家庭教師ヒットマンREBORN! ~光と闇の奇跡~   作:R0

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久与田豪

ハル「皆さん、こんにちは!!『家庭教師ヒットマンREBORN! ~光と闇の奇跡~』番外編『ハルのハルハルインタビュー デンジャラス』のお時間です!!司会の三浦ハルです!!」

 

リボーン「ちゃおっす。リボーンだぞ」

 

京子「こんにちは。笹川京子です♪」

 

輝夜「光城輝夜だ」 

 

ハル「今回のゲストは豪さんです!!」

 

豪「久与田豪でござる。よろしくでござる」

 

輝夜「今回は変態人形遣いか……」

 

豪「変態は酷い言い草でござるな……。変態はリリスのはずではないのでござるか?」

 

輝夜「それは否定しないが、お前も別方向でそうなんだよ。主にマッドなところが」

 

豪「……まぁ、いいでござる。我輩も世間とずれていることは、自覚しているでござるから」

 

ハル「はひ~!一波乱、あるかと思いました~!」

 

京子「2人って、仲が良さそうだね。ハルちゃん」

 

ハル「はひ!?今のを見て、どこがそうだったのでしょうか……?……っていうか、毎回、本題に入る前に何か、脱線していませんか!?」

 

輝夜「番外編なんだから、茶番があってもおかしくないだろ」

 

豪「ただ、淡々と本題を進めても、読者はつまらないでござるからな」

 

リボーン(さりげなく、リリスをディスっているのは、スル-なのか?………まぁ、別に構わねぇか)

 

豪「しかし、まぁ、確かにこれ以上、茶番に時間かけるわけにもいかないでござるな」

 

輝夜「なら、始めるか。今回は前回の続きだな」

 

ハル「前回の続きと言いますと……」

 

京子「ルシフェルさんのときのオリジナル炎についてですか?」

 

リボーン「そういえば、前回言っていたな。豪のスタイル的に《強欲の炎》を《雷の大罪》のオリジナル炎にするってな」

 

輝夜「あぁ、そうだ。ここからは豪、お前が言え」

 

豪「前回に引き続き、丸投げでござるか……。まぁ、いいでござる。我輩の《強欲の炎》はエンヴィーの《嫉妬の炎》とどちらをどちらの炎にするか、作者は迷っていたでござるが、結果的に我輩の戦闘スタイルから《強欲の炎》にしたのでござる。………まぁ、それを言ったら、エンヴィーが医者だから《嫉妬の炎》にしたというのもそうでござるが……」

 

リボーン「オメーの戦闘スタイルというと、ワイヤーを使って、人間を操るやつか……」

 

豪「そうでござる。本編での説明は無かったでござるが、我輩が生きた人間を操るときには、ワイヤーを身体につけた際にそのワイヤーに《強欲の炎》を流して、その対象に電気信号を送り込んで、脳に我輩の思い道理の動きをしてもらうのでござる」

 

ハル「なんだか………怖いです………」

 

京子「うん………」

 

豪「まぁ……我輩たちはこの作品の敵キャラなので、そこは大目に見て欲しいでござるな……」

 

輝夜「ちなみに、そんなことが可能なのかというツッコミは無しで頼む。作者の勝手な妄想だからな」

 

リボーン「やれやれ………。それで、これで話は終わりか?」

 

豪「そうでござるな」

 

ハル「それでは、次は豪さんのことについてです!」

 

京子「豪さんは誰か、モデルとか居るのですか?」

 

豪「我輩の場合はいるでござるよ。『ナルト疾風伝』の『サソリ』、『るろうに剣心』の『外印』、あとは『ONE PIECE』の『ドンキホーテ・ドフラミンゴ』でござるな」

 

リボーン「全員、糸を使って、操って戦うタイプだな」

 

輝夜「作者がそういったタイプの戦闘スタイルのキャラが好きみたいだからな。このリボーン作品でも、そういうキャラを出そうと思ったらしい」

 

