ムギちゃんの幼なじみが軽音部に入部しました   作:孤独なバカ

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オリキャラ二人投入します!


クリスマス!!

学園祭が終わりいつも通りオレがギターを引き女子がティータイムを楽しんでいる中。

「みんなークリスマス会のチラシ作ったよー!」

するとみんなが律の方を見る。

「あれ?クリスマス会ってやることになってたの?」

「聞いてないぞ。」

「私も聞いてませんでしたけど…」

「誰にも言ってないからね。」

「「言えよ。」」

澪とオレが突っ込む。ってか

「クリスマスってムギの家って空いているのか?今年はオヤジたちが使うんじゃなかったか?」

「うん。確かそのはず。1ヶ月前に予約入れてたから。」

「ということで無理だぞ。ムギの家は。」

オレもギターを置きケーキを掴む。

「かいちゃん。行儀悪いわよ。」

「別に男子は結構するぞ。こういうの。」

オレはフィルムをはがしてそのまま一口食べる。

「そんなこと言い出す。律の家はどうなんだよ。」

「あーダメダメ。律の家は汚くて足の踏み場もないから。」

「なんだとー!?」

反応しているから事実なんだろう。

「澪の部屋は服が脱ぎ散らかってるくせに。パンツとか。」

「ゴフッ」

「ちょっとかいちゃん。」

「かいちゃん大丈夫?」

おもいっきりケーキで蒸せてしまう。

オレは常用してある緑茶をペットボトルから取り出し一気に飲み干す。

「あー苦しかった。まさか地雷が近くにあるとは思わなかった。」

「じゃあ、かいちゃんの家は?」

「今年弟が受験控えているから、俺んちで友達呼んで勉強会だから無理。唯の家は?」

「別にいいよ?」

あっさりOKをもらう。

「でも、クリスマスに大人数で押しかけて大丈夫なの?」

「うん。その日は両親いないから。」

「ふーん共働きか?」

「あ、いやそういうのじゃなくて…うちの両親よく二人で旅行するんだ…クリスマスにはドイツ行くんだって。」

「あーそっちの方か。」

うちと同じようにラブラブカップルの方だな。いまだにいちゃいちゃするのを恥ずかしがらないタイプだ。

「料理の準備は任せて。」

唯が強く言うけど

「大丈夫かぁー。」

律と同じく不安でしかなかった。

「大丈夫。憂が作ってくれるから。」

「……オレが作るよ。一応受験生だろ。憂ちゃん。」

ため息をつく。

「……海って料理できるのか?」

「できるよ。両親が共働きだからな。弟と妹の分作らないといけないし。」

「へぇー。海ちゃん妹と弟がいたんだ。」

「かいちゃん料理うまいけど……それじゃ唯ちゃんの家はやめた方が。」

「いや。勉強の気休めにはなるから別にいいだろう。どうせうちの弟も勉強会と言うなの男で傷を傷つけ合うむなしいクリスマスパーティーだしな。」

「「うわぁ」」

唯たちが凄い嫌そうに見ている。

あの雰囲気は嫌いだし妹も嫌だろう。

「そうだ。ちょっと待って妹も呼んでいい?さすがに男子がエグい数来るのに女子いないのはかわいそうだし。」

「えっ。春ちゃん呼ぶの?」

ムギがびっくりしている。あっそうか。

「あいつもう推薦でここの合格きめてるんだよ。憂ちゃんと仲良くなったら好都合だから。アキもここ受験するらしいし。」

「へぇー。アキちゃんもここの学校くるんだ。私はいいよ。」

「うん。別に私もいいよ。そのかわり会費は。」

「あぁ。オレが払う。んじゃ。ほいっと。」

妹にメールを送る。すると携帯を閉じた瞬間ラインの通知音がなる。

「「「早!!」」」

「そういうやつだよ。ついてくるってさ。」

オレは携帯をしまう。

「後真鍋とか誘えば?あいつ誰かさんのおかげで迷惑かけてしまったしな。んじゃ料理はこっちで準備するよ。」

どうせアキの分用意しないといけないしな。

「他は頼む。でも憂ちゃんには気使わせたら悪いからケーキ作りくらいならやらせた方がいいだろうな。」

「なんか、かいちゃん気使いすぎじゃない?」

「使いすぎっいうか。ただ居やすくしてるっいうか。」

なんか女子ばっかりのところにオレだけ行くの気まずいし。

「でも、憂料理作るの好きだから大丈夫だよ。」

「……ならいいか。他どうする?」

「あっあれやろうよ。プレゼント交換」

「……えっ?」

ますますオレに対する包囲網できてないか?

