流星のロックマン4~チームシューティングスター~ 作:夢神光
~WAXA側~
研究員「長官!トランスコード003、コダマタウンにて確認!」
長官「ふむ、ウォーロックは犯人ではなかったか…」
研究員「今、スバル君はこちらに向かっています」
ヨイリー「コピーか偽物かわからないけど、到着を待つしか無いわね」
長官「うぬ、そういえば博士、データ修復について何かわかりましたか?」
ヨイリー「それが…一度見たことのある回路、いや操作したことのある回路と言った方がいいわね」
長官「その回路とは!?」
研究員「長官!ロックマンがメインコンピューターに入りました」
長官「おお!頑張ってくれスバル君!」
~電脳の中~
ウォーロックY『オラ!これで最後だ!』
ポリスナビ『む、無念…』
ウォーロックY『さてこれで全部だな!あまり心地よくないな、まあ、時間は稼げただろうもうそろそろ…』
ウォーロックS『見つけたぞ偽物め!』
ウォーロックY『はぁ、休ませてくれよ…』
スバル「そこまでだ、早くメインコンピューターを返すんだ!」
ウォーロックY『スバルか…懐かしいが悪いが人の命の問題なんだ!邪魔をしないでくれ!』
ウォーロックS『人の命かわからんが、さっさと片付けるぞスバル!』
スバル「うん、ウェーブバトル、ライドオン!」
ウォーロックY『頼むから引いてくれ、ビーストスイング!』
スバル「バトルカード、ブレテーション!ロングソード!」
ガキン!
爪とロングソードがぶつかり合う
ウォーロックY『全く、人の話も少しは聞けよ!オラ!!!』
スバル「うわぁ!なんて力だ!」
ウォーロックS『偽物の癖に俺より力強いだと!』
ウォーロックY『経験の差に決まってるだろうが・・・』
ウォーロックS『スバル!遠距離で攻撃しろ!』
スバル「わかった!バトルカードブレテーション!ガトリング!食らえ!」
ウォーロックY『(不味い!避けると後ろの勇気達に当たる)ぐわぁ!』
スバル「あ、当たった?」
ウォーロックS『その調子だやれ!』
スバル「ロックバスター!」
ウォーロックY『ぐっ!このままだと…一旦引く!』
ウォーロックS『あっ!待ち上がれ』
スバル「奥に行ったみたいだね」
ウォーロックS『追いかけるぞスバル!』
スバル「うん!」
………
ウォーロックY『勇気、悪い、限界だ!』
勇気「大丈夫!?ウォーロック!」
ウォーロックY『かろうじてな!今、スバルが来ている』
勇気「なら、僕たちが出ないといけないんだね」
リデル『あと、20%で修復終了予定です!1人で出来るところはやりますので、早めに帰って来て下さい!』
勇気「わかった、行くよウォーロック!」
ウォーロックY『おう!』
……
ウォーロックS『見つけたぜ!』
スバル「え!?何で人間が電脳の中にいることが出きるの?」
ウォーロックS『大抵、ジャックやクインティア、キングと同じ原理だろ!』
勇気「悪いけど、今、争っている場合じゃないんだ!早くウェブアウトしてもらえるかな?」
ウォーロックS『そんなことは知るか!やってやろうぜ!スバル!』
スバル「うん!」
勇気「全く、スバル君はウォーロックに似てきたね」
ウォーロックY『悪かったな…』
勇気「早く終わらせるよ!電波変換、星空勇気、オンエア!」
ウォーロックS『な、何だと!』
スバル「う、嘘…僕!?」
勇気「バトルカード、ソード、ワイドソード、ロングソード、GAジャイアントアックス!」
スバル「不味い、バトルカードブレテーション!水月斬!」
ガキン!
