家庭教師ヒットマンREBORN! ~光と闇の奇跡~   作:R0

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本編は終わっていますけど、これで100話目です。


エンヴィー

ハル「皆さん、こんにちは!!『家庭教師ヒットマンREBORN! ~光と闇の奇跡~』番外編『ハルのハルハルインタビュー デンジャラス』のお時間です!!司会の三浦ハルです!!」

 

リボーン「ちゃおっす。リボーンだぞ」

 

京子「こんにちは。笹川京子です♪」

 

輝夜「光城輝夜だ」  

 

ハル「今回のゲストはエンヴィーさんです!!」

 

エンヴィー「初めまして。ロヴィーノ教団、《大罪の7人(ベッカート・セッテ)》、《晴の大罪》のエンヴィーと言います」

 

ハル「はひ~。何だか、久しぶりにまともな挨拶を聞きました~」

 

輝夜「そうか?」

 

ハル「そうですよ!スロウスさん、リリスさん、ジャバウォックさんのときのことを思い出してくださいよ!!」

 

リボーン「ってか、リリスのときはオメーのせいじゃねぇか」

 

輝夜「仕方ないだろ、それは」

 

エンヴィー「そうですね。リリスなら、それぐらいの対処をしなければいけませんね」

 

ハル「リリスさんのこの扱いの悪さは何ですか……?」

 

京子「あはは……」

 

輝夜「それよりも早く本題に入るぞ」

 

ハル「あっ、はい!それで輝夜さん、今回の裏話はいったい……?」

 

輝夜「今回の裏話は、前回のジャバウォックのときと同じように原作キャラの強化案について話すぞ」

 

エンヴィー「フム。前回のジャバウォックのときの流れから察するに、原作キャラの中でも戦った相手……、風、スカル、ヴェルデ、シモンファミリーの中からですか」

 

リボーン「その中で本編で出てきた原作には無い、強化案だったのは、炎真の《大地の拳(プーニョ・デッラ・テラ)》と《大地の一撃(コルポ・デッラ・テラ)》だけだな」

 

京子「ってことは、今回はその2つを?」

 

輝夜「そうだな。まぁ、《大地の一撃(コルポ・デッラ・テラ)》のほうは特別な理由というのは、あまり無いからな。基本的には、《大地の拳(プーニョ・デッラ・テラ)》のほうの説明で行く」

 

ハル「そうですか。わかりました!それでは、説明をお願いします!」

 

輝夜「だとよ、エンヴィー」

 

エンヴィー「……ここで、私に振るのですか?前回はダークネス、あなた自身が話していたではありませんか」

 

輝夜「いや。それは、仕方ねぇだろ。ジャバウォックにまともな説明ができるとは思えねぇし、それにあいつの声は喧しいし」

 

エンヴィー「ハァ……。というか、今更ですがそのネタの使い回し、少々酷くありませんか?」

 

輝夜「あぁ……、たしか、こういうのを地球だと、カツ丼って、言うんだよな」

 

エンヴィー「?マグロ丼では、ありませんでしたか?」

 

リボーン「ちげぇぞ。牛丼だぞ」

 

京子「親子丼じゃなかったですか?」

 

ハル「天丼です!!何ですか!!その『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』のギフトカードを受け取るシーンの丼物バージョンは!?それから、もう天丼の回数はとっくに越えていますから!!」

 

リボーン「ハル、オメー。ツッコミの才能あるな」

 

京子「ハルちゃん、すごい」

 

エンヴィー「そうですね。ただ、私にはツッコミなど興味がありませんから、別に妬ましいとか思いませんが」

 

輝夜「それに、その作品を知らない読者にとって、何のことか、さっぱりだがな」

 

ハル「いや~、それほどでも……じゃ、ありませんよ!?あぁ~、もういいですから、早く話してください!!」

 

エンヴィー「わかりました。それでは、私が話させていただきます。古里炎真の《大地の拳(プーニョ・デッラ・テラ)》は『ONE PIECE』の藤虎が使用する《猛虎》という真横に重力をかける技を参考にしたものです」

 

リボーン「フム。それから?」

 

エンヴィー「はい。それから、古里炎真の戦闘スタイルは拳打であるので、その拳に重力をかけて、自分が殴りたい方向に重力の重さを加えようと考えたそうです」

 

京子「そうなのですか」

 

輝夜「この技はいろいろと応用が効くな」

 