「やろうやろう。」

「やろうやろう。」

ちょっと頭が痛くなってきた。プレゼント交換についてはハルに頼むか。

「……ムギだったら安くつくのになぁ。」

「かいちゃん?なんか言った?」

「別に。」

オレはため息をつく。

「でも楽しみだわ。クリスマス会。」

「そうだな。」

オレは笑う。最近、ムギは学校でいつもオレが見てきた自然に笑うことが増えてきた。

「よかったな。ムギ。」

「かいちゃんもね。」

 

「まったく。なんでお兄ちゃんの買い物なんか付き合わないといけないのよ。」

茶髪のポニーテールの妹がぶつぶつ言っている。今クリスマス会用のプレゼントを買うために商店街に来ていた。

「うっさい。ほんとに面倒くさい状況になったから言ってるんだよ。アキはバカだし少しアレだろ。」

「……確かにアキには任せてられないわね。」

あいつは少し変人だからな。絶対唐辛子チョコとか選びそうだし。

「まぁとりあえずお前の合格祝いでもあるんだから。」

「……まぁ今回はいいけど。お兄ちゃんに女の子の友達いたんだね。」

「……ムギにはあったことあるだろう。まぁ軽音部のメンバーばかりだし。」

「……ふーん。で女の子ばかりの部活で彼女はできたの。」

「ゴフッ」

オレは咳づいてしまう。

「ハル。そういったやつじゃねーよ。ただギター弾くのが楽しくてやってるんだよ。」

「嘘つき。お兄ちゃん最近前よりも楽しそうにギター弾いているじゃん。それに文化祭でボーカルしてたし。」

あれ?

