DRAGON BALL D改   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのDRAGONBALL D改…。

リアスとの口論の末、なんとかアーシアを助けに向かうことに成功したイッセー。

木場や搭城を連れだって教会へと向かうのだった。


因縁の再開!アーシアを救えイッセー!

部室を出た三人は教会前へとやって来ていた。

 

 

「ここにそのアーシアさんがいるのかい?」

 

 

「あぁ…微かにだがアーシアの気を感じる…。急ぐぞ」

 

そう言ってイッセーが教会の扉を開け放つ…。すると?

 

 

「おんやぁ~誰かと思ったらいつぞやの悪魔君じゃあ、あ~りませんか~今度は仲間まで一緒かい?」

 

 

「おめえは!あん時オラにぶっ飛ばされた!」

 

以前イッセーに叩きのめされた白髪のはぐれ悪魔払いが待ち構えていた。

 

 

「イエスイエス♪そうでござんす、お前には個人的にかなり恨みがあるんで仲間共々首チョッパーしてやるよぉぉ!!」

 

そう叫びながら三人に飛び掛かってくるはぐれ悪魔払い…。

 

すかさず回避するように散らばる搭城と木場…。

 

だがイッセーはその場から動かずはぐれ悪魔払いを睨み付けながら言う…。

 

 

「おめえに構ってやってる暇はねえんだ!プロモーション!戦車(ルーク)!おまけにこいつだ!界王拳二倍!!だりゃあぁっ!!」

 

飛び掛かりながら光剣を振り下ろしてくるはぐれ悪魔払いめがけて赤いオーラを纏い、攻撃力、防御力共に底上げされた拳がはぐれ悪魔払いの顔面に吸い込まれていった。

 

 

「がげばっ!!」

 

【ヒューンッ!ドッゴンッッ!!】

 

勢いよく教会の壁に吹っ飛んでいくはぐれ悪魔払い…。

 

しかしイッセーの表情は硬い…。

 

 

「…流石だな、今の一瞬で剣の柄で防ぎながらも衝撃を殺すために自分から後ろに飛んでいきやがった…」

 

そう言いながらも、油断無くはぐれ悪魔払いの飛んでいった方を見つめるイッセー…。

 

しばらくすると暗闇からフラフラとそのはぐれ悪魔払いが現れて言う。

 

 

「ってえな…防御したのにこんだけダメージ与えてくるとか、お前ナニモンだ?」

 

 

「オラか?オラは半分悪魔のサイヤ人だ…!」

 

聞き覚えの無い単語にはぐれ悪魔払いは一瞬だけキョトンとするがすぐに憎悪と怒りの表情をイッセーに向ける。

 

 

「サイヤ人だか悪魔だか知んねえがよ…お前だけは殺すわ、マジで、俺ちゃんに攻撃するとか許されることじゃねえから」

 

血走った目でイッセーを見るはぐれ悪魔払い。

 

 

「いいぜ?けど、この状況でまだやるんか?」

 

 

「あぁ…?」

 

そこまで言われてはぐれ悪魔払いはようやく自分の状況を理解する。

 

そう、はぐれ悪魔払いの周りには木場と搭城がはぐれ悪魔払いを包囲するように囲んでいた。

 

 

「ん~…こいつはちっと不味いっすねぇ…腹が立ちますけどここは退散させてもらいましょうかね」

 

 

「逃がすと思うかい?」

 

逃げ出そうとしたはぐれ悪魔払いに木場がすかさず斬り込む…だが…。

 

 

【ボンッ…カッ!!!】

 

はぐれ悪魔払いがなにかを地面に叩きつけると眩い閃光が破裂した。

 

 

「ぐっ…!?」

 

あまりの眩しさに両目を庇うイッセー…。

 

二人も同じように顔を覆っている…。

 

光が収まり再び目を開けるとそこにはぐれ悪魔払いの姿はなかった。

 

気を辿り気配を追うとはぐれ悪魔払いは教会の窓辺に立っていた。

 

 

「そこのクソ悪魔…えーとイッセーくんとか言ったっけ?俺お前にフォーリンラブ、ぜってぇ殺すから…それと、アーシアちゃんを助けるんならそこの下から行けるぜ?そんじゃチャラバ!」

 

そう言うとはぐれ悪魔払いは姿を消した。

 

 

「……いくぞ」

 

その言葉ではぐれ悪魔払いの言っていた場所へと潜っていく三人……。

 

 

しばらく気を辿っていくと、ある部屋から複数の気をイッセーが感じ取った。

 

 

「この中にアーシアがいる…おめえ達気ぃつけろよ」

 

 