ハル「はひ?そうなのですか?」

 

エンヴィー「えぇ。その通りです。古里炎真の《大地の一撃(コルポ・デッラ・テラ)》や沢田綱吉が使っていた《誓いの一撃(コルポ・ジュラメント)》では、他の炎の力も加わって、威力が上がっています」

 

輝夜「ちなみに、《誓いの一撃(コルポ・ジュラメント)》の名前の由来は継承式編にあった沢田綱吉と古里炎真の誓いの炎から取ったらしい」

 

リボーン「ふん。原作を知っていた読者なら、もしかして予想していたかもな」

 

エンヴィー「ふぅ。ざっと、こんなものですね」

 

ハル「わかりました!それでは、次にエンヴィーさんについてお願いします!」

 

エンヴィー「私のことですか………。しかし、私には参考したキャラにはいません」

 

京子「そうですか」

 

エンヴィー「えぇ。名前に関してはスロウスの名前が怠惰を英語にしたのと同じように嫉妬を英語をしただけです」

 

リボーン「それなら、羅刹開匣はどうなんだ?オメーの羅刹開匣はフェンリルだが、フェンリルは……というよりも狼は憤怒に関する動物だろ?」

 

輝夜「あぁ。それなら、狼って、イヌ科の動物だろ?」

 

京子「?そうですけど」

 

ハル「まさか……狼はイヌ科の動物で嫉妬に対応する動物にも犬が入っているから、そうしようと考えたのですか………?」

 

エンヴィー「その通りです。作者がそのように決めました」

 

リボーン「全く……また、作者の適当さか………」

 

エンヴィー「それよりも、………三浦ハル」

 

ハル「は、はひ!?な、なんでしょうか………?」

 

エンヴィー「あなた、私のとは違う《嫉妬の炎》を使えるそうですね?」

 

ハル「はひ!?」

 

京子「そうなの、ハルちゃん?」

 

ハル「い、いえ!ハルには身に覚えがありません!!」

 

リボーン「………あれか」

 

ハル「リボーンちゃんは何か知っているのですか!?教えてください!!」

 

リボーン「それはだな……」

 

ハル「それは………」

 

リボーン「テレビアニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』の特別編『ハルのハルハルインタビュー デンジャラス』クローム髑髏編パート1を見てくれだぞ」

 

ズコーッ!!

 

ハル「こんなところで宣伝はやめてください!!」

 

エンヴィー「なかなかのズッコケぷりですね」

 

輝夜「これが地球の漫才か」

 

ハル「違います!!あぁ、もう、リボーンちゃん!!なんで、教えてくれないのですか!?」

 

リボーン「時間がほとんど無いからだぞ」

 

ハル「バッサリ言われました!?」

 

輝夜「だが、その通りだな」

 

京子「あっ。じゃあ、質問タイムに入ったほうがいいですか?」

 

輝夜「そうだな」

 

京子「わかりました。ただの名の無いジャンプファンさんからの質問です。『平和な世界になったら、何をやりたいのでしょうか?』」

 

エンヴィー「ふむ。そう言われても、私は医者の仕事をやるだけですね」

 

ハル「はひ~。今までで、1番答えに想像がつきました………」

 

輝夜「まぁ、質問も終わったし、そろそろ終わりだな。………その前にエンヴィー」

 

エンヴィー「なんですか?」

 

輝夜「お前、のど渇いてないか?」

 

エンヴィー「………いきなりですね。確かに少し乾いていますが」

 

輝夜「なら、これ飲め」

 

エンヴィー「いきなりすぎて、怪しいのですが………」

 

輝夜「別に何も手をつけてないよ。そんなに疑うなら、俺が先に一杯飲ませてもらう。ゴクッ………ほらな。なにも無いだろ?」

 

エンヴィー「………そうですね。毒とかが入っているわけではないみたいですし。それなら、1杯だけいただきましょう」ゴクッ

 

京子「その飲み物は何ですか?トマトジュース?」

 

ハル「はひ~。それなら、ハルたちもいいですか?」

 

輝夜「ダメだ」

 

ハル「はひっ!?」

 

京子「何でですか?」

 

輝夜「これは『レッドアイ』という飲み物だからな」

 

エンヴィー「ぶっ!?」

 

リボーン「『レッドアイ』というのは、簡単に言えば、ビールにトマトジュースを加えた赤いカクテルのことだぞ」

 

