スケルトン、ゾンビ等の残骸が転がる薄暗い空間には風も吹かぬが冷ややかな空気は感じる
「ロズワール様なぜこの建物から入ったのですか?」
「そぉれはここが一番大きいかぁらさ深い意味はないよ。福音のなくなった今だからこそ、そこまで考えずに行動できるのかぁもね」
二人の前には扉がある。そこには寺に近しい建物がある
「地下に広い空間でも驚ぉきなーのに、見たこともない建築用式の建造物、ただごとじゃあなぁーいね。危なくなったらすぅーぐ帰ろうか」
「バルスに負けてからずいぶん萎らしくなられましたねロズワール様」
「ラムは聖域のあとから言葉が素直になったぁものだぁね」
そう言いつつロズワールと呼ばれた男は扉に手を掛ける
扉が開き始める
…━クチャネチャグチャァァ
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ナザリック地下大墳墓10階層━玉座━
「アルベド用意は出来たか?」
「はいモモンガ様。各階層守護者の配置、フィールドエフェクトの発動準備、遠隔視の鏡、ゴーレムの起動準備等、防衛用意とモモンガ様のご命令、滞りなく」
「よい。素晴らしい働きだ」
「は、お褒めに預り光栄です」
「ならば、遠隔視の鏡を」
赤金色の髪のメイドがその身長と同等程度の鏡を持って前へでる
━不味いなぁ魔法はなんとか使えたけれどアイテムは確かめていない…
しかしここで格好の悪いところを見せるわけにはいかないよなぁ…よし!
「魔法道具:ミラー・オブ・リモート・ビューイング起動!」
訪れる静寂
「くふぅ!」
淡く光るのはモモンガの体
━また精神の沈静化がされるなんて…
「シズδこちらへこい」
「はいモモンガ様」
赤金色の髪のメイドがモモンガの近くへよる
━ここは素直に聞くべきか?いやそれで不信感が高まり背信、それはまずいどうする?どうする!?俺!
「モモンガ様、こちらの遠隔視の鏡。音声認識がモモンガ様ではありません。御手での御操作を」
「そ、そうかわかった」
━誤魔化せ…ないよな。ああ、不安がたまる
そこから数分はじめてスマートフォンを持ったお爺さんのようなぎこちなさではあったが遠隔視の鏡をある程度使えるようになった。
「ほう。人間種か」
そこへ写るのは寺のような建物の前へ立つ侵入者
「お手並み拝見。といこうか」
モモンガは椅子に深く腰かけた
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グバァ!
「…シッ」
ロズワールが手をかけた扉が口をあけ、目の前の獲物を捕食せんと襲いかかる
グニャン
そこから飛び退くために力を溜めた足。その足元が動き出す
が、そこで動けなくなるロズワールではなかった一飛びに後ろへ下がる。もとの場所には動く扉と、動く床。
アンデット・扉擬態魔
床擬態魔
どちらもレベル10程度の奇襲用モンスターだ
「あぁらまあこれまた見たことのない物が出てきた物だあね」
「エル・ゴーア」
右手から放たれた人の頭ほどの火球が扉擬態魔の下部に当たるとそこから2体のモンスターへと燃え移り
ガァァァ…
一瞬の間に2体のモンスターは倒される
「エル・ゴーアだと少し強すぎたかぁもしれないねぇ。いくよ、ラム」
「はいロズワール様」
二人は扉擬態魔のいなくなった入り口へと進んで行く、入るとそこは暗く奥の見えない空間となっている
音が聞こえる裸足で歩いている用な音が爪で固いものを引っ掻く用な音が棒が当たる音が音が無数に無数に
ペタヒタカツガリコンペタッヒタッカツッガリッコツンヒタッガタガタガヤガヤガヤパオーンガラガラズルペタ
「うーん…あぁんまり良ーい予感はしなぁいねぇラム下がってなさい」
「ロズワール様、お気をつけて」
「ウル・ペルーア」
ペルーアは陽属性の魔法で明かりで照らすことの出来る魔法だそのウル級となると半径100メートルほどの範囲を照らすことができる
ヴァァガラガラヴォォォパオーンヴゥゥゥカラカラシュルシュル
一斉にロズワールを見るそれらはゾンビやスケルトンの類いだが、
「これはこれは窮屈そうだぁね」
50メートル四方ほどの部屋に数えきれない程の
「まったく、うっとおしいわ」
種類がいるように思えた