果たして少年は……
「んぅ……此処は……?」
少年は目を覚ました
目を覚まし少年が見た光景とは……。
「何も無いな……
文字通り無だな。」
そう無だった
言ってしまうと宇宙が出来る前だ
そして少年は自分自身の身体の異変に気付いた。
「何か目線が低いな
イケメンって頼んだ筈なのに……
取り敢えず鏡で見てみるか。」
ブゥン!
少年は創造の力で鏡を創った
そして自身の顔を見てみると……。
「……女……?
しかも、この顔は何処かで見た覚えあるぞ。
確かボーカロイドとかいうキャラに出てたな」
見た目は女になっていた
しかも、かなりの美少女と言えるだろう。
「あの爺……女にしやがったのか?
というか今気付いたが声も高いな
一応、念の為に調べておくか。」
少年は自分の股間に手を当てて
男の象徴を調べた
一応男の持つべきものは存在していたらしい
男と分かって心の中で安心した様だ
その他にも身長や羽なども色々と調べた
少年は背中を見ると6対6の12枚の羽が生えていた
「それにしても……
この顔がイケメンだと?
羽が多過ぎないか?
まぁ、良いけどさ
爺め……次会った時は
神力を纏わせた拳を、おみまいしてやる
さて神力と言えば
やっぱり魔法だよな
よし、先ずは宇宙を作らないとな。」
それから少年は必死に修行をした
1000年は下らない年月を修行に費やした
その結果……。
「強くなり過ぎた……
小さな神力で星破壊するとか誰だよ……俺だよ!
さて、ネタは飽きたな
そろそろ……始めるか。
宇宙の創造を……!」
その言葉と共に少年は無限の神力を解放した
それこそが全ての始まり『ビックバン』である
少年の神力が全てを包み込むほどの大きな力となり
宇宙に超爆発を生み出した
それも宇宙を揺らす程の爆発である
キィン……ズドォォォォォオオオオン!という轟音が
何もない無に鳴り響いた。
「うぇ……
やり過ぎたか?
まぁ、この位で良いだろう
さてと、何しようかね?
地球が出来るまで、約180億年は必要だ
どうするかなぁ~……
取り敢えず、各武器を極めるか
そうと決まれば……先ずは素手からだな。
おらぁぁぁぁああああ!」
少年が笑いながら拳を突き出していく
その度に拳から衝撃波が発射された
ズドドドドドドド!という音を立てて
少年は突きを繰り返していた
それを1億という長い月日を掛けてしまった少年
少年は修行に集中し過ぎて星達が出来てる事を知らなかった
「ヤバイ……強くなり過ぎちまった
気を取り直して次だ
次は……剣にするか。
おりゃぁぁぁぁあああああ!」
少年は創造で神剣『ラグナロク』を創り出した
ぶん!ぶん!ぶん!ぶん!
という虚空を素振り音だけが辺りに木霊した
しかし時間を掛ければ掛ける事に
素振り音が違う音へと変わった
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
という音へと変化していった
~そして約1000万年後~
「まだだ……
まだ俺は剣を極めていない。
うぉぉぉぉおおおお!」
少年は更に長い月日を剣の修行に費やした
その努力という結果が結果に繋がった
少年の素振りが2000万年で終わり
一振りが相手に数撃喰らわすというチートになった
しかも素振り音がヒュン!という音から
シュイン!シュイン!シュイン!シュイン!
という聞いただけで自分が斬られてる様な音に変化した
「ふ、これで剣は極めた
次は……槍か?
うぉぉぉぉおおおおああああ!」
またしても少年は創造で武器を創り出した
今度は神槍『グングニル』を創り出した
何度も何度も突きを繰り出した
最初は無音だったが
次第にヒュン!ヒュン!という音が出始めた
~そして2億年後~
「何とか槍は極められたな……
しかし、どんなに動いても汗は掻かないし
腹は減らない……
どんだけチートなんだ?」
少年の言った通りだった
実際そうなのだ
創造神という身体になったこその特典だろう
後は修行という何億年も掛けてく内に
底知れぬ体力になったというのもあるのだ。
「ん? 良く見たら辺りに星が出来てんじゃん
修行に夢中で気付かなかったな
取り敢えず、次の武器を極めるか
次は何だ? 弓か?