京子「お酒だったんだ」

 

エンヴィー「ダークネス………」

 

輝夜「ん?どうしたんだ?」

 

エンヴィー「『どうした』じゃ……ありませんよ……。あなたも……知っているでしょ……。ヒック…私が………ヒック…///」

 

ハル「エ、エンヴィーさん……もしかして……」

 

京子「酔っ払っちゃった……?」

 

リボーン「おいおい……。レッドアイはアルコール度数が2.5度の低い酒だぞ。それを1杯で酔うとか、どれだけ弱いんだ……?」

 

エンヴィー「ヒック…そんらこと、どうれもいいじゃないれすか~ヒック///」

 

京子「呂律が回っていないし、もの凄く酔っ払っているみたい」

 

リボーン「ハァ……。めんどくせぇことになったぞ……」

 

ハル「輝夜さん!!なんで、エンヴィーさんにお酒を渡したのですか!?エンヴィーさんのさっきの口振りからするとエンヴィーさんがお酒に弱いことを知っていたみたいじゃないですか!!」

 

輝夜「ん?…あぁ、それはだな。おい、もう入ってきて良いぞ」

 

リ、京、ハ「「「?」」」

 

エンヴィー「ヒック///」

 

?「お邪魔します」

 

リボーン「オメー、風!なんでここに居やがるんだ?」

 

風「その質問に答える前に、読者の皆さん、初めまして。元《嵐》のアルコバレーノの風と言います」

 

ハル「はひ。ご丁寧にどうも」

 

輝夜「なんで、お前が礼を言っているんだ?」

 

風「それで、ここに来たわけですが、一言で言うならば、エンヴィーとのリベンジ戦を果たしに来たというところですね」

 

リボーン「リベンジ戦だと……?」

 

風「はい。本編で私は情けない話、彼に敗北しました。その後の決戦でエンヴィーと戦ったのはシモンファミリーですから。リベンジする機会が無くなったのです。そんなときに光城輝夜から自分がリベンジの舞台を整えてやるという誘いを受けて、ここに来たわけです」

 

輝夜「そういうことだ」

 

京子「でも、エンヴィーさん、輝夜さんが飲ませたお酒で酔っ払ているけど……」

 

風「大丈夫です。そのことについても聞いています。光城輝夜、エンヴィーは酒に酔うと酔拳使いになるのですよね?」

 

輝夜「あぁ。本編には出なかったが、酔っているときはいつもとは別段の強さになる。本人はあまり、使う気は無いみたいだがな」

 

リボーン「前から思っていたが、何なんだ。その後出しの設定の追加は……」

 

風「さて、そういうわけで私のリベンジ戦を受けてくれますか、エンヴィー?」

 

エンヴィー「ヒック……いいれしょう……ヒック……私もあの終わり方は不本意れすから……ヒック///」

 

風「ふぅ。ありがとうございます。それではいざ尋常に……」

 

ハル「はひ!?ま、まさか、ここで!?」

 

風「勝負!!」

 

エンヴィー「ヒック…望むところれす!!///」

 

ハル「はひ~~!?」

 

リボーン「やりやがったな……」

 

輝夜「これでオチはついたな」

 

京子「えっ!?まさか、そのために風君を呼んだのですか?」

 

輝夜「そうだが?」

 

ハル「何、やっているのですか!?この最後の乱闘でのオチは前回にもやりましたよ!!」

 

輝夜「こういうのをスタミナ丼――――」

 

ハル「もういいです!!そのネタは!!」

 

リボーン「ハァ…、もうこいつに何言っても無駄みたいだし、締めるぞ」

 

ハル「うぅ……、わかりました!!皆さん!!今回の『家庭教師ヒットマンREBORN! ~光と闇の奇跡~』番外編『ハルのハルハルインタビュー デンジャラス』は終わりです!シーユー、アゲインです!!」 

 

京子「ばいば~い!!」

 

リボーン「チャオチャオ」

 

輝夜「またな」

 

風「プレゼントプリーズ!!」

 

エンヴィー「ヒック…羅刹開匣!!///」

 

ドカーーーーーーーーン!!!!

