「今日はここまでにしよう!わかんなかったら北斗に聞いてくれ!戻るからな俺!」
急いで扉まで走り、部屋から出ようとする。
「待ってよ七瀬!!今日は俺とデュエルしよう!!」
「俺がやるんだよ!」
「違う!私がやるの!!」
ジュニアクラスの生徒が七瀬の元へと駆け寄る。
「だから、北斗とやれって!!俺あれから毎日やってんだぞ!俺に自由時間をくれよ!!」
「だって七瀬のが強いし!!」
「強い人から教わるのは当然だとおもう!」
「お前らより強いよ!北斗は!それとこの前のは俺の手札がよかっただけだよ!あんな手札ほとんどねぇよ!!あといじけるな!北斗!!じゃあな!!」
部屋から飛び出た、
「あーーデュエルが好きなのはいいんだけど、この世界だと過激だな。さて、今日はLDS内の散策だな、あわよくばアクションデュエル申し込んだろ」
七瀬はてきとうに歩き回り、デュエルの観戦をしていた。
「おっナチュビじゃん!ってことはシンクロ使いかーー」
とキョロキョロ回りを見ながら歩くと
「痛って」
「きゃ!」
前にいたひとに気づかずぶつかった。
「あぁ、すみません!大丈夫ですか!」
と倒れている女の子に手を差し伸べる。
「いえ、大丈夫です……」
女の子が顔をあげ答えた
(おぉ美少女…それに瞳が青色で綺麗だ)
綺麗な顔立ちをしていた。瞳の色は青く透き通っており、白髪でロングな髪型はまるで(青き眼の乙女)を連想させられた。
「あのー、どうかしました?」
「えっ!あっいやなんでもないです。」
「ん?あなたって赤間七瀬くん?」
差し伸べられた手を握り、立ち上がったあとそう問われた。
「ん?うん、そうですけど、会ったことありましたか?」
「会ったことはないよ?この前授業中してるの見ただけだし、名前だって多分いろんな人が知ってるとおもうよ?だって他校からわざわざ来るような人だし」
「あぁ、そういう……(正確には他校どころか別の次元なんすけど……)って、カード落ちてますけど、あなたのですか?」
落ちていたカードを拾い、手渡す
「あ!ありがとう!大事なカードなんだぁ!」
カードを受け取り、モンスターが描かれている方を向ける
「って!!!ブルーアイズ!!!」
七瀬はモンスターを見て驚いた、
「それってどこで手に入れたの??普通に流通してるの??それとも!
「ちょっと近い、近い!落ち着いてよ!」
「あっごめん、つい(向こうだと当たり前だけどこっちで見るとさすがに驚くわ、)
「このカードはね、おじいちゃんからもらったんだー、カードっていうよりデッキごとのが正しいかな?流通はしてないんじゃないかな?っておじいちゃんが言ってたと思うけど……そういえば!あなたもドラゴン使ってたよね!よく名前が似てるやつ!」
「あぁうん、使ってますよ」
「敬語やめてもいいよ?」
「そう?わかった。んーとこれかな?レッドアイズだけど」
デッキを取り出し、レッドアイズを1枚取り出し見せた。
「それだよ!それ!この前みて似てるなぁっておもったの。ふーーん{真紅眼の黒竜}レベル7、2400.2000ね、ってステータスだけだと、完全にブルーアイズのが強いって思う」
「確かに……でもやっぱり俺はレッドアイズが好きだからねー使いたいんだよ。」
「私も!ブルーアイズ好きだから使ってるんだ、でも…
「お!宝の持ち腐れ女じゃん!」
話を遮って1人の男が割って入ってきた、
「お前にはそのカードはふさわしくないから貰ってやるっていつもいってるだろ?だからくれよ」
すぐ後ろにもう1人いた
「いやだっていつもいってるでしょ!!これは大切なカードなんだから!」
「関係ねぇよ、そんなにつえーモンスターだって弱いやつに使われるより、強い俺らみたいな奴に使ってもらいたいに決まってんだろ??」
「おい、お前ら嫌がってんだろ、それにそのカードはお前らみたいなゲス野郎共にこそふさわしくねぇんだよ、わかったらどっかいきな」
「あぁ?誰だテメェは?ナイト様気取りですか?恥かく前に帰った方がいいとおもうけどなぁ?」
「そうだぜ、俺らはシンクロコースにいるエリートなんだからなぁ」
「へーー俺もエクシーズコースの人間だけど??」
「ほぅなかなかやるらしいな、どうだぁ!デュエルしてみねぇか??俺らが勝ったらお前は俺らに2度と逆らわないってことで」
「俺が勝ったらなんかあんの?」
「へっありえないことを言うやつだ、なんでも言うこと聞いてやんよ」
「男に二言はないな??」
「あるわけないだろ。ってなわけでタッグデュエルといこうか」
「タッグデュエル、お前らと俺ほかに誰がやるんだよ」
「そこにいるだろ?そのブルーアイズを使う女がよぉ」
「わ、私が……」
「いいじゃんやってやるよ!やろう!えっと名前なんだっけ聞いてなかった」
「あっ
「えっ?いやいやブルーアイズデッキが弱いはずわ………少なくともレッドアイズより…」
