チョイワルビッキーと一途な393   作:数多 命

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すまない、FGOネタではなくすまない・・・・!

本編が進まないために生まれたネタです。
拙作でXDやるならこんな感じかなと。

追記
後半の本家ビッキーと拙作ビッキーの会話を修正。



ギャルのホルンがなんだって?

執行者団(パニッシャーズ)』も合法ロリ(キャロルちゃん)も、付随してきたトラブルあれこれも。

みーんなまとめてどーにかこーにか吹っ飛ばして、束の間の平穏を取り戻した頃。

露助(ロシア)S.O.N.G.(うち)へSOSを送ってきた。

何でも、向こうさんが保管している聖遺物の一つが異常を示しているらしい。

記録に無い初めてのことのため、専門家であるわたし達に調査を依頼してきたのだ。

で、了子さんと一緒に思わずコサック踊りたくなるほど寒い中を移動して、件の聖遺物の保管場所へ。

そこで見たのは、翡翠色のアンモナイトみたいなオブジェだった。

了子さんを見てみると、案の定心当たりがあった模様で。

頼まなくても説明してくれた。

聖遺物の名前は『ギャラルホルン』、完全聖遺物だそうだ。

第二次大戦時、ドイツにいた了子(フィーネ)さんが発見して確保、研究していたものらしい。

『それが何でロシアにあるの?』と了子さんに聞いてみると。

『アドルフと愉快な仲間達の所為』と、『畜生め』と言い出しそうになった顔で大体察した。

一緒にいたロシア職員さんに聞いてみたところ、やっぱり戦利品として押収されたものだったみたい。

平行世界を観測し、更に干渉する力を持っているらしく。

平行世界で異変が起きて、かつ、その異変がこちら側にも及ぶと判断された場合。

アラートを鳴らして、危険を知らせるらしい。

今回ロシアを困惑させた異変と言うのは、このアラートだったようだ。

了子さん曰く、

 

「異変の詳細が分からない以上、下手に扱う訳にもいかない」

 

とのことで。

収容やら調査やらの準備のため、一度本部へ戻ることになった。

なった、んだけど。

多分、『オイコラ無視すんな』って思ったんだろうね。

帰ろうと背中を向けた瞬間、どっと荒ぶり始めたギャラルホルン。

何が何だか分からないまま、わたしは某扉の色違いみたいな腕にあれよあれよと確保され。

あのクイズ番組の人形よろしく、ボッシュートされてしまったのである。

 

 

 

 

で、今どうなっているのかと言えば。

 

 

 

 

 

◆   ◆   ◆

 

 

 

 

 

 

国際的救助隊にして、聖遺物や錬金術に起因する『異端技術』を利用した犯罪に対処する国連組織。

『Squad of Nexus Guardians』こと『S.O.N.G.』の本部は、今まさに大騒ぎの真っ只中だった。

『魔法少女事変』を乗り越え、束の間の平穏を噛み締めていた街に。

あろうことか、人間を炭素分解してしまうかつてのノイズが出現していたのだ。

当然装者は全員出撃。

各所に散開し、ノイズの討伐はもちろん、一般人の救助にも尽力していた。

 

『何で今になって・・・・!?』

『無駄口叩くな!とにかくぶっ飛ばせッッ!!』

 

困惑した様子の()()()へ、激を飛ばすクリス。

息のあったコンビは、最前線でノイズを千切っては投げしていた。

他のメンバーも避難活動が終わり次第、順次加勢する手筈になっているが。

いかんせん相手が多すぎる。

まさに無尽とも言うべき数に、苦戦を強いられているのが現状だった。

 

「出現ポイントの割り出しはまだか!?」

「こうもノイズがそろってちゃ反応を絞れませんッ!!」

 

次から次へ出現する敵。

どこかに湧いてくる『通り道』があると踏んだ弦十郎やオペレーター達は、その特定を急いでいるものの。

いかんせん多すぎるノイズが、その特定を邪魔しているのだった。

 

「くっそ!ギャラルホルンの異常だってあるのに・・・・!」

 

