し、信玄たちも自分たちの置かれた状況を見て一刀の話に納得した。

 

「次は手前ですね、立花宗茂と申します」

「私は姓は公孫名は賛字は伯佳と言う」

 

一通りの紹介が終わると元親が家康に近づいた。

 

「久しぶりだな!!、元親」

「家康・・・」

 

元親の声は何か怒っているようなそんな声だった。

 

「家康、一つ聞かせろ何故だ何故四国を攻めて野郎共を殺した」

 

元親の言葉に一同が騒然となった。




等々真打ちお舘様と紅き虎や三河の虎海賊兄さんの登場です、出すまでにこんなにかかるとは私も思いませんでした、それではまた27話でお会いしましょう、感想評価お待ちしています。
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