ARMORED CORE Phantasma Plase   作:SUNRISE

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End Roll ~SUNRISE~

陽は昇る。

 

目の前には仄暗い湖。

 

陽は昇る。

 

稜線は薄く映し出され、天は深い蒼に包まれている。

 

福音は来たれり。

 

朱と玄が交じり、火花を散らし、併し静かにその一片を水上に浮かばせる。

 

福音は来たれり。

 

最期に聞こえた言葉が、脳髄に反復する。

 

 

『我らの時代は終わった。望むべき答えは得られた。喩えそれが、また愚かな道であったとしても。』

 

 

幾星霜と続いた悪夢を、欺瞞に満ちた安寧を。

 

 

『認めようレイヴン。お前には、・・・権利と義務がある。』

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・そうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

SUNRISE for me...(福音は来たれり)

 

稜線の隙間を縫って、暖かな輝きが、湖岸を照らす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傭兵(レイヴン)、依頼内容は送った通り、敵部隊への強襲殲滅だ。こちらの本隊が正面から機動戦を仕掛ける』

 

 戦い。それこそが、傭兵(我等)の望むもの。

 果てなき闘争の世界。かつて彼ら(死神部隊)が言っていたことだ。やはり、人間と争いは切り離せぬものなのだろう。

 

「マギー、どう見る」

『敵は山岳を警戒してる。反対側は開けた平野で見通しがいい。展開しやすいように工夫もされてる』

「ACによる奇襲を警戒しているか。なるほど腕に不足はないか」

 

 コウノトリは人知れず去り、それでも尚戦っている。生きている。それが我等の縁なのだ。

 

『戦闘は開始している。出遅れるな』

『UNACを確認。相手も傭兵を雇っているらしいな』

 

 シリウスの機械人形4つと雇われのACが4人、こちらはACが2機のみ。

 

「面白くなってきたじゃないか、マギー」

『ええ。久しぶりの戦場、楽しませてもらう!』

 

 人は愚かだ。それは俺自身が示している。

 だけど、だからこそ、俺達は生き延びなければならない。戦い続けなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦い続ける、歓びを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VoW創刊-the DAYS-より

 

 ”財団”の仕掛けた全世界同時攻撃により、大戦乱が幕を開けた。同時攻撃によって傭兵達も多くがその命を散らしたが、同時に新たに産声を上げた傭兵も多くいる。そして戦争の過激化による新技術開発の凌ぎ合い、新天地と新たな技術体系の発見、さらに未確認勢力の参戦が重なり、全世界がまさに今業火の如く燃え盛っている。

 新たに誕生した傭兵達。出自や勢力に関係なく、ただ強さと自由を求め、昨日の敵の下へ下り、またある日は共に杯を交わした仲へ奇襲をかける。彼らの逞しさと力強さには我々も元気づけられてしまう。

 そんな新進気鋭の傭兵の中でも特筆すべきが、彼ら「Blue Rose Armory」だ。噂に拠ればもとより傭兵であったとも聴くが、今や出自を気にするものなど誰もいない。しかしその腕は折り紙付きと何処の指揮官も太鼓判を押す。今やまともに見る機会もなくなった独立傭兵に属する存在で、蒼い薔薇のエンブレムを掲げるたった二人の傭兵団である。遠い過去に紅い薔薇を掲げた傭兵が、今のシリウス・エグゼクティヴスを創り上げたとも言われており、彼らの活躍には今後とも注目していきたい。

 そしてその次に並ぶのが・・・

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