今までで一番かきました
あれやこれやって書いてると結構長くなってしまうものですね
それではお楽しみください!
「なんだこの部屋結構広いじゃん。…あいつの部屋が汚かっただけか。独り暮らしにはちょうどいい広さだ。ベットもあるし冷蔵庫もある。さらに低家賃ときた。金欠の俺にはもってこいだな」
ガヴリールに学校のよさを伝えた後に翼は、このアパートの管理人のところへ行き部屋を貸してもらうことにした
思ってたより部屋が広かったことに翼は感嘆する
「さて…ガヴリールに今まで世話になったと言っとかないと。ま、一日しか世話になってないけど」
そう呟き翼は、部屋からでて今まで世話になったと挨拶するために隣のガヴリールの部屋に向かっていった
すると、玄関からヴィネットが出てきた
「あれ?月乃瀬さんじゃん。どうしたの?」
「翼さん。実は今日結局ガヴ学校に来なかったので…」
「あー。パンツだけ飛んでったんだっけ?でもあれは自業自得だよなー」
「あはは…そうですね。それでは私家に帰ります」
「おう。気をつけてな」
翼がそう言うとヴィネットは帰るために歩を進めた
が、二歩目のところで足が止まった
「そうだ。翼さん。明日、私、ガヴと買い物に行くんですけど。もし、明日ガヴが起きてなかったら起こしてもらってもいいですか?」
「別にいいけど…何時の予定なんだ?」
「10時です。それと翼さんこれ、渡しておきます」
そう言うとヴィネットは鞄からなにかを取りだし翼に渡した
「これって…」
「ガヴの部屋の合鍵です。もしも鍵がしまってたらこれで開けてください」
(やっぱりあのとき見たのは錯覚なんかじゃなかったー!てかなんで月乃瀬さんこんなの持ってんの!?怖いんだけど!)
「あ、ああ…わかったよ。」
それではさようなら、とヴィネットは言い帰っていった
ただ翼は、合鍵を握り呟いた
「やっぱ月乃瀬さんって悪魔だわ。ふつうこんなの持ってねーって」
思うことはたくさんあったが翼は、今やっとヴィネットが悪魔だということを認識した
「さて、ガヴリールに挨拶してこなきゃ」
翼は、玄関を開けてガヴリールの元へと向かった
ガヴリールはというとパソコンを開きネトゲをやっていた
「おーす。ただいまー。」
「帰ってきたのか翼」
カタカタとパソコンを打ち込みガヴリールは返事をした
「そうだ。ガヴリール。今まで世話になったありがとな。俺隣の部屋にすむことにしたから」
「ふーん。へっ!?今なんて?」
パソコンから目をはなしガヴリールは翼の方を向く
「だから隣の部屋にすむってこと。いつまでもお前に負担かけるわけにもいかないからな~」
「いや、別に私は大丈夫だけど…」
「てか、ひとつの部屋に男女がいるって結構問題だと思うけど…恋人同士じゃあるまいし。ましてやお前、俺に家事全般やらして自分は楽する気だろ?」
「……あーばれた?」
「「あーばれた?」じゃねぇよ。お前女子なんだからそのくらい自分でやんなくてどうすんだよ。それに隣だからな。なにかあればこれるから」
んじゃと言い翼は出ていった
ガヴリールの言葉の前に沈黙があったことはふれなかった
ガヴリールは翼が出ていった玄関を黙って見ていた
「くあー、なにしよ」
自分の部屋に来て大きなあくびをした翼だったが、この後のことはなにも考えてなかった
「ガヴリールの部屋に戻ってゲームでもするか?駄目だ…それはカッコ悪い…ひさびさに掃除でもするか」
元いた世界でも翼はあまり自分の部屋を掃除をしていなかった
ひさびさに掃除すると息巻いていたものの
