セラフォルーとの激闘の後、皆の元へと戻ってきた一誠。
セラフォルーに気に入られたのか、リアスが詰め寄られ困惑を強いられた...。
その後、兵藤家へとやってきたリアスの父と兄は授業参観で撮ってきたビデオを鑑賞しながら子供達を巻き込みその仲を深めていくのだった。
sideナレーション(界王)
「ふぅ、妹の晴れ舞台を楽しむのはこれくらいにして、そろそろ本題に入らないとね、グレイフィア」
「はい...」
先程までテレビに映る一誠の姿に目を輝かせていたグレイフィアだったが、途端にその表情が変わり、引き締まったものへと変化し立ち上がる。
「あら、サーゼクスさん、もうよろしいんですか?」
その様子に兵藤母が不思議そうに問いかけるとサーゼクスはニコリと一つ笑みを作り......
「えぇ、妹やその後輩の子たちの学ぶ姿を見られて、大変満足ですよ。少し、妹達と話があるので失礼します。一誠くん、アーシアさん。君達も来てくれるかな?大事なことなんだ」
「ん?分かった!!じゃあ行くか!!」
「あ、はい!」
「一誠、サーゼクスさんに失礼のないようにね?」
「分かってるって母ちゃん!んじゃな!」
そうして三人はその場を後にし、リアスが逃げた二階へと向かうのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
二階へ登ると、廊下で壁にもたれているリアスを見つけた。
サーゼクスがそれを見て妹に声をかける。
「こんな所にいたのか、リアス。ちょうどよかった、話があるんだ、昼間の話の続きだ」
「!......分かりました」
「ならよ、オラの部屋くるか?まあまあ広いから狭くはなんねえと思う」
サーゼクスの言葉を聞き、神妙な顔つきで返事をしたリアスに、軽いノリで提案した一誠の言葉。
「いいのかい?なら、そうだね、なら、一誠くんの部屋を貸してもらうとしようか」
こうして場を決めた四人は話し合いの場である一誠の部屋へと向かうのだった。
◆◇◆◇◆SIDECHANGE◇◆◇◆◇
部屋へと戻ってきたオラ達は各々が好きなとこに座ってサーゼクス...さまの話を聞いた。
部屋の中でサーゼクスさまが話したことはリアスのもう一人の
なんでも、リアスたちも大分チカラを付けて来たからそのびしょっぷを解放する許可が出たらしい......
それだけ話すと、サーゼクス達は再び母ちゃんたちの元へ戻っていっちまった。
それから一晩が経って次の日の夕方......。
オラ達は旧校舎のある部屋の前にやってきてんだ。
「ここか?リアス、おめえのもう一人の眷属がいるってのは」
その扉には厳重な封印がされているらしい......
らしいってのは、オラが見てもよく分かんねえからだけどな!
「えぇ、その子の能力が強すぎるために私では扱いきれないと考えたお兄様の指示で、ここに封印していたの。普段は深夜に封印が解けて出られるようにしてあるのだけど......」
ん?それって封印になるんか?解けちまう封印てなんて意味ねえような気がすんだけど......
普通、壁を隔てても気を感じっから分かるはずだよな?
けど、この扉の先からはそんなのは全然感じねえ......
何か特別な力が効いてるんかな?
にしても、このびしょっぷっちゅうんはそんなに強えんかな?強いんならオラソイツと戦ってみてえなぁー!!!
「くーッ!ワクワクすんぞ!いったいどんなやつなんかな?」
「もう、イッセーさんはそんなことばかり言うんですから......。でも、私も少し楽しみです。私と同じ
ん?あぁ...。そっか!そういやアーシアもソイツと同じ僧侶なんだもんな、でもきっと
「でえじょうぶ、アーシアならきっと仲良くなれるさ!リアスが選んだ奴に悪い奴はいねえかんな」
「そうですね!部長さんが選んだ人ですもの!大丈夫ですよね!!」
「......二人とも、あまり、プレッシャーをかけないでほしいのだけど...。そろそろ開けるわよ」
そうして扉を開け放ち、リアスと朱乃が中に入っていったその時だった......
「イヤァァァァァアアアアアアッ!!!!」
大絶叫が旧校舎中に響き渡った
オッス!オラ悟空!
いやー!!おどれえたぞ!!中にいたんはなんてことはねえ、普通の奴だった!!
けどおめえ、男だろうになんでそんな女みてえなカッコしてんだ?
次回!DRAGONBALL D改!
新戦力は女装っ子?戦力強化だグレモリー眷属!
ぜってえ見てくれよな!