やはり俺が魔戒騎士なのは間違っている。   作:アスハラ

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今回は、八幡達は学校に転校します。クラス適当です


転校

〈朝〉

 

《総武高校/1年D組》

 

女子生徒

「ねぇねぇ、姫菜聞いた?」

 

海老名

「え?何が優美子?」

 

海老名 姫菜の友人三浦 優美子が話し掛けた。

 

三浦

「今日、転校生がくるんだって!」

 

海老名

「転校生?珍しいね」

 

三浦

「そうなんよ。しかも男子3人、女子2人だって」

 

海老名

「へぇ」

 

三浦

「へぇって興味なさそうにするし」

 

海老名

「興味ないよ」

 

三浦

「姫菜も少しは興味持つし・・・・あ、でも、確か3人中一人の男子は確か目が腐ってるって聞いたような・・・・」

 

海老名

「目が腐ってる?」

 

八幡

『・・・・俺は、涼邑 零。騎士の称号の名は銀牙騎士ゼロ。じゃあな海老名、案外すぐに会えるかもな』

 

海老名

「まさか・・・・ね」

 

キーン!コーン!カーン!コーン!

 

ガラッ!

 

先生

「お前ら席に着け。ホームルーム始めるぞ~」

 

三浦

「あ、ヤバ!じゃあ姫菜。また後で」

 

バタバタ

 

先生

「お前らもう聞いてると思うが転校生がいる。男子一人、女子二人だ」

 

女子生徒1

「え~どんなひとかな?格好いいかな?」

 

男子生徒1

「可愛い娘かな?」

 

海老名

「まさか・・・・ね」

 

先生

「お前ら静かにしろ!それじゃ入って来てくれ」

 

ガラッ!

 

先生に言われ女子二人と一人の男子が入って来た。

 

海老名

「え?」

 

先生

「自己紹介してくれないか?先ずは女子から」

 

沙紀

「私は、川崎 沙紀。初めての学校生活なのでよろしくお願いします」

 

パチパチ

 

男子生徒1

「あの娘可愛いな」

 

男子生徒2

「特にスタイルがいい」

 

「私は、涼邑 操です。私も初めての学校生活ですのでよろしくお願いします」

 

パチパチ

 

女子生徒1

「あの娘可愛いね。笑っているとことか」

 

女子生徒2

「うんうん」

 

先生

「最後は、男子だ」

 

八幡

「涼邑 零。涼邑 操の義理の兄だ。義妹共によろしく」

 

ガタッ!

 

海老名

「す、涼邑君!?」

 

八幡

「ん?あ、海老名久しぶりだな」

 

先生

「ん?何だ。海老名と知り合いかなら涼邑兄は海老名の隣だな。じゃあ、質問タイムは後にしろよ~ホームルームは終了だ」

 

ホームルーム終わりと同時に八幡達は、質問攻めにあった。

 

〈昼休み〉

 

《総武高校/1年D組》

 

八幡

「あ~質問攻めは疲れた~」

 

「私も疲れたよ。零兄~」

 

沙紀

「私も疲れたよ」

 

八幡

「材木座はどうでもいいが戸塚は大丈夫かな?」

 

「まあ、確かに戸塚さん女顔だから・・・・男子に告白されてたりして」

 

八幡

「十分あり得るな」

 

沙紀

「否定出来ないわね」

 

ピィン

 

八幡

「ん?」

 

カチャ

 

シルヴァ

『ぷはぁ~全く蓋なんて付けないでよね。息がつまりそうよ』

 

八幡

「しょうがないだろ。お前人前で喋るから“リュメ様”が蓋を付けてくれたんだぞ?」

 

沙紀

「確かにシルヴァが喋っている所なんて誰かに聞かれたら騒ぎになっちゃうんだからね!今は私が結界貼ってアンタの声は誰にも聞こえてないんだから」

 

シルヴァ

『・・・・』

 

八幡

「まあ、早く飯でも食うかな」

 

ズドォォォォン!