「てかここ、誰も使ってなかったから綺麗じゃん。掃除なんてする意味ないな。…ネトゲがないとここまで暇か。はやく金貯めてパソコン買いてーな。バイトもいいとこ見つかったし。時給850円、無一文の俺にはありがたい。店主も優しそうな人だったし」
翼は今日の日中に部屋を借りるだけではなく、バイトも決めてきたのだ。そして少しでも道を覚えるために回りを散歩してきた
「マジでどうしよ…やることねーな。…早すぎるけど寝るか」
時計はまだ七時も回ってはいなかった
だが、翼にはやることもないので布団にくるまることにした
(こんなにはやく寝るなんていつぶりだ?小学生以来だな。てか寝れるわけないじゃんこんな早くに)
しかし翼の考えは当たらなかった
とてつもない眠気が翼を襲ったのだ
(そういえば俺二日くらい寝てねーじゃん。
そんなことを考えていると翼の意識は深い暗闇へと落ちていった
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小鳥のさえずりが聞こえてくる
部屋には陽の光が注がれている
そこで翼は目を覚ました
「くわぁー。まじか俺寝てたのか。今何時だ?」
翼は壁に立て掛けてある時計を見る
「うわぁ、半日以上も寝てるよ12時なんて…ん?」
翼は自分の爆睡っぷりに驚きつつもポケットの中から鍵を見つける
「んー?なんだっけこの鍵?………あー!やべ!忘れてた!確か10時からって言ってたっけ!」
翼は思い出した。昨日ヴィネットに頼まれ事をされていたことを
そして翼は大急ぎでベッドから飛び起き、玄関から出ていこうとしたその時だった
「ガヴリール!」
家の外からヴィネットの声が聞こえた
「月乃瀬さん…ごめん!完全に寝過ごした!」
翼はヴィネットに会うなり謝罪をした
「いえいえ!翼さんのせいじゃないですよ!それにガヴ起きてると思うんで。鍵持ってますか?」
「ああ…はい」
翼は鍵を取りだしヴィネットに渡した
そしてヴィネットはその鍵を使いドアを開けてガヴリールの部屋へと入っていった
そのあとを翼もついていった
「やっぱりいるじゃない!」
「ちょ…不法侵入!」
「あんたいるなら返事しなさいよ!」
そのあとに聞こえてきたのはガヴリールとヴィネットの会話だった
これには翼は口を出せない
「いやー、前から思ってたんだけどなんで普通に入ってこれんの?」
「合鍵を作ってあるのよ」
「それ犯罪!この悪魔!…あ、いいのかそれで。翼もいたんだ。なんでいんの?」
「昨日、月乃瀬さんにお前を起こすように言われててさー」
「でも来なかったよな?」
「…完全に寝過ごしました」
翼は謎の罪悪感に襲われる
それはそうとヴィネットが話し出す
「それより!私、駅前で二時間も待ってたんだからね!」
「そこは帰っておこうよ」
「よく二時間もいれたな」
「だって、入れ違いになったら悪いと思って」
「「律儀かっ!」」
(そういうところは悪魔っぽくないんだよな~)
そんな時ヴィネットがガヴリールに問いただす
「で、なんで来なかったの?返答によっては!」
そう言ったヴィネットは角をはやし槍を持ち出す
「あ、そうそう!部屋の掃除してたら夢中になって時間を忘れた~とか?」
(その理由には無理があるぞ…)
そう思った翼は回りを見渡す
掃除をしてたわりにわ汚いし、またカーテンも開いていないこれで掃除をやっていたと思えるのならとてつもなく心が広い人だ
「それはいい心がけね!」
(通じた!?嘘だろ…心広すぎだろ!)