『…(コクッ)』

 

二人が頷くのを見てイッセーはその扉を開け放った。

 

 

「アーシア!助けにきたぞ!」

 

しかしイッセー達の目に飛び込んできたのはとんでもない光景であった…。

 

部屋の中には複数のはぐれ悪魔払い、そして部屋の奥には夕方頃戦った堕天使と十字架に磔にされたアーシアの姿であった…。

 

 

「……イッセー…さん?」

 

 

「あら、ようやく来たのね、でも一足遅かったわ、もう儀式は終わるところよ」

 

 

【ズズズッ…!!】

 

堕天使がそう言うとアーシアの胸辺りが輝きだし淡い光を放った何かが出てくる。

 

 

「いやあぁぁぁぁ…っ!!」

 

アーシアが苦痛の叫び声をあげる。

 

 

「アーシア!止めろぉぉぉ!!」

 

 

「悪魔は叩き斬…ごふぁ…っ!!」

 

イッセーは気を一気に解放し、斬りかかってきたはぐれ悪魔払いを殴り飛ばすと一瞬でアーシアのもとへと飛んだ。

 

しかし時すでに遅し…アーシアから出てきていた何かは完全にアーシアの身体から抜け出し堕天使のもとへと渡っていた…。

 

 

「クフフフッ残念だったわね、これで計画は完了よ。その子はもういらないから好きにしたら?もうどっちにしても死ぬけどね…」

 

 

「っ…どうしたら助けられる?」

 

イッセーの問いにはぐれ悪魔払いを切り伏せていた木場が大声で教えてくれる…。

 

「兵藤くん!神器(セイクリッド・ギア)を抜かれた者は死んでしまうんだ!早く神器(セイクリッド・ギア)を戻さないと手遅れになってしまう!」

 

その事実を聞き、イッセーは驚愕を顕にする…。

 

 

「なにっ!?なら、おめえさっさとアーシアの神器けぇせ!」

 

 

「ふふっ何を言っているのかしら?折角手に入れたものを態々返すわけないじゃない」

 

 

「っ…おめえ…っ!!」

 

 

「…イッ…セー…さん…」

 

怒りに震えるイッセーにか細いながらもイッセーの名を呼ぶアーシアの姿があった…。

 

 

「アーシア!?しっかりしろ!すぐに助けっかんな!」

 

 

「駄目…です…。イッ…セーさん…逃げ…て……」

 

死にかけながらもイッセーを逃がそうとするアーシアにイッセーが叫ぶ。

 

 

「何言ってんだ!おめえを置いて逃げるわけねえじゃねえか!ちっと待ってろ、オラがすぐにおめえの神器を取りけえしてしてきてやる…。木場!搭城!」

 

 

「なんだい?」

 

 

「……なんですか?」

 

あらかたはぐれ悪魔払いを片付けた二人から返事が返ってくる。

 

 

「アーシアを連れて遠くに逃げてくれ、ここはオラがなんとかする!」

 

 

「それは無茶だ!いくら兵藤くんでも堕天使相手に一人でだなんて…」

 

 

「……出来ません」

 

 

「でぇじょうぶだ、オラはコイツなんかに負けねえ、アーシアのこと頼んだ…。」

 

頑として譲ろうとしないイッセーに二人は折れたようだった。

 

 

「分かった、けど、必ず生きて帰ってくるんだよ」

 

 

「……信じてますからね?イッセー先輩」

 

そう言うと二人はアーシアを抱えて部屋から出ていった…。

 

 

「あんたが私と闘るの?ならお望み通り跡形もなく消滅してあげるわ!」

 

 

「アーシアをあんな目に逢わせたおめえなんかにオラは負けねえぞぉぉぉぉぉッッ!!!来やがれぇ!神器(セイクリッド・ギア)ァ!!」

 

『Boost!!』

 

そんな機械音声と共にイッセーの右腕に赤い籠手が装着される。

 

 

「コイツもいくぞ!界王拳二倍だぁぁ!!」

 

【ドンッ】

 

イッセーの周りに赤いオーラが纏われる。

 

 

「おめえだけは許さんぞ堕天使ぃぃ!!」

 

 

 

 

 

遂に…堕天使との最終決戦が幕を開ける…。

 

果たして勝つのは堕天使かイッセーか!!

 

 




オッス!オラ悟空!

堕天使の奴なかなか強え……

界王拳二倍を使っても中々倒せねえ…こうなりゃ三倍に賭けるしかねえか!

ん!?な…ん…だ…意識…が……

次回!DRAGON BALL D改!

目覚めよサイヤの力!月夜に響く大猿の咆哮!
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