平和な日常が戻り、悪魔稼業に精を出す一誠。
いつもの如くお得意様の召喚に応じて走ってその場所に向かっていた。
だが、お得意様の正体は以前倒した堕天使コカビエルの上司。
堕天使総督のアザゼルであった
どうなる一誠!!
sideナレーション(界王)
「イッセー、アーシアちゃん。後でお父さんと一緒に行くからね」
「その時は私も同行いたします。一誠様、楽しみにしていてくださいませ」
学校に向かう前から気合十分な様子の兵藤母とグレイフィア。
それほどまでに今回の授業参観が楽しみのようだ。
かく言う一誠たちはというと..........
「あぁ!じゃ!いってくる!」
「はい!行ってきます!お母様!グレイフィア様!」
二人も気合十分な様子で返事をしている。
あれから数日、今日は授業参観の日。
この数日間も、一誠たちに新たな仲間が出来たりと色々動き回っていたが、そこは割愛しよう。
話を戻して、駒王学園の授業参観は、言ってしまえば公開授業のようなものだ。
親が子の授業風景を見にくるのは当然だが、今日に限っては中等部の学生も見学可能になっている。
その親も同伴であれば、同じく見学が可能なフリーダムなスタイルのようだ。
そんないつもとは違う日でも、一誠たちは変わらず進んでいく。
「....気乗りしないわね」
一誠達と共に来ていたリアスがため息を吐いて呟く。
今日の授業参観がそれほどに嫌らしい......
「あはは...頑張ってください部長さん」
いつも一誠を取り合っているアーシアもさすがに可哀そうに思ったのか励ましの言葉をかけていた。
その後、玄関口でリアスと別れた一誠たちはじぶんたちの教室へと向かっていくのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「よお、イッセーんところは両親来るのか?」
一誠が席に着くと、先に来ていた松田と元浜が気が付き、声を掛けてくる。
「オッス!あぁ、後で父ちゃんたち連れてくるって言ってたぞ」
「?達ってどういうことだよ?」
「グレイフィアも見に来るって言ってたからさぁ」
「いや誰だよそのグレイフィアって...」
知らない名前が出てきたことに元浜が訪ねる。
「ん?グレイフィアか?オラの家族だ」
それを聞いた松田と元浜はとりあえず納得したようにうなずいた。
そしてそこにまた一人近づいてくる物が一人いた。
「イッセー」
「ん?よおっ!ゼノヴィア!」
声を掛けてきたのは、少し前に新たに仲間に加わったゼノヴィアだ。
一誠もそれに気が付きゼノヴィアに向けて挨拶をする。
「あぁ、先日は突然あんなことを言ってしまって申し訳なかった」
唐突に謝罪を口にするゼノヴィア。
この先日とは数日間の間で起きた一件の事なので割愛させてもらおう。
そうして、またひと悶着ほどあったが一誠がぶち壊したとだけ言っておこう......。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そんなこんなで時間になり、教師が入ってきて授業が開始されたのだが......
英会話の授業のはずの時間に、なぜか教師は紙粘土を配り、言った。
「いいですか-、いま渡した紙粘土で好きな物を作ってみてください。そういう英会話もある」
「「「「「「..........」」」」」」
ねぇよッ!....そうクラスの大半の心が一つになった瞬間だった。
そんな中作業に取り掛かる者が二人いた。
一誠とアーシアだ。
「よーし!いっちょやってみっか!!」
「む、難しいです...」
コネコネと粘土をいじり出す二人を見て周りの生徒は唖然としている。
「レッツトライ!」
それを見た教師の言葉に、他の生徒も渋々といったように紙粘土をこね始めた。
◆◇◆◇◆sideChange◇◆◇◆◇
「アーシアちゃん、ファイトよ!」
「アーシアちゃん、かわいいぞぉ!」
そんな声にオラが振り向くと、そこには母ちゃんと父ちゃんがアーシアに声援を送ってたんだ。
アーシアも振り向いて嬉しそうだ。よかったなアーシア!
オラもなんか作らねえと....と、作業に取り掛かろうとしたところで覚えのある気が近づいてくるのを感じた。
その直後、周りからどよめきが聞こえてくる。なんだ?
振り向いてみるとそこには銀髪の女が立ってたんだ。
よくよく気配を探ってみたらあの女、グレイフィアじゃねえか!いつもの服じゃねえから気が付かなかったぞ......。
なんだろ...グレイフィアじゃねえみてえだ。
そしたら、オラが見てるのに気が付いたグレイフィアが微笑んで手を振ってきた。
オラも軽く振り返してみる。
そしたら周りの奴らがすっげえ顔してオラを見てくんだけど...なんでだ?
アーシアだけは悔しそうにグレイフィアを見てたけど......。
そんなことに不思議になりながらもオラは何を作るか考える。
そんななか浮かんできたのはベジータのやつだった。
なんでか分かんねえけど
懐かしいなぁ、ベジータ。また戦いてえ......。
そんなことを考えていたら急に声がかけられた。
「ひょ、兵藤くん......」
振り向いてみたらそこにいたんは先生だった。
なんかよく分かんねえけど驚いて身体を震わしてる?どうしたんだ?
不思議の思いつつも捏ねていた粘土に目を移したらオラも驚れ
ちまった。
なんたってそこには見事な構えをとるベジータ(SS4)の姿があったんだから......
「ひえっ...!?こ、これオラが作ったんか...!!!?」
オラが驚く横で先生が感激したように話す。
「す、素晴らしい......。兵藤くん。キミにこれほどまでの才能があったなんて......やはりこの授業は正解だった。また一人、生徒に隠された能力を私は引き出したのです......」
「流石は一誠様です。私も鼻が高いですね...」
そんな風に先生が感激してる横で、オラの耳にはグレイフィアのそんな言葉が聞こえてた......。
◇◆◇◆◇sidechange◆◇◆◇◆
お昼休み、飲み物を買うために教室を後にした一誠とアーシアは自販機の前でリアスと朱乃の二人に出会っていた。
「本当によく出来ているわね」
リアスが珍しそうに粘土で出来たベジータ(SS4)を見ている
「本当...よく出来ていますわね、少し...いえ、だいぶ情熱的な格好をしていますけれど...」
朱乃も珍しそうに、だが、少し恥ずかしそうにそのフィギュアを眺めている。
「凄いですねぇ...。でも、この方はいったい何方なのですか?」
アーシアは疑問に思ったのか一誠に問いを投げかける。
「へ?うーん...今のオラになる
そんなことを懐かしそうに話す一誠達のところに、見知った人物が通りかかる。
「あら、佑斗。お茶?」
リアスの声に気がついた木場は足を止めそれに答える。
「いえ、何やら魔女っ子が撮影会をしていると聞いたのでちょっと見に行こうかと思いまして」
その木場の言葉に一誠達は首を傾げるが、気になるので共に向かうことにしたのだった。
オッス!オラ悟空!
どっひゃあぁ〜〜っ!!おっでれえたぁ!!
そんな格好してる奴オラ初めて見たぞ!
んっ!?リアス、おめえコイツ知ってんのか?
次回!DRAGONBALL D改!
魅惑の魔法少女!?その名はマジカル★レヴィアたん!
ぜってえ見てくれよな!