「お前文化祭来ていたのか?」

「学校見学でね。最初は合唱部に行きたかったけど軽音部に入りたくなってきた。」

まぁあの時の学園祭は最後のがなければいい演奏だったしな。

「ねぇ、お兄ちゃんの部活ってレベル高いの?」

「うーん。レベルは多分低いほうじゃねーか。練習は本番前だけやること多いし。何より放課後に毎回お茶会するしな。」

「お兄ちゃん。それ軽音部なの?」

ただだべって帰るのが基本なんだよなぁ。

「でも、あのお兄ちゃんとベースの人とギターの人うまかったよね。ドラム走っていても自分のペースに合わせてたし。まぁ。ムギちゃんは変わりなかったけど。」

「お前、よく見てるな。まぁ一人はマイペースだからあまり気にしないのが現実だし。」

と妹と話していると基本音楽の話になる。

まぁ恋愛相談とかされても戸惑うだけだしな。兄妹なかが悪いわけじゃないしいい妹だと思う。

「まぁ、最後にお兄ちゃんがベースの人に抱きしめたことが一番驚いたけど。」

「あれは事故だ!」

一口多いのは余分だけど。

しばらく歩くと妹が行きつけの雑貨屋につく。女性向けの店じゃないがいろいろなものが売っているらしい。

店の中に入るとぬいぐるみや小道具などの女の子向けのものからマラカスやお面などのパーティーグッズまであった。

「はぁ。まぁ探してくるよ。」

「頑張ってね。私も探してくるから。」

「了解。」

オレはため息をつき少し探し始める。

とりあえず一通り探し始める。すると見知った顔が見える。

「あれ?律と澪じゃん。」

クリスマス会の買い出しか。終業式終わってから会ってないし挨拶しとこうか。

「澪、律、久しぶり。」

「あっ海、お久しぶりだな。」

「海じゃんクリスマス会の買い出しか?」

と律を見るとオバケのお面みたいなものを被っていた。

絶対澪を驚かせようとしているな。

「澪、後ろ見たらダメだぞ。」

「?どうして?」

「なんか。この後のオチが見えてるから。」

絶対抱きつかれて春に見られてからかわれるしな。オレは一歩後ろに下がる。

「お兄ちゃん。決まった?」

春が走ってくる。すると二人を見て

「あれ?確か、お兄ちゃんに抱きついた人とドラムを弾いていた人ですよね。」

「えっ?」

すぐに顔が真っ赤になる澪、

「お前どんな覚え方してんだよ。」

「違った?」

「合ってるけどさぁ。ほら澪起きろ。」

俺は澪の目の前で一回手を叩く。

「海?もしかして妹?」

「違います。お兄ちゃんの彼女です。」

「どうどうと嘘をつくな。」

春の頭にげんこつを落とす。

「痛い。お兄ちゃん何で殴ったの?

「妹の春奈だよ。ほら自己紹介。」

「ちょっと無視しないでよ。」

「うっさい。いきなり失礼な挨拶をしたあげくに嘘をつくからだろう。さっさと挨拶しろ!」

もう一発げんこつを落とす。すると、痛いと叫ぶが手加減はしているので大丈夫だろう。

「……なんか。大変そうだな。」

律がこっちを見てるがお面をして表情がまだ見えない。

「……こいつはまだマシ。弟の方がきつい。」

オレはため息をつく。

「ハル。こっちはドラム担当の田井中律。一応これでも軽音部の部長。」

「これでもって言うなー!!」

律を指指して紹介する。

「んでそっちの」

オレが澪を見るとまだ顔を真っ赤にしていた。

「……ポンコツ化しているのは秋山澪だ。」

オレは軽く秋山の頭を叩く。

「いたっ。」

「お前、最近壊れすぎだ。しかも叩いたら治るって昔のテレビかよ。」

「ごめんってキャー。」

澪がまた抱きついてくる。後ろを見るとニヤニヤしながら律と仮面を付けたハルがいた。いつの間にか仲良くなってるな。

「……お前わざとやってるんじゃないだろうな。」

「ご、ごめん。かい。」

「……はぁ。」

とりあえずオレは澪を離す。

「……とりあえず、買うもん探しに行くから。お前らハルのこと見といてくれ。」

オレはため息をつく。何でプレゼント買いにきただけでこんなに疲れるんだ?

けっきょく自分で決めるしかなさそうだった。

買い物を済ませて戻ると顔が真っ赤になった澪とそれをニヤニヤしながらいじっているハルと律の姿があった。

「おい。ハル、クリスマスプレゼントは買ったのか?」

「うん。大丈夫。買ってあるから。」

すると袋をオレに見せてくる。

「なら、俺たち帰るわ。後これやる。」

オレはさっき店でもらった福引き券とポケットの中に入れていた秋山にはミルク味のチロルチョコ律には一見イチゴ味のチロルチョコを渡す。

「じゃあな。またクリスマス会で。」

「じゃあね。」

オレたちは少し歩いてから

「……もしかしてお兄ちゃん怒ってる?」

「なんのことだ?」

ハルは気づいたようだったがなるべくポーカーフェイスで答える。

怒るに決まってるだろう。すると数秒後律の叫び声が聞こえてきたが天罰が当たったのだろう。

 

