「セバス、モモ…アインズ様はいったいどのような御方とお話をなさっているのかしらね」
「さて、同郷の方と仰有られていたしました。至高の御方ともしくはアインズ様ご本人と親しい方なのかもしれません。さすれば御対面いたす機会があれば相応の態度で…」
「それは十二分にわかっているわ!」
「左様でありますか」
「私が気にしているのは如何なる高貴なお姿、如何なる崇高な志をお持ちなのかということ!至高の御方々は様々なお姿と多種多様な能力、お考えをお持ちでしたわ。その一端に触れることはナザリックの者として幸せの限りでした。アインズ様お一人となられても衰えることのないそれに加え新しい御方が現れたとなれば。至高の御方々に並ぶとは思えませんけれど、それでも心が高鳴るものがあるというもの!勿論、一番はアインズ様ですけれどね」
「確かに。いったいどのような御方なのでしょうか」
「この部屋まで案内した者は人間と獣人のハーフであったわね。なら!ペペロンチーノ様のように猛々しいお姿の獣人なのでしょうか?」
「どうでしょうか?私の気功で見たところこの屋敷には鬼や精霊、地竜などがいるようですね。武人建御雷様のような厳めしいお姿かもしれませんよ」
「そうなら…」
二人が想像に花を咲かせているのは仮ロズワール邸の一室。客人用の休憩室だ。アインズに重要な話だと言われ同席をしていない。ここまで案内したのはロズワールのメイドの1人フレデリカ・バウマンだ。雑談しているとはいえ、双方警戒を怠っているわけではない常にアインズの部屋まで駆けつけられるよう万全の体制でいる。ここでは杞憂でしかないのだが。そうしていると部屋の扉がノックされ
「フレデリカでございます。よろしいでしょうか」
「どうぞ」
そういって中に入ってきたのは金髪の髪を伸ばした碧眼の女性だ。しかしその口の中にはびっしりと牙がそろっていることで人間でないことがわかる
「お客様とスバル様のお話が終わりましたので、お呼びに参りましたわ」
「わかりました。では行きましょう」
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「待たせてすまなかったな。セバス、アルベド紹介する。彼が私のこれからの協力者、菜月昴くんだ。」
「いやぁ協力者なんて、こっちが協力してもらう立場っすよ」
「…━。人間?」
「…━」
「…!ま、まあ!詳しい話はナザリックに戻ってからするとしよう。スバルくんいきなり来て、すぐに帰る無礼を謝るロズワール殿やエミリア殿、他の方々にもよろしく頼むよ」
「ああ!アインズさんもこれから大変だろうけど頑張ってな!」
魔法が発動し、転移が行われる
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「戻って早速だがアルベド守護者を集めてくれ」
「はっ!ただちに」
━1人で協力とか決めちゃったけどNPCたちの気持ちも考えると、どうにか上手くやらないとか…
すると、すぐさま
「アインズ様。第4階層守護者ガルガンチュア、第8階層守護者ヴィクティムを除く階層守護者各員御身の前に」
「うむご苦労。では今回のことについて話すとする。侵入者、に関してだが敵ではなかったよって警戒体制を引き下げろ。アルベド」
「はい。アインズ様その事に関しましては敵で無いとわかりました際に既にデミウルゴスによりなされています。」
「ほう。デミウルゴス」
「は。アインズ様の侵入者への御対応を見た上でそう判断させていただきました。」
「よい。よくやってくれたデミウルゴス」
「は!ありがたきお言葉」
「では本題に入ろうまず、今回私がナザリックを急遽離れ会いに行った相手だが…」