スバル「つ、強い!」
勇気「この程度か?ロックマン!」
スバル「うわぁ!くっ!バトルカードブレテーションバルカンシード」
勇気「バトルカードオーラ!」
放たれた弾を全てはじいた
スバル「弾かれた!」
ウォーロックY『ノイズ率200%超えたぜ』
勇気「ならいくよ!ファイナライズ…」
ウォーロックS『何だと!ファイナライズだと!』
スバル「メテオGが消滅したからできないはず!」
勇気「レッドジョーカー!」
スバル「何だって!」
ウォーロックS『不味いぞ!スバル!』
ウォーロックY『一撃で決めろ!』
勇気「わかっている!」
手にクリムゾンが集まる
勇気「レッドガイアイレイザー!」
スバルを中心に大爆発が起こる
スバル「ぐわぁぁぁ!」
ウォーロックS『スバル!体がもたねぇ!サイバーアウトだ!』
スバル「仕方ないサイバーアウト!」
スバルはサイバーアウトを行った
勇気「なんとか威力を調整できた」
ウォーロックY『もう少し強かったらデリートになっていたぜ』
勇気「とにかく、修復を再開しよう!…リデル、そっちはどう?」
リデル『後、10%、でも、1人では限界です。早く来て下さい!』
勇気「わかったすぐ向かう!」
~WAXA側~
スバル「うわぁぁ!」
「「「スバル君(ちゃん)!!!」」」
長官「大丈夫かね?」
スバル「なんとか、でも中にはウォーロックと全く同じ生命体がいて、その生命体と人間か電波変換を行い、僕の姿に似たロックマンになったんです!」
ウォーロックS『違う所と言えば髪の長さかバスターが逆と言う所だけだな』
長官「ロックマンに似た電波体だと!」
ヨイリー「あと、人間が電脳世界にいたと言うのも気になるわね…」
スバル「後、気になる点が二点、まず、その相手がファイナルライズを行い、レッドジョーカーに変身したんです」
ヨイリー「まぁ!」
長官「メテオGは消滅したバスなんだが」
ヨイリー「その以前にどうしてジョーカーPGをなしに変身したところね」
スバル「後、もうひとつ、人間、星空勇気と言うらしいですけど、人の命が関係しているから邪魔しないでくれと言っていました!」
ヨイリー「人の命…そういうわけね…」
ウォーロックS『あと、向こうの俺がスバル、つまりロックマンの状態であったとき、久しぶりだなと言っていたぜ』
長官「それはどういう意味でしょうか?」
研究員A「博士!メインコンピューターが急に動きだしました!」
研究員B「さらに生態反応を確認!」
ヨイリー「何も触らず待ってみなさい」
研究員B「はい!わかりました!」
長官「どういう意味ですか?博士?」
ヨイリー「かつて私が見たことのある回路だって言ったよね?この回路はルナちゃんを再構築した時と同じ回路なの」
長官「まさか!犯人がアクセスした理由は…」
ヨイリー「きっと電波生命態、もしくは電波変換した状態でバラバラになった人を再構築している可能性があるわ」
長官「因みに、該当するのは?」
ヨイリー「そうね…私が知っているとしたらジョーカーか…シドウちゃんしかいないわね」
スバル「!暁さんですか?」
ヨイリー「そう、その人、結局彼の行方は解らなくなっていたから可能性はあるわ」
研究員A「博士!装置が正常に動いています!」
研究員B「誰か出てくるようです!」
ヨイリー「じゃあ迎えに行きましょう」
~電脳の中~
リデル『装置オールグリーン、構築完了。成功です!勇気!』
勇気「よし!上手くいった!これでサテラポリスも戦力が補える!僕達も出るよ!プラグアウト!サイバーアウト!」
~WAXA側~
???「ここは…どこだ…」
???『どうやらメインコンピュータールームのようですね。シドウ』
ヨイリー「シドウちゃん…」
スバル「暁さん!」
暁「おっ!博士にスバル!どうなっているんだ?」
長官「今すぐ、星空勇気を探した方が良さそうだな」
守「ええ、暁さんも生き返らしてもらったお礼も言わないといけませんしね!」
長官「そうだな、だが今は再会を喜ぶことにしよう!」
~オマケ~
暁さんが検査を受ける為、全員がいなくなると突然、スバルのハンターに電話がかかった
ウォーロックS『スバル、電話だぜ!』
スバル「今度は誰だよ!ブラウス!」
画面には鬼にみえる委員長の姿が…
ルナ「す・ば・る君!また遅刻とはいい度胸よね!覚悟はできているよね!」
スバル「(忘れてた!)ごめんなさい!今、WAXAにいて事件が起きていたから集合時間に間に合わないんだ!」
ルナ「どれだけ待たせたら気が済むのよ!予定が変更になったのよ!」
スバル「ご、ごめんなさい!」
ルナ「とにかく、今からオグタマスタジオに向かうからあなたは先に待ってなさい!もし待っていなかったらどうなるかわ・か・っ・て・い・る・よ・ね?」
スバル「は、はい!わかっています!」
ルナ「よろしい、後で会いましょうスバル君…ふん!」
電話が切れた
スバル「う、ウォーロック、今日の夜ウイルスバスティングするから電波変換お願い…」
ウォーロックS『しゃねえな、いいぜ!』
スバル「トランスコード003、シューティングスターロックマン!」
~次回予告~
ナレータ:白金ルナ
私達はミソラちゃんのコンサートに来たわ。
会場は、きれいなピンク色に、真っ白な雪だるま!?
突然雪だるまが暴れだし、会場は大混乱。
そこに登場したのは、ロックマン様と…誰?
次回、流星のロックマン4~チームシューティングスター~《強襲、WRK》
きゃあああ!ロックマン様!