「あんたの部屋、軽く地獄絵図だし、悪霊も集まってきそうだから何とかしなきゃ~って思ってたのよ」
「「そこまでっ!?」」
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そうこうしてる間に掃除が始まった
もちろん翼もやっている
「しかし汚い部屋だな~。天使ってみんなこうなのか?」
ふと思ったことを口に出す翼
「失礼な私だけだよ。翼だって気にせずいたじゃないか」
(まぁ、俺も
「もしかしてガヴは天使じゃなかったりして」
「うむ。その可能性はあるな」
「いや、肯定しちゃ駄目だから」
「まあ、でも私は天使だよ。その証拠に綺麗なわっかが見えるでしょ?」
「やっぱり天使とかってわっかとかあるんだな~。綺麗なわっかか~。…!?…それを綺麗っていうのもどうかと思うが」
翼が目にしたわっかは綺麗などとは程遠いまっ黒の色だった
それを不思議に思ったのかガヴリールが手鏡で自分のわっかを見る
「あれー?…どうやら私には堕天する才能があったらしい」
「そんな才能、天使にあってはいけないと思うのだが」
「堕天とか一度やってみたかったんだよね~」
「いや、それ悪魔になります宣言だから」
ガヴリールの言葉に翼とヴィネットがつっこみをいれる
「でもさーヴィーネも自分のこと悪魔らしくないって自覚無いでしょ?」
「確かに。無さそうだな」
するとヴィネットは持っていた掃除機を落としガヴリールに駆け寄っていく
「どこらへんが!?」
「世話好きなところとか?」
「初対面の人にも優しくできるところとか」
ヴィネットの質問にガヴリールと翼が順に答えていく
「悪魔らしくするってどうすればいい?」
「ん~、誰か殺っちゃえば?こう、スパッと」
「悪魔か~!翼さんはどうすればいいと思います?」
「俺の考えられる程度だと…ガヴリールみたいに部屋を汚くするとか?」
「部屋が汚いと掃除してしまうんです…」
(この子本当に悪魔か?やっぱりこの世界って天魔反転してるよな~)
「う~ん一体どうすれば?」
考えているとヴィネットに近づく黒い影
それはとても小さくカサカサっと音をたてていた
「きゃああああ!!!!」
ヴィネットは絶叫するとすぐさまそこから飛び退き離れた
「なに?どうしたの?」
「ご、ゴキ」
「ゴキ?」
そう言ったガヴリールは下を見るとそこにいたものに驚き後ろに退避する
「うわっ!なんだこれ?」
「なんだゴキブリじゃん。これはな多くの人間が日々おののきながら過ごしている虫だ。あるところではこいつを食う地域があるらしいけど」
「なんだか知らないけど私の部屋でかってすることは許さん。天に召されよ!」
ガヴリールは雑誌をまるめてベッドから飛び叩きつける
がしかしそれはあっさりかわされてしまう
そしてゴキブリはヴィネットの方へと行った
「いやぁぁぁぁー!こっち来た~!」
「落ち着けって月乃瀬さん!大丈夫だよ危害は加えないってそいつ」
だがその声はヴィネットには届いていない
ヴィネットは瞬時に槍をもった
「来ないでーーーー!!!!」
「「ちょっ!!」」
瞬間に爆音が響き渡る
ガヴリールの部屋の中は跡形もなく無くなっていた
「綺麗に片付いたな」
これには翼も感嘆する
「あ、悪魔らしく他人に迷惑かけてみました。テヘッ」
「それで許されると思うなよ」
ガヴリールはというと自分の部屋が壊されたわけだから怒っていた
翼はこれ以上巻き込まれないようにとその場を退散したのであった
翼は部屋に戻りベットに転がっていた
「今日も色々会ったな~。まあ、飽きないからいいけど…そういえば明後日から高校に行くんだった。転入手続きもすんでることだし。前みたいにならないように頑張ろう
どれどれこれが高校のパンフレットだな?」
そう翼は昨日のうちに高校への転入手続きをしていたのであった
高校に行くのに当たって翼は前のようにならないようにしっかりと学校にいこうと決意していたのであった
翼が握っていた高校のパンフレットには「舞天高等学校」とかかれていた
いかがだったでしょうか?
第四話でした。
次からは翼が高校に通いますね
アニメだとこの掃除の回はサターニャが出てきてからやったのですがここは原作にあわせました
それではまた五話でお会いしましょう
それではさようなら!