 

八幡は上着から机と同じくらいの大きな重箱を取り出した。

 

「ど、どっから出したの。その重箱!?」

 

八幡

「魔法衣から」

 

沙紀

「見えないからって魔法衣から出さないでよ」

 

八幡

「すまんすまん」

 

沙紀

「でも凜さん、こんなデカイ重箱何処で手に入れたんだろ?」

 

八幡

「手作りだ」

 

沙紀、操

『手作り!?』

 

八幡

「俺は一応注意しようとしたんだけど・・・・」

 

 

 

 

〈転校前〉

 

《涼邑邸/凜の作業場》

 

トンテンカン!

 

「八君待っててね♪今からおっきな重箱作って上げるからね~♪」

 

八幡

「いや、あの、そんなデカイ重箱必要ないんですけど・・・・」

 

「!?(ガーン!」

 

八幡

「あ、ヤベ」

 

「死のう・・・・」

 

八幡

「ワー!ワー!ワー!首吊ろうとしないで下さい!分かりました!分かりました!デカイ重箱作って下さい!」

 

ピタッ!

 

「そうよね。八君よく食べるからおっきな重箱作って上げるからね~美味しいお料理作るからね~」

 

八幡

「は、はい・・・・」

 

 

 

 

《総武高校/1年D組》

 

八幡

「てな、事があったんだよ・・・・」

 

シルヴァ

『確か前は、手首を切ろうとしたり。その前は、毒を飲もうとかしてたわね』

 

沙紀、操

『え~』

 

八幡

「はぁ~凜さんには困ったもんだな」

 

ガラッ!

 

材木座

「は~はっ!はっ!はっ!待たせたな八m・・・・プギャ!」ゴシャ!

 

材木座の顔面に弁当箱の蓋が当たった。

 

八幡

「人前でその名で呼ぶなっていったろ?」ゴ!ゴ!ゴ!ゴ!

 

バキィ!

 

材木座

「ひゅ、ひゅびばひぇん」

 

戸塚

「あ、零待たせてゴメンね・・・・って材木座君どうしたの?」

 

八幡

「俺が殴った」

 

戸塚

「や、やり過ぎだよ?」

 

八幡

「フン。まあ、弁当食ってけよ凜さんが作ったからな」

 

「相変わらず零兄は厳しいね~」

 

八幡

「当たり前だ」

 

沙紀

「さ、紙皿出したから好きなの取って食べな」

 

「は~い」

 

生徒全員

『(運動会?)』

 

沙紀、操、材木座、戸塚

『モクモグ・・・・!?ウマァ!』

 

「美味すぎ!」

 

沙紀

「口の中溶けそう!」

 

戸塚

「美味しすぎて涙が・・・・(ポロポロ」

 

材木座

「零いつもこんな美味しい料理を食べているのか!?」

 

八幡

「まあな」

 

シルヴァ

『八幡、この学校ホラーがいるわよ?』

 

八幡

「そうか、なら夜まで待つぞお前ら?」

 

材木座

「フ、承知」

 

沙紀

「腕が鳴るよ」

 

「今日は零兄と一緒だよ?」

 

戸塚

「僕の弓の速打ちで打ち抜く」

 

シルヴァ

『八幡、メメよ』

 

メメ

『・・・・』

 

スッ!

 

八幡

「ん?指令かありがとメメ」

 

ナデナデ

 

メメ

『♪』

 

カシャ!

 

ボォ!

 

八幡

「今回の俺の相手はゲートホラーか」

 

シルヴァ

『油断しなければ早く休めるわね』

 

スッ!

 

材木座

「おっ?感謝するぞ」

 

メメ

『・・・・』

 

ケリ!

 

材木座

「アタ!」

 

八幡

「お前メメに嫌われてるな・・・・俺と材木座に依頼が来たなら戸塚は、学校の警護だな」

 

戸塚

「分かった」

 

 

 


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