「だって私勝率未だに3割程度だよ!!チャンピオンシップにでれないくらい弱いよ!それに私……プレイングが怪しいし……」
「受けるんだな?ルールは墓地、フィールド、ライフの共有、とまぁシンプルなやつでいいだろ。
早速アリーナを借りてきてやる、待ってな!その間にそいつをかばいながら戦う方法を考えておくんだなぁ!」
「(あれ?なんか今ちょっといいやつとか思ってしまった……んなことより)ちょっとデッキ見せて!!」
「あっう、うん……」
(ふむ、ストラク3個合体みたいなデッキだな………乙女、とかの青き眼シリーズはいるけど、あれだな…オルタナティブがいねぇじゃん…それでか…それに、エクストラもシンクロのみ、究極竜すらいねぇ、そういえばブルーアイズが強いっていうよりランク8が強いのが青眼だって言ってたな。だったら)
例のトランクを取り出し5枚のカードを取り出す。
「これを使って。多分役に立つと思うから。」
「えっでも…悪いよ!」
「いいから、いいから、とりあえず見てよそのカード」
「えっ、何このカード…見たことないなんでこんなカード持ってるの??」
「まぁ……いろいろあってねっ、と来やがったな、やってみようよ!サポートはするから!」
「うん。頑張る。」
「借りてくれてどうも!じゃあやろう」
「ふん、いくぞ!」
「「アクション」」
「「デュエル」」
「先行は私が!{青き眼の乙女}を召喚!カードを2枚セットしてターン終了!」
(まぁもう少し攻めれるとよかったかもな、まぁ手札次第か)
「ふん、その程度かよ!俺のターンドロー!俺は{D・スコープン}を召喚!スコープンの効果により、手札から{D・ラジカッセン}を特殊召喚!いくぜ!!レベル4のラジカッセンにレベル3のスコープンをチューニング!シンクロ召喚!来い!{パワーツールドラゴン}」
(いかつい割にはD使うんか…だがソリティアしてくるデッキ油断はできないな)
「パワーツールの効果だ!{団結の力}{魔導師の力}{ダブルツールD&C}を選択するさぁどれがいいか選びな!!」
「右のカード」
「ほうこのカードか俺はカードを2枚セットし、手札から装備魔法{魔導師の力}発動!パワーツールに装備だ!」
「厄介なカードを…使いやがって」
「これでパワーツールの攻撃力は1500アップの3800だ!バトル!パワーツールで{青き眼の乙女}を攻撃」
(ソリティアなかったな……そうだよなあっちの世界が頭おかしいだけだよな)
「乙女の効果発動!この攻撃を無効にして、乙女を守備表示にする!」
「厄介な効果を持ちやがって」
「まだよ!!その後デッキより{青眼の白竜}を特殊召喚!来てブルーアイズ!」
「おぉ!!かっこいいなぁ!!」
「はっ、たかだか3000、パワーツールにはおよばねぇな!」
「……………」
八恵は俯く
「そんな顔すんなよ、八恵!ブルーアイズは勝利をもたらすカードだぜ!」
「勝利……」
「おう!だからプレイヤーが信じないでどうするってんだ!そしてこれはタッグデュエルだ!俺もいる!」
「うん!!」
「なーにデュエル中にいちゃいちゃしてんのかねー余裕だなおい!ターンエンドだ!」
「まぁ勝つつもりだしね!!ドロー!おっ!(久しぶりにあのモンスターをつかえる!それに八恵へ渡したカードの使い方説明にもなる!)俺は、{レッドアイズ・インサイト}を発動!俺はデッキから{レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン}を墓地に送り、{レッドアイズ・トランスマイグレーション}を手札に加える。そして発動!八恵ドラゴンを借りるよ!」
「えっ!!私のブルーアイズ!」
「ちゃんと返すから!ブルーアイズをリリース、儀式召喚!!降臨せよ!{ロード・オブ・ザ・レッド}」
「なに!儀式召喚だと!お前エクシーズコースじゃなかったのか!!」
「そうだよ!でも俺は儀式召喚もつかえるのさ!戦略は多いほうがいいだろ?そして俺は手札より{死者蘇生}を発動!」
「それでブルーアイズを!!」
「あせんなってもう少し借りとくよ。この時{ロード・オブ・ザ・レッド}の効果が発動する!このカード以外の効果が発動した時!相手のモンスターを破壊する!俺が破壊するのは、パワーツールだ!」
「させるかよ!罠発動!{デモンズ・チェーン}モンスター効果を無効にし攻撃できなくする」
「{ロード・オブ・ザ・レッド}の効果!」
「それはもう発動してんだろが!」
「いいや、さっきのはモンスターを破壊する効果、次は罠、魔法カードだ!{デモンズ・チェーン}を破壊!」
「くそ!!しかしパワーツールは代わりに装備魔法を破壊できる」
「だが攻撃力は下がる。そして復活だ!{レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン}さらに効果!手札、墓地のドラゴン族モンスターを特殊召喚する!蘇れ!{青眼の白竜}!
