鴉か夜叉か   作:鮭愊毘

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第三の警察組織?
忘れてない、忘れてませんよ。ただ、これと被る点があるからそこをどうするか悩んでるだk(ry



やりたいことは早いうちにやっておけ
アフロの狼と偽のアフロ


今日の真選組入隊試験の真っ最中。そこでは30人抜きをした剣豪が隊士たちを驚かせていた。

 

「おー!威勢のいいやつがいるな。こんなご時世でまだあんな剣の使い手がいたとは。トシ、何者だ?」

 

「えー……なんて読むんだ?」

 

土方が書類を確認すると、そこにはアフロヘアーの男、もといあの剣豪の名前「柱 阿腐郎」が書かれていた。しかし読みがわからない様子。

 

「はしら……あふろう?」

 

「いや、あふろじゃねーか?」

 

近藤と土方が話していると突然剣豪が面をとり、こう言い放つ。

 

 

「アフロじゃない!桂だ!」

 

 

そう、この阿腐郎というのは桂が変装したものだったのだ。

 

「アフロじゃない桂だぁ?何かどっかで聞いたことあるフレーズだな」

 

「うぅ……」

 

「それにその顔……」

 

「うぅ……!」

 

「トシ!その辺にしとけ。要するに阿腐郎という名前だが、そのアフロはカツラってことなんだろう」

 

「しかし……」

 

「んなことより、次俺がやってもいいですかぃ?そろそろ真選組の厳しさを教えてやんねーと」

 

土方ともめ始める総悟。しかし、後ろからアフロヘアーの男が彼の肩をたたき、阿腐郎の相手を自ら志願した。

 

「喜びな新人さん。その人に勝ったら、面接抜きで隊に入れてくれるってよ」

 

アフロヘアーの男 アフロの狼(アフ())こと真選組三番隊隊長 斎藤(さいとう)(しまる)。彼が阿腐郎の試験の最後の壁として立ちはだかる。

 

ーーーー

 

そのころ銀平は銀時と神楽が依頼で不在なので気晴らしに散歩に出かけていた。すると向こうから眼鏡をかけた少年を筆頭にマラソンをする集団を見かける。寺門通親衛隊だ。

 

「お前らァ!!そんなんじゃお通ちゃんに愛が届かねぇぞ!!」

 

隊長の新八がヘトヘトの部下に向かって叫ぶ。だが、部下の中には汗一つ流さずに平然としている者もいた。そう、攘夷志士(桂一派)の中で一番の暇人こと河上刃、とそのドルオタ仲間である。

 

「てめぇらァァ!!立てェェ!刃を見習えやコルァ!!」

 

凄い形相で叫ぶ新八。これを見ると銀平はいつも、『あー、やっぱお妙さんの弟だなぁ』と思うらしい。ちなみに、彼は妙よりも年上で、仲もいい方なのだが未だに彼女を呼び捨てできないとのこと。

 

「おい、朝っぱらから何やってんだ」

 

「あ、銀平さん」

 

「む、銀平殿か。いや、翔陰殿と呼んだほうがいいでござるか」

 

「……好きにしろ。で、お前は何でここに……ああ、親衛隊だったな」

 

ーーーー

 

いつみても暑苦しい親衛隊と別れ、帰路につく銀平。万事屋まで戻るとそこには、アフロの男が万事屋の戸の鍵穴を『開けて』と言わんばかりに指さす。

 

銀平が鍵を開けると彼は素早くトイレに向かい用を足す。その後しっかり手を洗って銀平に『依頼書』と書かれた封筒と札束を渡して去っていった。

 

「……?」

 

銀平は今何が起こったのかについての状況の整理ができなかった。

 

真選組の服を着たアフロ男が家の前にいたと思ったらいきなりトイレ借りて依頼書と金を渡してきたからである。

 

銀平が恐る恐る封筒を開け中の手紙を読む。そこにはこう書かれていた。

 

 

万事屋さんへ

 

突然の手紙お許しください

私は都内に勤める公務員のZというものです。

今回、長年一人で抱えてきた悩みを解決してもらいたく匿名で手紙を書かせてもらいましたZ

私は昔から無口な人クールな人と言われてきましたがそうではありません。トークで滑ったらどうしよう、噛んだらどうしよう、声が変とか言われたらどうしよう、今まで黙ってたのに急にしゃべって調子に乗ってると思われたらどうしよう?

 

話す前からネガティブなことを考え怖くて黙っているだけで本当は楽しくおしゃべりしたいだけのおしゃまな普通の男子なのですZ

ですが人と話そうと思えば思うほど緊張してしまっておなかが痛くなり、厠にばかり立ってしまいますZ。ウ〇コばっか行ってるとか言われたらどうしよう、無口なのにそっちの口はおしゃべりとか思われたらどうしよう、"しまる"なのに締りが悪いと思われたらどうしよう……こう考えるほどさらにしゃべれなくなりましたZ

 

皮肉にもその無口を買われ隊の内偵調査を任されてしまい唯一話せるのは日記の中だけになっていきましたZ。そんな折密かにつけていたぜひ友達になりたい人帳・略してZ帳を隊士に見つかり、深読みした彼らは脱走し私はせっかく話しかけられそうな人たちを処断しなければならなくなってしまったのですZ.例え隊規を犯したものでももう仲間は斬りたくない。喋ることをあきらめ孤独に生きていた私の前にその男は現れましたZ

 

彼は黙り続ける私を警戒することもなく、何度もずけずけと話しかけてきましたZ。厚かましくもたくましきその姿を見て私は確信しましたZ。

 

 

 

私の友達になってくれるのは……彼、柱 阿腐郎しかいないZ

 

 

ですが何と話しかけていいかわかりませんZ。何かアドバイスをいただけるとありがたいのですが。

 

 

 

 

 

この手紙を読み終えた銀平は早速返事を書き始める。

 

 

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