「あーまだひりひりする。」

「私も……」

「自業自得だ。」

さすがアキ特製の唐辛子チョコ。あれから日にちが経っていても効果はあった。

「かいちゃん。あれやったのね。」

「まぁ、律の奴はまだ唐辛子しか入っていないから大丈夫だろう。オレでもなんとか食えるから。」

「チョコを食べたら騒ぎ出すから心配したよ。」

澪には伝えればよかったかな。

しばらく雑談していると唯の家が見えてくる。

「そういえば山中先生呼んだっけ?」

「彼氏居るって前言ってたから誘ってないけど……」

「彼氏と別れたってオレ前聞いたけど……」

すると春以外の笑顔が凍る。

「それ本当?」

「ほんと。」

すると全員の顔を見合わせる。

……まずいな。

「後から適当にごまかそう。」

「「「賛成。」」」

全員の意見が一致した。

それで何もなかったように唯の家に急ぐ。

唯の家につきインターフォンを律が押しドアが開く。

「「「「おじゃまします。」」」」

「はい、どうぞ。」

憂ちゃんが出迎えてくれる。

「ヤッホー唯来たぞ。」

「おーい。みんな上がって!!」

二階から唯が顔を出す。その前に

「憂ちゃん。家に余ってたものだけど。勉強の合間にどうぞ。」

オレはクッキーを出す。一応ちゃんとしたところのだから

「あっ。ありがとうございます。」

「ついでに唯の分はちゃんとあるから。それは憂ちゃんが食べなよ。」

オレはもう一つのクッキーをテーブルに置く。

「かいちゃん。早く。」

「悪い。すぐ行くから。後憂ちゃん身体は気をつけろよ。勉強も家事もやりすぎないようにな。」

オレは階段を登る。

そして入ると

「うわぁーすげー豪華。」

料理が豪勢に置かれていた。

「すごいね。お兄ちゃんのよりもおいしそう。」

「はいはい。どうせオレの料理は美味しくないですよ。明日からは自分で作ってな。」

「ごめん。謝るから作ってください。」

「はいはい。」

「……なんか。唯と憂ちゃんも仲いいけど、かいとハルも仲いいよな。」

律がオレたちの方を見て話す。

「別に兄妹仲が悪くないし。てか兄妹と言うよりも友達に似てるってか。」

「そうだね。喧嘩することは多いけどお兄ちゃんとは仲いいよ。」

「……こいつとアキは仲悪いけどな。」

オレはアキとも仲はいい。仲いいけどただ感覚がまったく違うのだ。

「まぁとりあえず真鍋は?」

「和ちゃんさ遅れるって。じゃあ始めよう!!」

唯がドリンクを持つ。するといつの間にか山中先生が目の前に座っていた。

「……いつからいた?」

「さぁ?」

ハルに聞くがまったく分からない様子だった。忍者かよこの先生。

「メリークリスマス!!」

「「「「メリークリスマス!!」」」」

オレとハルがポカンとしている中クリスマス会が始まる

「いやー今年も終わっちゃうねー。」

「あっという間だったな。」

「やーねぇ。親父くさい。」

とチキンを食べる山中先生。

「ってさわちゃん。」

「これ、おいしいわ。おかわりもらえる。」

「あんたは忍者かなにかか。」

オレは軽く突っ込む。

「失礼ね。私のことをなんだと思ってるの。全く、顧問を呼ばないってどういうこと?」

「あっ。うん」

「いやー。忘れてたわけじゃないんですけど。」

オレたちが気まずそうにしていると。

「先生は彼氏と予定があると思って呼びませんでした。」

全員が固まる。

「そんなこと言うのはこの口かぁぁぁー!!」

唯の頬を引っ張る山中先生。

「天然はすごい。」

「しかも全然悪気はないってところがまた凄い」

「「うん」」

そして

「罰として唯ちゃんはこれに着替えなさい。」

山中先生はクリスマスコスチュームをとり出した。

「何でそんなの持ってるんですか?」

「あーオレトイレ行ってくる。」

「あっトイレなら…」

「……知ってるから大丈夫だよ。」

オレは廊下に座り込む。今頃中ではコスプレ会みたいなものが開かれているだろう。

多分ハルも巻き込まれてるけど。まぁ気にしないでおこう。

まぁ最後は多分澪だけど。

オレはポケットの中のミルクチョコをとり出す。

口の中に入れるとちょっと今じゃ甘すぎる感覚が残る。

やっぱり気使うな。

女子とクリスマス会(ムギの除く)するのはこれが初めてだからなぁ。さすがに緊張するって言うか。

「ひぃーー」

扉を開けと澪が飛び出してくる。

「澪、大丈夫か?」

「……あれ?かいなんでこんなところに」

「待ちなさい!」

「いいかげんにしろ。山中。」

「す、すいませんでした。」

オレは堀込先生の声真似をすると一気に正気を取り戻し戻っていく。

「えっ?」

「似てただろ。堀込先生に。山中先生の元担任だから聞くんだよなぁ~」

堀込先生から暴走した山中先生を止められるように言われている。そのときは呼び捨てにしてもいいとも。

「さて戻ろうぜ。」

「ありがと。かい!」

オレが部屋に戻る。

するとインターフォンがなる。真鍋が来たし少しはカオスじゃなくなるだろ。

 

