鴉か夜叉か   作:鮭愊毘

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柳生篇
しっかり「NO」と言える人間になれ


最近武家に関する事件が多発している。主犯は過激派攘夷志士。現在真選組と真挑組がこれを捜査している。

 

先祖代々将軍家の剣術指南役として仕えてきた名家・柳生家の次期当主である柳生九兵衛。彼女が幼馴染である妙を屋敷へ連れている最中、事件は起こった

 

 

 

 

「な、何者だ貴様ら!!」

 

突如刀を持った男達が柳生家に道場破りを仕掛けようとしていた

 

 

 

「あ?何だあれ・・・」

 

一方こちらは散歩兼パトロール中の銀平。彼は攘夷志士が柳生家の見張りを倒しモンを開ける様子を目撃してしまった

 

 

 

 

現在柳生家はエースともいえる九兵衛が不在のこともあって乗り込んできた志士に苦戦していた。が、その時―――

 

 

 

 

「当主を出せ!我々の手でその首を―――」

 

「ッ!だ、誰だ貴様は!!

 

 

 

ふざけているのかァァ!!」

 

 

志士の一人が倒れ、もう一人が彼の方を向く。するとそこには

 

 

 

 

プラスチック製のおもちゃの刀(定春と遊ぶ用)を持った銀髪の侍が立っていた

 

 

「ふざけてねーし!これ家のペットと遊ぶようだしぃ!!」

 

銀平はその刀を遠くに投げ捨てる・・・つもりだったが、中が空洞のプラ製のおもちゃは思ったより遠くには飛ばなかった

 

『何がしたいんだこいつ』

 

と柳生家の門下生が見つめる中彼は懐から拳銃を取り出す

 

 

「いや!そこは刀じゃね!?」

 

「刀?お前らにはそれよりこれが似合う」

 

そういって彼は空砲を撃つ

 

こういうものに耐性が無かったのか、志士の大半が気絶、残党は彼に倒された

 

 

 

 

「あーどうしよっかなこんなに多く・・・」

 

志士たちをひとまとめにし、どうやって運ぶか考えていると

 

 

「・・・・・」

 

 

妙を連れて戻ってきた九兵衛と目が合ってしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この通り!道場破りのつもりはありません!すみません!!」

 

銀平は事態が落ち着いたころに九兵衛に向かって綺麗な土下座をした

 

「いや、誰も君のことを疑ってはいないのだが・・・」

 

「しかし!それでは俺の気が・・・あ、そうだ」

 

こう言って彼は九兵衛に自分(の兄)が営んでいる万事屋の名刺を渡す

 

「なぜそこで名刺を・・・?まぁ、気が向いたら行くよ」

 

ここでの目的を果たした銀平。彼は柳生家に妙がいるという疑問を残して帰ろうとしたのだが―――

 

なぜか門には万事屋の三人と真選組のKOH 計六人が道場破りを企てていた・・・?

 

 

 

 

何が起こっているのかわからず混乱する銀平

 

そして万事屋(-1)、真選組と柳生家による六対六の勝負が始まろうとしていた―――

 

 

 

 

一方銀平は柳生四天王の一人である東城によって屋敷のある部屋まで引っ張られていったのだった

 

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