DRAGON BALL D改   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのDRAGONBALL D改......。

魔女っ子の話を聞き、その姿を見に来た一誠たちグレモリー眷属一行......。そこに居たのはテレビアニメ『ミルキースパイラルオルタナティブ』のコスプレをした少女であった。
そして、その少女は生徒会長ソーナの姉で現魔王の一人であるセラフォルー・レヴィアタンその人だったのである。
セラフォルーに挨拶をするリアス達だったが...

「オッス!いっちょオラと戦わねえか?」

「いいよ✩赤龍帝くんの挑戦、受けてあげちゃうんだから」

どうなる駒王学園!?



下級VS魔王!!氷の魔王セラフォルーレヴィアタン!!

sideナレーション(界王)

 

 

「一誠様、そして御二方...武舞台の準備が整いました...」

 

あの後、何処からともなく現れたグレイフィアがサーゼクスから指示を受け、戦闘用バトルフィールドを亜空間に急遽創り出していた。

 

 

「あぁ、サンキューグレイフィア!!」

 

 

「ありがと☆グレイフィアちゃん♪」

 

そして二人はそれぞれグレイフィアに例を述べるとそのままフィールドへと転移していってしまった。

 

 

「......大丈夫でしょうか、本当にこのままやらせてしまって...」

 

それを外から眺めるリアス達は同じく眺めているサーゼクスに問いかける。

 

 

「大丈夫だろう、一誠くんは単身でライザーを撃破出来る実力の持ち主だ。それにセラフォルーも、手加減が出来ない程弱くはない、そこまで心配はいらないだろう」

 

 

「けど、相手は魔王様です!いくらイッセーが強くたって...!!」

 

 

「リアス、眷属を信じてあげるのも、主としての役目だよ?」

 

 

「っ......」

 

 

「部長、イッセーくんを信じてみましょう」

 

 

「祐斗......分かったわ...」

 

そうしてリアス達は二人の戦いに目を向けるのだった。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

「さて、じゃあ始めよっか☆赤龍帝の兵士(ポーン)くん☆」

 

 

「あぁ、オラワックワクしてきたぞ!!おしっ!」

 

そう言って準備運動を始める一誠。殺し合いなどてはないからかセラフォルーはそれをニコニコとしたまま見守っている。

 

 

「おーし!んじゃ、始めっか!!」

 

そうして構えを取る一誠、対するセラフォルーもアニメからの受け売りか、可愛らしいポーズで相対する。

 

 

「「...............」」

 

暫し動かず、相手の出方を伺っていた二人だったが、戦局は唐突に動き出す。

 

 

「でりゃあああぁぁぁぁっ...!!」

 

先に動き出したのは一誠だった。勢いよく地を蹴り、高速でセラフォルーとの距離を詰め、殴り掛かる。

 

 

「っ...!ハッ!」

 

しかしセラフォルーも魔王の一人である。

 

一誠の攻撃を持っていたステッキで受け、すかさず一誠に鋭い蹴りを叩き込まれる。

 

 

「っ...カハッ!!...ッ!!」

 

あまりの威力に少し体勢を崩す一誠。だが、すぐさま立て直し消えるように高速移動して背後に回り......

 

 

「だりゃあぁぁぁッ!!」

 

 

「きゃっ...!!」

 

勢いよく殴り斜め上へと吹き飛ばした。

 

「だりゃっ!!」

 

 

「くぅっ...!!」

 

吹っ飛んでいくセラフォルー。だが、今度はに現れた一誠が後方から蹴りを叩き込み真上に吹き飛ばす。

 

「だあっ...!!」

 

 

「あぁっ...!!」

 

そして上空に打ち上げられたセラフォルーの背後に再び現れた一誠は渾身の力を込めてアームハンマーを叩き込んだ

 

 

「だっりゃああぁぁッ!!」

 

 

「きゃあぁぁっ...!!」

 

勢いよく急降下していくセラフォルー。地面に叩きつけられ物凄い土煙を上げる

 

 

「......っ!」

 