「さて、和もきたしプレゼント交換でもするかぁ。」

「オー!!」

全員が集まったのでプレゼントを取り出す。

「あっでも先生は?」

真鍋が聞く。そういえば山中先生は知らなかったよな。

「私も持ってきてるわよ。……本当は今日彼氏に渡すつもりだったんだけど。」

重たい。

「それじゃ、始めるわよ。」

「ヤケクソになってませんか?先生。まぁいいですけど。」

携帯をそうさして赤鼻のトナカイを流す。

「曲が終わるまで回して止まった人のものだな。」

とりあえず一端全員の集めて適当に回し始める。

そして数分後曲が終わる。

「はいおわりっと。」

「あっ。これ私が買った奴だ。」

「じゃあ。交換交換」

正方形の箱を山中先生と長い長方形の箱を交換する。

律の正方形の箱。それって

「ねぇ、お兄ちゃん。律さんのプレゼントってアレだよね?」

「多分な。」

すると山中先生がプレゼントを開けた瞬間

中身の丸いものが飛び出して山中先生のおでこに当たる。

「「くっ。」」

オレとハルは笑いをこらえる。

「あはははは最高のクリスマスだわーっ!!」

「先生が壊れた!!」

「発狂したな。」

結局先生をなだめるまで数分使った。

オレがプレゼントの封をきると

「……なにこれ?ホラー映画?」

「はいはい。それはわたしのね。」

「うーん…なんか反応に困るな。これ。個人的に映画は見る方だから嬉しいけど。」

クリスマスではもらうものじゃないな。

「まさかこれを彼氏に上げようとしたんですか?」

唯の天然発言part2

「えぇそうよ。悪かったわねぇ。」

「天然って怖いね。えっと私のは。」

ハルの長方形の箱からは焼き海苔が出てくる。

「あっ、それわたし。」

「和ちゃんお歳暮じゃないんだから。」

「なんか唯の突っ込みって新鮮だな。ムギは?」

ムギが開けるとマラカスが入っていた。

「あっそれわたしが買った奴。」

どうやら澪が買ったものらしく普通に当たりのようだった。

「じゃあ私って。」

律が開けるとすごくかわいらしいカチューシャが入っていた。

「あっ、それわたしです。」

ハルが手をあげる。

「わーかわいい!!」

「へー律よかったじゃん。」

「うん。ありがとーハルちゃん。」

そして真鍋が開くと

「わーおいしそう。」

「ムギだな。お菓子持ってきたのか?」

「うん。」

まぁはずれようがないな。

「じゃあわたしはえっと。」

「あっそれオレ。写真立て。」

スイートピーの絵が描かれている写真立て

「女子が使う小物系が分からなかったけど。」

「大丈夫だよ。ありがとう。かい。」

それを鞄に入れる。最後は

「後プレゼント開けてないのは唯ちゃんと憂ちゃんだけよね。」

「まぁ姉妹同士で交換しあうことになるけどな。」

残っているのも唯と憂ちゃんだけだ。

そしてプレゼントを開くと唯は手袋、憂はマフラーが入っていた。

「憂、前にマフラーなくしたっていってたから。」

「お姉ちゃん、前に手袋片方なくしたっていってたから。」

なるほど、お互いにあげたいものをプレゼント交換に出したのか。

「お互いのプレゼントが当たってなかったらどうするつもりだったんだ?」

「まぁ、結果よければ全てよしって感じじゃねーか?」

でもオレたち兄妹よりも仲がいいのはちょっとうらやましいな。

そうしてその後も一発芸やボードゲームで盛り上がり、高校初めてのクリスマスは思い出に残るものとなった。

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