はい帰ってきたよ!」
「すごい攻防…しかもたった1ターンでモンスターを3体も特殊召喚しちゃった…攻撃が通ったら相手のライフはゼロ!」
「まぁ勝つためにはこれくらいはね!バトルだ!{ロード・オブ・ザ・レッド}でパワーツールを攻撃!」
「っくそがー、罠発動!{攻撃の無力化}バトルフェイズを終了させる」
「止めたかー決まれば終わらせたのに……俺はカードを2枚セット、ターン終了だ。」
「俺のターン、ドロー。俺は手札より{愚かな埋葬}を発動する。デッキより{薔薇恋人}を墓地に送る。そして墓地の{薔薇恋人}の効果を発動、このカードを墓地から除外し、手札より植物族モンスターを特殊召喚する。来い{ローンファイア・ブロッサム}そしてこいつの効果、リリースしデッキから植物族モンスターを特殊召喚する。チューナーモンスター、{夜薔薇の騎士}!」
(やばい、植物デッキでこの状況を簡単にリセットできるモンスター………ブラロしかいねぇ…)
「さらに{ロードポイズン}を召喚。レベル4の{ロードポイズン}にレベル3の{夜薔薇の騎士}をチューニング。シンクロ召喚!{ブラック・ローズ・ドラゴン}!さらに効果発動だ!フィールドのカードを全て破壊する。」
「えっ!!全て破壊するの!?パワーツールだっているのに!」
「いいんだ、あれで。状況的に奴らのが不利な展開なんだ。さらにあいつらが蘇生系のカードがあれば無防備の俺らを一方的に攻撃できる。厄介なモンスターを…」
「詳しいね。」
「えっ…まぁ……これでも勉強してるから(出たばかりの頃暴れてたしな、そりゃ詳しいよ。)」
「なにコソコソ話してるか知らんが、全てを破壊させてもらうぞ!」
「くっ……さっきまであんなに賑やかだったのになんてことを……」
「驚くのはまだだ、俺も使うぜ?{死者蘇生}発動。{ブラック・ローズ・ドラゴン}復活。続けてバトルだ!いけ、奴にダイレクトアタックだ!」
「まだアクションマジックがある!」
七瀬は走りだす
「行かせねぇよ!」
七瀬の前に敵の片割れが立つ
「っくそ!八恵!頼む」
「えっ?!」
「アクションマジックを!」
「遅いな」
「ぐあっ……(くっそライフが4000だとブラロ一発が致命的だな)」LP1600
「七瀬くん。ご…ごめんなさい私…」
「いいよ、いいよ。まだライフは残ってるし、次は八恵のターンだ。まだ負けたわけじゃない」
「う、うん…」
「これは勝ったも同然だな!そいつ本当にここぞって時に弱ぇからなぁ!次のターンだってろくなカード引けずに終わるだろうよ」
「そうだな、俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ。」
「私のターン………(その通りだ。私はこんな状況に本当に弱い…そして負けるんだ……今回もそうだろうな、七瀬くんに悪いな巻き込んじゃって。もうサレンダーして、ブルーアイズを渡せば……そうだよ、元から私には似合わないカードだったんだ。なんなら七瀬くんみたいな人に渡ってればよかったのに)」
「八恵」
「七瀬くん…」
「献身と信頼、その証を立てよ。さすれば我は振るわれん……って言葉があるんだ、って昔やってたゲームの言葉なんだけど。これってデュエルも一緒なんだよ。」
「えっ?どういう意味なの…」
「えっと、つまり、デッキを信じろ!自分の組み上げたデッキを信じろ!そうしなければデッキは答えてくれないって事だ!自分のことも、デッキのことも信じれない奴はデュエリスト失格だ!」
「そっか、そうだよね……」
「そのとおりだ!そして俺も八恵を信じてる!俺の信じるお前を信じろ!」
「ありがとう。私は負けない!ドロー!!」
書いてたらめちゃくちゃ長くなってたのでいったんここで終わらせました。
話の構成を考えるのは早いのですが、どうも文章にするのが苦手っぽいですね。(致命的)少しずつ慣れていけばいいとは思ってますが。
そして今回主人公がくさいセリフ使ってますがほとんど他作品の言葉を借りてます。かっこよすぎるから使わせたくなるんです。
次回はこのデュエルの決着&少しストーリーを進める予定です。
さて次回ドローしたカードとは