豪「とくに『サソリ』は我輩の過去の参照にしたでござる」

 

京子「そうなんですか……」

 

ハル「えっと、確か、前回のルシフェルさんの話ですと………豪さんの名前と性格は強欲に関係しているのですよね?」

 

豪「えぇ。そうでござる。我輩の名前、『久与田(くよだ)(ごう)』はアナグラムさせると『強欲だ』になるのでござるよ。『だ』はオマケでござるな」

 

輝夜「豪はなるべく、日本人に近づけようとしたから、名前もそういう風にしたらしい」

 

リボーン「名前はともかく、性格のほうはどうなんだ?本編だと、一応、お情け程度のものはあったが、そこまで強欲というイメージは無かったぞ」

 

ハル「確かに、どちらかというと落ち着きがあって、遠慮とかしそうな雰囲気でした」

 

豪「そうでござるか?」

 

輝夜「……確かにお前は、貰えるものは貰うみたいなところはあっても、我慢できずに周りから奪うということは、していなかったな」

 

豪「ふむ………。まぁ、終わったことを考えても仕方ないでござる」

 

ハル「それもそうですね」

 

京子「うん、そうだね」

 

リボーン「…それなら、羅刹開匣はどうなんだ?ルシフェルのときは傲慢を司るグリフォンだったが、オメーの場合はアトラク=ナクアで強欲は関係ねぇだろ?」

 

豪「まぁ、そうでござるな。しかし、羅刹開匣はオリジナル炎とはそこまでこだわっていないのでござる」

 

ハル「えっ?そうだったのですか?」

 

輝夜「………一応、多少はこだわりがあったみたいだが、作者はそれよりも優先したものがある」

 

京子「それは何ですか?」

 

豪「『伝説』、それを前提に作者は考えているでござる」

 

輝夜「動物、神、悪魔、何でもいいから、そういう伝説の生物をモチーフにしている。オリジナル炎は二の次だ」

 

豪「ちなみに羅刹開匣の名称の由来は『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)』の『黒鉄一輝』の『一刀修羅』の強化版の『一刀羅刹』から取ったらしいでござる」

 

リボーン「なるほどな」

 

輝夜「……ってか、何気に今回、裏話2つ話したな」

 

ハル「まぁ、いいじゃないですか。では、最後に豪さんに質問です!」

 

京子「ただの名の無いジャンプファンさんからの質問です。『平和な世界になったら、何をやりたいのでしょうか?』」

 

リボーン「もう、お馴染みだな」

 

豪「そうでござるな…。やはり、人形師でござるな」

 

ハル「やっぱり、そうですか!」

 

輝夜「予想通りだな。ってか、お前はそれしか、ないだろ」

 

京子「でも、いいと思います」

 

リボーン「だが、それは普通の人形だろな?人間の死体(変な材料)で作ったものじゃねぇよな?」

 

豪「当然でござる」

 

輝夜「まぁ、そんなものはとても、()()()()()でやるものとは言えないな」

 

ハル「はい!それでは、そろそろ時間なので、皆さん!今回の『家庭教師ヒットマンREBORN! ~光と闇の奇跡~』番外編『ハルのハルハルインタビュー デンジャラス』は終わりです!シーユー、アゲインです!」 

 

京子「ばいば~い」 

 

リボーン「チャオチャオ」

 

輝夜「またな」

 

豪「さようならでござる」

 

設定

 

名前:久与田豪

イメージCV:下野紘

年齢:28歳

一人称:我輩(ぶち切れた時は俺)

誕生日:12月6日

星座:射手座

血液型:AB型

身長:187㎝

体重:76㎏

好きなもの:人形作り、人形操作、美的センスのある人形

嫌いなもの:貴族、美的センスの無い人形

 

死ぬ気の炎

雷(メイン)、大空、(雷+大空→)強欲の炎

 

