鴉か夜叉か   作:鮭愊毘

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かわいいの定義は人それぞれ…と言っても程がある

ケーキを食べ終え、ケーキ屋から出てきた万事屋。そして銀平の所持金が銀時と神楽の胃の中に消えていったケーキのごとく消えていく。

 

「今度何かやらかしたらまたビラ一個増やすからな!名前だけどんどん女の子っぽくなってくからな万ビラビラビラビラ子」

 

「ただのビラビラの化け物じゃねぇか!!」

 

「おー!あっちにかわいい乾物屋があるヨ!行ってみようか万***」

 

「もっとダメだァ!!」

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで乾物屋にやって来た一同。神楽と平子の女子組はわかめを手に取って『かわいい』と言っている。

 

 

「あー…乾物屋ってかわいい…のか?」

 

「「さあ?」」

 

銀平の問いに声をそろえて答える銀時と新八

 

 

そして銀時達に近づこうとした平子だったが、向こうから歩いてきたガラの悪そうな男にぶつかり

 

 

「うおぉぉあああ!!」

 

「兄貴ィィィ!!」

 

おおげさに痛がる男とそれを心配する男。銀時たちは直感した

 

 

(モノホン来ちゃったァ!!)

 

 

と。今の平子をヤクザと衝突させるのはあまりにも危険。こう考えた銀時はヤクザ二人のうち大げさに痛がったほうの肩をたたく。銀平は彼の斜め後ろで兄がなにかやらかそうとするのを止める役を買って出た

 

 

「あのー…うちの連れが何かしましたか?」

 

「ああ?何だテメェ…」

 

 

「うおろろああァァァァ!!」

 

「あァァァァ!!」

 

肩を叩かれたヤクザが銀時の方を振り向いた瞬間、銀時は突然苦しみ(?)、倒れる。銀平は彼が悲鳴を上げ、突然顔が自分の方に向いたので反射でビンタし、それで銀時の頭が自分から離れた瞬間、今度は腕が飛んできてそれに当たり吹き飛んでしまう

 

 

「あ、アニキ!!」

 

「お、折れ…ゴファ!今肩叩いたアレで全身の骨が粉々に……それと…ほっぺた…痛い」

 

「それはこっちも…」

 

 

「あの、これどう落とし前つけてくれるんですか」

 

平子の声のトーンが低くなる。そして開いた口が塞がらない新八

 

 

 

「いけないアル、ピラコ落ち着くネ!」

 

「はいおつりまいどぉ」

 

乾物屋のおばちゃんからお釣りをもらう神楽だが、彼女も銀時と同じようにお金を渡された瞬間、悲鳴を上げて倒れる。

 

 

「あぁ、そっちは腕一本、こっちは二人が全身粉砕骨折、一人が右頬の強打でおあいこにしませんか?ゴフェ」

 

吐血しながらヤクザに向かって銀時は言う。

 

「お前ら勝手に骨折しただけだろうが!ガキに至っては俺たち関係ねぇし、そこの男はお前に殴られてただろうが!!」

 

熱くなっていくヤクザだったが、もうひとりのヤクザに止められる

 

「兄貴、その辺に。こいつら、お登勢のとこの…」

 

「何!?」

 

この一言で銀時らを見逃すことにしたヤクザ。しかし平子を連れて行こうとする。抵抗する彼女を黙らせようとヤクザの一人が腕を上げた瞬間――

 

 

「ぜ、全身粉砕骨折はどうした…?」

 

銀時がヤクザの腕を掴む

 

「そっちの腕も大変なことに……なってんじゃねぇかァァァ!!」

 

そしてヤクザを投げ飛ばす。

 

「何をしとんのじゃ己はァ!!」

 

「い、いや、ちょっと小突いただけじゃん…」

 

「どこがだ!思いっきり吹き飛んでるだろうが!!」

 

「せ、戦争だァ!!」

 

ヤクザの一人が銀時に迫るが

 

「戦争なんか知るかァァァ!!」

 

 

「やりやがった!二度やりやがった!あのバカ兄貴が戦争の火ぶた切りやがったァァァ!!」

 

 

「大丈夫だよヒラ太くん。それなら…

 

 

 

 

生コンクリート~!」

 

神楽がバケツいっぱいに入った生コンを持ってくる

 

「何をしようとしてんだァァ!!」

 

「うるさい!これにあいつらをいれて海に捨てれば、半永久的に黙らせることが可能なんだ!」

 

「どこでそんな知識仕入れてきたァァ!?」

 

パニック状態の万事屋。そこへ犬を連れた一人の男が現れる

 

「親父、いつものドッグフード頼むわ…‥なんや、ごっついことになっとるやんけ。いったい何が…」

 

「…‥」

 

その男 黒駒勝男にヤクザを生コンに入れている所を目撃されてしまった

 

 

 

 

 

 

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