弓でも極めるか。」
そう言って少年は神弓を創り出した
更に神弓『アポロン』を創造した
矢は神力を矢の形にして撃つ事にした
こうすれば神力の練習にもなるので
一石二鳥という訳である
最初は、まともに射る事が出来ずに
手元で弾いてしまった
時間を掛けると何とか射る事が出来た。
「弓は思ったより難しい
だが、それと同時に奥が深いな
面白い……絶対に極めてやる。」
少年は何度も何度も矢を射続けた
その、お陰か少年の放った矢は神速になった
威力も相当なものになっていた
本気を出せば星をも壊すだろう威力だった。
~1億5000万年後~
「流石に修行だけじゃ飽きて来たな
何か暇つぶしがあれば良いのだが
まぁ、仕方ない
地球が出来るまで待つとするか
次は羽の修行でもしてみるか
羽だけで相手を倒したらカッコ良さそうだしな。」
またまた少年は修行を開始した
今度は自身の羽の修行だと言う
どんな修行になるのだろうか。
「ん~……
どういう事をすれば良いんだ?
取り敢えず神力を羽に纏わせてみるか。」
そう言って少年は12枚の羽に神力を纏わせた
すると12枚の羽が全て輝き出した。
「おぉ、何だコレ?
取り敢えず威力?を試してみるか。」
少年は輝き出した12枚の羽を解放してみる事にした
何も無い所に12枚の羽を思いっ切り羽ばたかせると
羽から色々なレーザー攻撃が出た
その威力は絶大だった
真っ直ぐにレーザーが飛んだと思ったら
途中で次元を割って何処かへ消えてしまったのだ
つまりは次元を割る程の威力という事だ。
「ふ~ん……案外面白い攻撃だな
慣れるまで時間が掛かりそうだな
まぁ、今までもそうだったんだ
最後には極められるだろう。
ハァァァァアアアア!」
そう言い少年は羽で様々な事をした
一つの羽を思いっ切り羽ばたかせたり
身体全体を回転させて羽での攻撃を予測してみたりと
本当に多種多様な事をしていた。
~それから3億年後~
「やっと思い付く限りの事を極めたぞ……
でも、流石に疲れたな
今まで寝ずに修行に明け暮れていたからな
少し眠りに就くとするか。」
その言葉を最後に少年は宇宙で寝てしまった
宇宙で体育座りをして寝る者は少年以外に居ないだろう
少年が眠りに就いて約50億年後。
「ん~……良く寝たな
ふわぁ~……
あれから、どれ位経ったんだ?
少しアカシックレコードで見てみるか。」
少年は目を閉じて意識を集中させた
すると頭の中に様々な情報が流れ込んで来た
余り見過ぎると頭がパンクするので
知りたい所だけを見ていく。
「あれから50億年後ね
まだ地球は出来ないか
もっと修行するか
次は……。」
それから少年は地球が出来るまで修行に全てを費やした
その、お陰で少年に敵う者は居なくなってしまった
少し寂しさを感じる少年だったが
この後の展開に賭けてみる事にした。
~そして120億年後~
「やっと……地球が出来たな
思えば長く生き過ぎた気がするな
まぁ、良い
強過ぎて困る事は無い
力があるから守れるのだからな
さてと……行くか。」
ビュン!
少年は虚空を蹴り出来上がった
地球へと突入していった。
「矢張り出来たてという事もあって
恐竜しか居ないな
どれ世界の真ん中に天界を創ろうかな。」
少年は世界の真ん中らしき所へと飛んで行った
そして少年は頭の中で細かくイメージをして
神力をイメージ通りに操った
すると其処には地球が出来たばかりとは
思えない程の景色が出来上がっていた。
辺り一面の花畑
奥へ進んだら噴水があり
更に奥へ行けば其処には大きな扉があった
それこそが天界に通じる扉だ
天門と言うべきだろうか
少年は天門を潜り抜けて天界へと赴いた。
「へぇ、思ったより神秘的な所だな。」
光る花に透き通るような川
まさに天界と呼ぶには相応しいだろう
「さてと、そろそろ本題に入るとするか
先ずはイリアスとアリスフィーズを創造するか
神と邪神の創造なんてした事が無いからな
頼むから失敗しないでくれよ……
ハァァァァアアアア!!!」
少年は心の中で失敗しません様にと呟きながら
神力で世界全体を震わせた
そして少年は神力を解放した
天界だけでなく世界に光が走った
少年が目を開けると其処には……
此処まで読んで頂き誠に有り難うございます。
次回も頑張ります。