人物像

ロヴィーノ教団の幹部、《大罪の7人(ペッカート・セッテ)》の《雷の大罪》を務める男。語尾に『ござる』を付けて、一人称が『我輩』である。温厚な雰囲気を出しているが、死体を戦闘用の人形に改造するという残忍な性格の持ち主でもある。そのために人形に活用できるいい死体を求める

死体愛好家(ネクロフィリア)であり、そのスタイルから《死の人形遣い(カダーヴェリコ・プパーロ)》と呼ばれている。しかし、本来の豪は無差別に死体を選ばず、死体を改造する対象は極悪非道の人間や敵対した者のみであり、堅気の者にはする気がないという区別はする。死体を改造することできるというだけあって、人間の身体や武器などの仕組みを理解している幅広い知識や繊細な技術ができる手先の器用さを持っている。また、多くの改造死体を操るために視野が広く、状況判断も早い。他のメンバーに比べると、どちらかというと、常識人の類いに入るが、マイペースのために落ち着いた態度を取る。本編で描写は無かったが、完全にぶち切れると語尾の『ござる』は無くなり、一人称も『俺』に変わる。

 

経歴

ベネスタンテ星の《東洋の一族》の出身であり、豪はその一族と移民して来たものとのハーフである。両親が人形作りや人形操作に関しての仕事をしており、その影響で豪も人形に関することが趣味になった。才能もあり、人形作りも人形操作もすぐに上達して、両親に誉められるという幸せな生活を送っていた。しかし、豪が7歳のときに貴族の気まぐれにより、豪の両親は殺され、生き残った豪は孤独になった。孤独からの寂しさを紛らわすために、自分の両親を使って、初めての死体の改造を行った。しかし、死体を人形に変えても、空しさだけが残り、貴族に憎んだ。その日から、3年後に豪は自分の両親を戦闘用に改造して、両親を殺した貴族に復讐を行い、壊滅させた。その後で、リヴォルッツィオーネに入り、輝夜とルシフェルと知り合った。そして、その日から17年後に《大罪の7人(ペッカート・セッテ)》の《雷の大罪》になった。

 

技・使用武器など

《強欲の炎》

豪が持つ死ぬ気の炎。《雷》と《大空》の炎を《闇》の炎の力で融合されて生まれた炎。《雷》の硬化と《大空》の調和の力により、《強欲の炎》に纏われたものは、より頑丈になる。

 

ワイヤー

グローブに仕込まれている超硬質のワイヤー。それを指先から伸ばして、相手の体に取り付けて、自分の操り人形にしたり、周りのものを切り刻んだりする。生きた人間を操る際は、取り付けたワイヤーを通して、《強欲の炎》による電気信号と併用して使って、操作する。

 

改造死体

豪がベネスタンテ星での戦争で手に入れた死体を戦闘用に改造したもの。さまざまな武器を取り付けたり、自分や他の《大罪の7人(ペッカート・セッテ)》の炎も使用している。豪は特に輝夜が引き起こした《死体の大地事件》の死体がお気に入りである。

 

《羅刹開匣》(天空雷アトラナート(アトラナート・フールミネ・ディ・チェーリ))

ロヴィーノが用意した豪専用の匣。クトゥルフ神話に出てくる蜘蛛の神性を持つ神、アトラク=ナクアをモデルにしている。腕が6本に増えて、額には6つの緑色の小さい目があり、彼の体には大量の匣がついたベルトが巻かれている。体内でワイヤーが生成されて、それを6本の腕から自由に出すことができる。また、そのワイヤーを使って、自由に移動することも可能である。

 

電撃蜘蛛の巣(エレットゥリコ・ランニャテーラ)

《羅刹開匣》使用時に使える技。周りにワイヤーでできた蜘蛛の巣を張り巡らして、その蜘蛛の巣に《強欲の炎》を流して放電させる広範囲の技。




次回はスロウスです。

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