藤尭がぼやくのは、S.O.N.G.の格納庫に保管されている完全聖遺物について。

平行世界に異常が起こると、アラートを鳴らしてゲートを開くのだが。

今回は別の反応を示していた。

激しいアラートではなく、まるでビーコンを鳴らすように静かな反応。

それが観測された直後のこれである。

呑気に調査なんてやっている余裕は無かった。

と、司令室にまたアラート。

 

「響ちゃんクリスちゃんの現在地に、ノイズとは異なる高反応のエネルギーを感知ッ!!」

「解析します!」

 

ただでさえ賑やかな部屋が、更に騒がしくなる。

オペレーター達は必死にキーボードを弾き、次々データを参照していく。

 

「これは、アウフヴァッヘン波形・・・・!?」

 

いまは亡き了子に次ぐS.O.N.G.の技術者『エルフナイン』が呆然と呟く。

モニターに、解析結果が表示されて、

 

「――――ガングニールだとぉッ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

一方現場では。

響とクリスが驚愕に硬直していた。

たった今現れた増援、響の背後に迫っていた危機を打ち払ってくれたのはいいが。

靡くマフラーと振り向いた顔は、どうしようもなく覚えしかなくて。

 

「――――あなたは、一体?」

「んー、それだけどさ」

 

呆然と投げられた問いに、『彼女』は少し困ったように唸る。

 

「『立花響』って名乗りたいところなんだけど、どうもそうはいかないみたいだし・・・・どうしたらいいと思う?」

「え、えっと・・・・」

「あはは、まあ、聞かれても困るよね」

 

『けど』と、振り向きながら一閃。

迫っていたノイズを()()()()

 

「まずはこれを片付けようか?仕留めない理由はないっしょ?」

「う、うん!」

 

戸惑いながらも頷いた響へ、感謝の意味で笑いかける『彼女』。

右手に加え、左手からも刃を出した『彼女』は、目の前のノイズへ不敵に嗤いかけて。

 

「――――ははッ!Let's rock, baby(おっぱじめようか)ッッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうぞ『リツ』とでも呼んでくださいな、そっちのとごっちゃになってめんどいっしょ?」

 

現れたのは、『ガングニール』。

『リツ』と名乗る、平行世界の響。

 

 

 

「なぁーに、難しく考えなくたって、根本的な発想は哲学兵装と変わらないよ。『少し厚みのある一枚板』と考えるなら、ビルもマンションも連中にとっちゃ立派なモノリスだ」

「な、なるほど・・・・!」

 

「すっげぇ、馬鹿の顔で小難しいこと喋ってやがる」

「く、クリスちゃぁん?それどーいう意味ッ!?」

「うん、すごい」

「デース」

「調ちゃんと切歌ちゃんまでぇッ!?」

 

大いに頼れる、ひと時の『仲間』。

 

 

 

「わたしは臆病なだけだよ、君みたいな崇高な理由があったわけじゃない。ただ怖くて、寂しくて、寒かったんだ」

「――――それでも、拳を開くのを躊躇わないんだね」

「殴るよりはいいでしょ?」

 

その肩に背負う、大きなもの。

 

 

 

「えっと初めまして!立花響16歳ッ!誕生日は9月13日で血液型はO型、彼氏いない暦は年齢と同じッ!」

「同じく立花響16歳、誕生日は9月13日で血液型はO型。彼氏いない暦は年齢と同じだけど、嫁はいるよ」

「そーなのッ!?」

 

彼女がもたらすのは、果たして・・・・?

 

 

 

 

戦姫絶唱シンフォギアXD

新イベント

 

『翳り握る拳』

 

2180年13月

配信予定

 

 

 

 

 

「・・・・どうしたの?リツ、そんな悟ったような顔をして」

「いえ、平行世界の自分がピュアッピュアすぎて辛くて・・・・浄化されて死んじゃう」

「そこまでか・・・・」




というわけで、思いついたXD編の予告のようなものでした。
実際の内容とは異なる場合がございます(

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