追い討ちをかけるように両手を合わせ、内側に気を集め、かめはめ波のような気弾を溜める一誠。

 

 

「痛ったたた...っ!!」

しかし、地面に叩きつけられたセラフォルーはまるで何事も無かったように立ち上がり、一誠がやろうとしていることに気が付く。

 

 

「波アァァァァッ!!」

 

 

「させないよ☆えーい!!」

 

放たれる気功波に向けて、セラフォルーもステッキから巨大な魔力砲を撃ち放つ。

 

その二つの攻撃がぶつかり合い、爆発を起こす。

 

 

「...っ!」

 

眩しさに目を庇う一誠、そこに再び蹴りが迫り、一誠の頬を蹴り飛ばす。

 

 

「ぐあっ...!!」

 

すぐさま体勢を整える一誠だったがそこに極太の魔力砲が迫りくる。

 

「ッ!!だああ!!」

 

 

「残念♪そっちは囮なの☆」

 

気合で魔力砲を弾き飛ばした一誠を接近していたセラフォルーが張り倒す。

 

連続で繰り出される攻撃に一誠も防戦に徹する一誠だったが、ほんの一瞬の隙に攻撃を叩き込んでセラフォルーの攻撃を止めた。

 

「でぇりゃッ!!」

 

そして瞬間的に気弾を手の中に作りだし、セラフォルーに叩き込み吹き飛ばす。

 

しかしセラフォルーもタダではやられない、吹き飛ばされながら魔力弾を撃ってくる。

 

 

「はあぁぁぁぁぁぁッ!!だだだだだだだだだッ!!」

 

その尽くを一誠は弾き飛ばし、セラフォルーに接近する

 

 

「っ...こんのっ...!!」

 

接近させまいと魔力の斬撃を飛ばすセラフォルー。

 

一誠はそれらを高速移動で躱して急接近していく......

 

 

「だああぁりゃあああぁぁぁ!!」

 

渾身の力を込めて腕を振りぬくが、それはセラフォルーに届くことは無かった......。

 

攻撃が届く直前、セラフォルーは天高くまで転移していた。

 

 

「...うーん、予想以上に強いなぁ☆これはもう本気の一撃を見せちゃおうかな」

 

そして魔力を収束させていくセラフォルー。

 

 

「...ッ!!」

 

悟空もソレに勘づいたのか、動きを止める......。

 

 

「アイツはやべえな...オラも本気でいかねえとかな?はあッ!!」

 

(スーパー)サイヤ人へと変身し、再び両腕を腰の当たりに持っていき構えを取る。

 

そして唱えるあの言葉......

 

 

「かぁ...っ!」

 

 

「めえ...っ...!!」

 

 

「はぁ...っ...!!!」

 

 

「めえ...っ!!!!」

 

腕の中に灯る青い光......。

 

 

零と雫の霧雪(セルシウス・クロス・トリガー)!!

 

 

波あぁぁぁぁぁぁッッ!!!!

 

セラフォルーから放たれる極大の魔術が放たれるのと、一誠から極太の蒼い閃光が迸ったのはほぼ同時だった。

 

ぶつかり合う蒼い閃光と氷の魔術......。

 

暫し拮抗していた二つだったが、やがて爆発し空間そのものを揺るがし破壊していく。

 

 

「......っ!!」

 

大技を撃った反動か、動きが鈍いセラフォルーの真後ろで空間の崩壊が起こり、セラフォルーが落ちかけている。

 

 

「......!!あぶねえ!!!!」

 

咄嗟に瞬間移動を使った一誠はセラフォルーを抱き抱えると、すぐさま他の気を探り瞬間移動でフィールドから消え去った。

 

こうして、魔王と下級悪魔最強の戦いは幕を下ろしたのであった......

 

 




オッス!オラ悟空!

いやー授業参観も無事終わったぞ!!
ん?なんだサーゼクスたち、泊まるとこねえんか?なら家に泊まってけよ!!って、なんて顔してんだリアス?

次回!DRAGONBALL D改!

授業参観終了!そしてやってくる紅髪の家族!

ぜってえ見てくれよな!

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