若干ニートである俺が異世界へと飛ばされた   作:豚足侍

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第七話です

ガヴドロ二期ないかな~?

ストックがあればやっていけると思うんですがね…

という自分の願いを前書きとして置いときます

それではお楽しみください!


天使でも見かけにはよりません

学校に転入してから数日後

翼は学校生活1日目同様机の上でうなだれていた

 

「はぁぁぁ~~~」

 

「どうしたんだよ?翼」

 

そこにガヴリールが近寄ってきて翼に質問する

 

「ここ数日サターニャから何回も勝負を挑まれてな、毎回勝って追い返すんだが、休む暇もなく来るから今疲労がたまってこんな状態になってるわけ」

 

毎日サターニャが翼に勝負を挑んでくる

ただし、その勝負というものは簡単なもので、「あっちむいてほい」など小さい子供がやっているような遊びだった

 

「私のところにも来るぞ。「ガヴリール!勝負よー!」って」

 

「サターニャのやつ体力底無しかよ…小さい子供みたいだな…」

 

翼に勝負を挑んだ後に、ガヴリールにも勝負を挑んでいるということを聞いてサターニャの体力を称賛する

と、そこへヴィネットが近づいてくる

 

「あら、二人ともなんの話をしてたの?」

 

「あーヴィーネ。あのバカ悪魔の話だよ」

 

ヴィネットの問いにガヴリールは答える

 

「負け続けてるけど休む暇もなく俺らに勝負を挑んでくる精神力と体力が凄いなーって話」

 

「確かにサターニャの行動はちょっとあれだけど、体力とかはすごいわよね。悪魔学校の時も身体能力ずば抜けてたから」

 

「へぇ~だからか~」

 

翼はサターニャが悪魔学校にいた頃のことを聞いて納得する

そこで翼はある疑問を抱いた

 

「思ったんだけどさ、ガヴリールって天使学校首席だろ?お前も運動得意なのか?」

 

「私は運動全般苦手だよ。成績と素行のよさで首席でいたわけ。それに今運動なんてしたら体力の無さすぎですぐにくたくたになるし」

 

「だからあの時に運動しとけって言ったのに」

 

「うっせ、余計なお世話だっての」

 

翼の言い分にガヴリールは気だるそうに言い返す

 

「それに運動だったら私よりラフィエルの方が得意だし」

 

「ラフィエル?誰よそれ?」

 

ガヴリールの呟きを聞いたヴィネットはガヴリールに聞いてくる

それをガヴリールは帰る用意をしながら答える

 

「天使学校の同級生だよ。多分同じ学校だったはず」

 

「へぇ~、ガヴの他にもいたんだ!この学校に天使!会ってみたいな~」

 

(悪魔が天使に会いたいって…)

 

ヴィネットの発言に翼は思う

あわよくば友達に、とヴィネットは思っているがそれは誰にも伝わらなかった

 

「そんじゃ俺は帰るかな~。今日もバイトあるし」

 

「お前毎日バイト行ってないか?」

 

「しょうがねぇだろ。金無いんだし。やっと貯まってきたんだよ」

 

「なんで翼ってそんなにお金ないの?もしかして!」

 

「はいストップストップ。ややこしくなるから。ただ俺の家が貧乏なだけだよ」

 

ヴィネットの言葉をさえぎり翼が説明する

そうするとガヴリールが近寄ってきて翼にしか聞こえない声で話す

 

「お前言ってないの?ここ(異世界)とは違う世界から来たこと」

 

「極力言わないことにしてんだよ。こういうのって言うとめんどくさいことになるからな。だからお前しか知らないってこと」

 

「あっそ、翼がそうしたいんならいいけど。私も言う気はないし」

 

「?二人ともなんの話してるの?」

 

話の内容が分かっていないヴィネットが聞いてくる

 

「なんでもないよ。そんじゃ俺帰るから」

 

「じゃーなー翼」

 

「じゃーねー翼。また明日」

 

そうすると教室を後にした翼はバイト先へと向かっていった

 

「ところで翼ってどこでバイトしてるの?」

 

「さぁ、私も知らん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイトも終え翼は自宅へと帰っていた

 

「一…十…百…千…万…よし!とりあえず一万は越えたな!バイトしてこの額はいい方だろ!一人暮らしだから飯代と家賃があればいいからな!」

 