 

設定

 

名前:エンヴィー

イメージCV:石田彰

年齢:29歳

一人称:私

誕生日:11月17日

星座:蠍座

血液型:AB型

身長:191㎝

体重:79㎏

好きなもの:静かな場所での読書

嫌いなもの:貴族、平気に男を捨てる悪女、女の涙(特に嘘泣き)

 

死ぬ気の炎

晴(メイン)、大空、(晴+大空→)嫉妬の炎

 

人物像

ロヴィーノ教団の幹部、《大罪の7人(ペッカート・セッテ)》の《晴の大罪》を務める男。顔立ちは整っているが目付きが鋭く、自分には無くて、他人にはある優れた能力に嫉妬深い性格をしている。どんな相手にも丁寧語を使って会話をしている。頭が良く、優れた医療技術を持つ医者でありながら、戦闘スタイルは無手での格闘である。ロヴィーノ教団の中でも、1番の努力家であり、医学や格闘の勉強を怠らずに、行っている。過去のとある出来事により、女嫌いではないが、女性に対して不信な態度を見せる。作中では描写が無かったが酒にはものすごく弱く、1滴飲んだだけで酔っ払いだし、周りに絡んでしまう。また、その時の戦闘スタイルは酔拳になる。

 

経歴

エンヴィーは昔、若くして、ある平民の町の診療所の医者をやっていた。そのときは目付きは鋭くなく穏やかで、腕はあり、町からの評判は良かった。

 

そんなある日に近くの貴族の令嬢がエンヴィーの評判を聞いて、訪ねてきた。訪れてきた理由としては病気の治療であった。当時のエンヴィーは貴族に何かをされたというわけでもなかったので、貴族たちに憎悪などはなく、快く引き受けた。そして、何度かの出会いで貴族の令嬢はエンヴィーに惚れたらしく、告白した。エンヴィーも相手の令嬢が自分の知っている貴族たちと違うと思ったので、それに了承して、2人は恋人になった。その日からはエンヴィーにとっても幸せな時間を過ごしていた。

 

しかし、ある日、貴族の令嬢から別れ話が出された。これに驚いたエンヴィーは理由を聞くと、自分と同じで顔のいい、医術の腕を持つ貴族の男と出会ったからというものだった。当然、納得のできなかったエンヴィーは説得したが聞き入れてもらえず、手酷く捨てられたのだった。自分とその男はどちらも似たようなものだった。ただ自分は平民だから捨てられて、その男は貴族だから選ばれたのだった。エンヴィーはそのことに絶望して、貴族を憎むようになった。それからはエンヴィーの目付きが鋭くなり、女嫌いってほどではなかったが女に対して警戒するようになったり、嫉妬深くなった。医学の勉強の合間には格闘術の特訓も行い、ロヴィーノ教団に所属することになった。

 

技・使用武器など

《嫉妬の炎》

エンヴィーが持つ死ぬ気の炎。《晴》と《大空》の炎を《闇》の炎の力で融合されて生まれた炎。後遺症の起きないパワーアップや回復を可能とする。この炎をヴェルデが研究したことで、アルコバレーノの呪解を可能にさせた。

 

メス・注射器

基本、無手で戦うエンヴィーの武器。メスは炎を纏わして、敵を斬りつけたり、投げたりする。注射器は中に《嫉妬の炎》を入れて、自分に射すことで身体能力を上げたり、スロウスの《怠惰の炎》を中に入れて、相手に射すことで動きを封じさせる。この注射器は他のメンバーも重宝している。また、味方の治療をするためにも、メスや注射器を使用している。

 

嫉妬の暴発(スコッピオ・ジェローソ)

メスに《晴》の要素を強めにした《嫉妬の炎》を纏わせて投げる技。このメスに直撃すると炎が暴走を起こして、爆発する。

 

《羅刹開匣》((フェン)(リル)(・デル)(・セ)(レーノ)(・ディ)(・チェ)(ーリ))

ロヴィーノが用意したエンヴィー専用の匣。全身、毛皮に覆われて、両手と両足には鋭い爪、口には鋭い牙、肩からは鋭い角のようなもの、両手首両足首には『グレイプニル』という鎖がついた枷があり、まるで狼男のような姿をしている。身体能力や五感が格段にパワーアップしている。また、『グレイプニル』が外れると《嫉妬の炎》が全身に流れ、さらなるパワーアップをするが、《嫉妬の炎》の調和を持ってしても、抑えきることができないほどの負荷が体にかかる。




皆さんはお酒は20歳になってから飲みましょう。ちなみに作者も今年で20歳になります。お酒についてはいろいろと気をつけたいと思います。


次回はベルゼブブです。

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