水晶玉に写った一刀たちを見るものたちがいた。
「成る程北郷一刀確かに彼は面白い」
「こいつのところには殺したいやつがたーくさんいるな~」
「ああ、早く彼の断末魔を聞きたいですねぇ」
「しかしまだその時ではありませんよお三方」
三人の言葉を遮るように眼鏡を掛けた男が会話に入ってきた。
「おいおいお前程度の木偶が俺に指図するのか~」
「どちらが木偶か証明して差し上げましょうか?」
眼鏡を掛けた男と三人組の一人の男が今にも戦おうとしたその時奥から一人の少年が出てきた。
「やめろお前ら、今は身内で争っている場合じゃない」
すると二人は今まで剥き出しにしていた闘気をしまい、そして少年は水晶玉に近づき一刀の姿を見た。
「笑ってられるのも今のうちだ北郷一刀」
その空間に少年の高笑いが響いた、所代わり一刀たちは白蓮を加えて一月が経とうとしていた、そんなある日一刀の元に兵士から報告が届いた。
「え、村で怪しいやつを見つけた?」
「ええ実は村で無銭飲食で捕まえまして」
「無銭飲食?それの何が怪しいんだ?」
「ええ実は身なりが金色の鎧を着た女性でして」
「金色の鎧・・・!?」
一刀は金色の鎧を着た女性に心当たりがあった、誰あろう白蓮を攻撃した袁紹である、袁紹は華林と戦いで敗走し以降は行方が知れなかった。
「それと・・・」
「まだ何かあるのか」
「ええその人以外に二人の女性と変な髭をした男と大きな手枷をつけた男も一緒に捕らえたそうです」
(女性二人は顔良と文醜だろう、そして変な髭をした人は鈴々が言ってた最上って人のことだろう、手枷をつけた人は心当たりがないな)
一刀は皆に相談しなければならないと思い玉座の間に将軍全員を集めて先ほどの兵士の報告を皆に話した。
「一刀どんおいがその村まで行ってくる」
「義弘さんが?」
「手枷をつけた男には心当たりがある」
「ならワシも行くとしよう」
「氏政さんもですか?」
手をあげたのは以外にも氏政だった。
「北条どんおまはんが来るとは以外じゃな」
「手枷のついた男きっと官兵衛殿じゃ、官兵衛殿には無血開城の恩義があるからの」
「成る程暗の君ですか、ならこの兵士の報告も暗の君の考えかもしれませんね」
「考えとはなんですか謙信さん?」
「たまたま桃香殿の領地で無銭飲食をした、暗の君らしからない行動です、しかし私たちの所に来るのが目的なら」
「成る程官兵衛どんならやりかねんの」
三国のものたちは分からなかったが一刀は自分の世界の黒田官兵衛を知っているので少し会ってみたくもあった。
「じゃあ俺もいきますよ、雛里も来ないか?」
「ふえ!?」
「官兵衛さんが俺の知ってる通りの人なら軍略の天才と言われてる人だ、雛里と話が合うかもしれないよ」
「は、はいお供しましゅ、いた」
「留守を頼むよ桃香」
「まっかせーなさーい」
桃香は胸をポンと叩いて了解した、そして皆に見送られて義弘、氏政、一刀の三人は袁紹がいる村へと出発した。
実を言うと島津のじっちゃんも好きですが北条のじっちゃんも同じぐらい好きだったりします、手枷のついた男もうバサラでは一人しかいませんよね、多分次で出せると思います、それではまた34話でお会いしましょう、感想、評価お待ちしています。