翼は今までバイトで稼いだお金を数え、とりあえず一人暮らしできる額があるとわかり安堵した

 

「そろそろ寝るかな…最近疲れてるし…明日は違う道から学校に行ってみよう。この街のことも覚えないとな」

 

明日のことも考えながら布団にくるまった

翼はやはり疲れていたのかすぐに眠ってしまった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日の朝朝の日課(ランニング)をした翼はシャワーを浴びていた

 

(俺はなんでこの世界に来たのであろうか?この世界を救うため?いやいや今この世界は平和真っ只中だから違うし…う~ん考えるだけ無駄か…)

 

答えを見つけられなかった翼は考えるのを諦めシャワーを終わり、浴室からでた

 

「さーて学校に行くかー。今日はいつもと違う道から行こうとしてたんだ。ちょっと早いけど迷うかも知れないからいい時間だ」

 

制服に着替え鞄を持ち翼はドアを開け外へと出ていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここも変わらず住宅街が広がってんな~」

 

翼の周りに広がるは無数の家

人もあまり通らず静かな場所である

 

「それにしても静かな「ちょっと!離しなさいよー!」今の声は…」

 

翼は声のした路地へ向かう

そこに広がっていた光景は異様なものだった

 

「なにやってんだサターニャのやつ…犬と引っ張りあいしてるけど…」

 

「いつも私の大好物のメロンパンを持ってってー!」

 

(犬とガチでケンカを!)

 

翼が目の前の光景に呆れていると隣に一人の人物がやって来た

その人物は、白髪の長髪でスタイルが良く、着ている制服は翼の通っている学校のものと同じだった

 

「あなたは…」

 

「おはようございます。土ヶ谷翼さん」

 

「え、なんで俺の名前を…」

 

「だって今週転入してきた方ですよね?隣のクラスなのであまり存じ上げておりませんが」

 

「まあ、そうですね」

(この子!なんで俺の名前を知ってるのかと思ったら、同じ学校の隣のクラスかよ!全然分からなかったわ!)

 

「さあ!命が惜しくなかったらかかってきなさい!」

 

サターニャが犬に向かって叫んでいる

 

(まだやってたのか…犬とケンカとか…何歳児だよ!)

 

感想を率直に心のなかでのべる翼

しかしサターニャと犬のケンカはまだ終わりそうでもない

犬が一歩歩こうと足をあげたその時

 

「ちょっと待って!やっぱり話し合いにしましょう」

 

謎の提案を犬にするサターニャ

 

(犬と話し合いって…)

 

翼がそう思っていると

 

「ぷふっ」

 

隣でこらえたような笑いが聞こえてくる

 

「?どうした?」

 

「いえ、なんでもありません」

 

しかしその女性は笑いを隠しきれていない

そしてサターニャに声をかけた

 

「ちょっと来ないでって「あの~」ん?」

 

サターニャは声をした方を向く

そこにはにこやかにしている女性と呆れている顔をしている翼がいた

 

「なっ!翼いつからそこに!」

 

「さっきから。ずっと」

 

しょうもないケンカをさっきから見ていたと告げる翼

 

「それに誰よあんた」

 

「通りすがりの学生です」

 

軽く自己紹介をする女性

彼女の言葉はまだ続いている

 

「ところでどのように|導いて(いじって)ほしいですか?」

 

(今「いじる」って言ったよな!?言ったよね!?もしかして、もしかしたら彼女は…)

 

女性の言葉に驚く翼

翼はある疑惑を彼女に抱いた

 

「急になによあんた」

 

「あ、つい本音が…。いえ、犬が苦手でお困りかと思いまして」

 

「べっ別に苦手じゃないし!今からビシッと言うところだったし!」

 

そう言ってサターニャは強く地面を踏みしめ犬に向かって言う

 

「犬よ!我が名は、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル!いずれ世界を統べるもの!大悪魔の前にひれ伏せ!」

 

(犬に向かってそんなこと言ってもな~)

 

「クゥン?」

 

「だからなんで寄ってくるのよ!」

 

(うん、もうダメだこいつ…)

 

完全に翼はサターニャにあきれてしまった

そこで女性が口を開く

 

「あの~そこは犬語で話さないと」

 

「犬語?」

 

(彼女やっぱり!)

 

「はい!犬の気持ちになればきっと心を通わせられることができます」

 

(やっぱりSだったー!それも結構な!さすがにこれはサターニャも…)

 

「…分かったわ」

 

(なんで分かっちゃうんだよ!ちょろすぎるなサターニャのやつ)

 

するとサターニャは再び犬の方へ向き口を開く

 

「わん!わんわん!…ホントに伝わってんの?」

 

「大丈夫です!続けてください!」

 

(もうやだ…別な道からいこ…)

 

その場にいるのも疲れるため翼は来た道を引き返しその場を後にした

しかし翼が去った後もサターニャの声は響いていた

 

 

 

 

「あー疲れた~。朝からこんなに疲れるか?普通。…あ、彼女の名前聞いてないや…まあ、隣のクラスって言ってたし聞けるときに聞けばいいか」

 

そう呟き翼は学校へと向かった

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「んで?結局メロンパン取られたと」

 

「うん…」

 

その後に結局メロンパンを取られたサターニャは半泣き状態で教室に入ってきた

頬に絆創膏があるのはあえて聞かなかった

 

「また?」

 

「全く…これで何回目だよ」

 

毎日のことなのでガヴリールもヴィネットも呆れている

 

「違う!今日は変なやつにはめられて!」

 

「私のことですか?」

 

行きなり現れた彼女にその場にいた四人は驚愕する

 

「なんでここに!?」

 

「なんでと言われましても隣クラスなので」

 

サターニャの質問に冷静に答える

 

「なんだラフィエルじゃん」

 

「お久しぶりです。ガヴちゃん」

 

知り合いのように挨拶をするガヴリールとラフィエル

 

「知り合いか?ガヴリール」

 

「天使学校の同級生だよ。ほら昨日言ってた」

 

「「天使!?」」

 

(なんでこの世界の天使はこうなんだよ!)

 

翼がガヴリールに質問するも考えてもいなかった答えが帰ってきてラフィエルの行動をみた翼とサターニャは驚く

 

「あら、翼さん。朝ぶりですね~」

 

「ああ、うんそうだな」

 

「?朝会ったのか?」

 

「まあ、色々とありまして」

 

(あの朝のことは忘れよう…)

 

朝にあったことを忘れようと心に念じている翼

そこでヴィネットが話す

 

「優しそうな人じゃない」

 

「そんなことない!こんなやつ放っておいてるなんて天界どうかしてる!」

 

「そこまで!?」

 

「ヴィーネ覚えておけ。人いや…天使も見かけによらないってことを」

 

(今日の朝何があった!?)

 

ヴィネットの言葉はサターニャと翼に否定される

 

(二人が言うにはそんな変な人には見えないんだけどな~)

 

現にラフィエルはガヴリールの頭に大きな胸をのせている

 

(お友だちになりたいかもっ!)

 

そう思いヴィネットは声をかけようとしたその時

 

「あ、そういえば!こんなもの買ってきまして!」

 

ラフィエルはどこからか袋を取り出す

その袋のなかにはメロンパンが入っていた

サターニャはそれを見て息をのむ

 

「サターニャさんに献上したいのですが~」

 

「天使にしては話がわかるじゃない!いいわ!受け取ってあげる!」

 

「ヴィーネ、ここからしっかり目に焼き付けておけよ。今から起こる出来事を」

 

「え?う、うん」

 

翼の警告にヴィネットは返事をする

すると、ラフィエルは机の上に座り左足のシューズを脱ぎサターニャに話しかける

 

「犬のように足をなめたらお渡しします」

 

「えっ!?なにいってんの?」

 

「だって得意じゃないですか。犬の真似」

 

「得意じゃないわー!」

 

翼はヴィネットの肩にてをぽんっと置き話す

 

「な?言った通りだろ?天使も見かけによらないって」

 

そこでガヴリールも入ってくる

 

「話しかけなくていいの?」

 

「…ちょっと考えさせて」

 

 

 

こうしてラフィエルが仲間に加わった

 

 




いかがだったでしょうか?

リアルで学校生活が始まるわけですが正直どこまで忙しくなるのかはわかりません

部活にも入りますし…

何かあったら活動報告にて書くつもりです


それではまた次回にお会いしましょう!
さようなら!






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