「じゃあ、ちょっくら行ってくる」
悟空は神龍の頭に飛び乗る。
「待て、カカロット!また修行か!...はっ、貴様...。」
あちゃ〜、ベジータのやつ気付いちまったか
悟空はベジータに沈黙を約束させる。
「じゃあな、みんな!」
悟空がその短い別れを言うと神龍は遥か彼方へと飛び去ってしまう。
わりーな、チチ。いっつも勝手なことばっかりしちまって...。
悟飯、これから家族のこと任せたぞ。ってオラが今まで家族にしてやったことなんてあんまりねぇんだけどな。
悟天、おめーは彼女とデートばっかりじゃなくてちゃんと修行もしねぇとダメだぞ!時々ベジータにシゴいてもらえ。
「神龍。ちょっと寄り道してもいいか?」
やっぱりクリリンとの思い出が1番だな。昔はずる賢いことばっかやってたもんな。石を探す修行の事なんて今でも鮮明に思い出せるぞ。クリリンだけ老けちまって悔しそうにする顔はおかしな顔してたよなぁ。
亀仙人のじっちゃんはちょっとエッチなところはあったけどオラに戦い方を教えて...教え...、修行つけてくれたくれたほんとにありがとな!ところでジャッキー・チュンのじいちゃんは一体何者だったんだろうな。
ピッコロは天下一武道会で初めて会ってすぐ気づいたよ、前のピッコロ程悪いやつじゃないってな。悟飯だけでなく悟天まで世話になったし迷惑かけっぱなしだったな。
神龍に乗りかつての仲間、クリリンや亀仙人、ピッコロとの最後の別れを済ます
ベジータは最初悪だったのにあんなにプライドが高いやつが仲間になるなんてオラビックリしたぞ。ナメック星で初めておめぇの悔しい気持ち聞いて、初めてサイヤ人として戦ったのもあの時かもな。
やっぱりおめぇとの決着をつけれなかったのがオラの唯一の心残りだ。
神龍は雲を突き抜け夕日に向かって飛ぶ
「あったけえなぁ、神龍の背中...。」
神龍の頭に横になりポツリとでるその言葉。悟空の体と一体化するドラゴンボール。それはこの世界との別れを意味する。最後の願いを聞いてもらった悟空は神龍とともにこの世界から旅立つ。
「なぁ神龍、オラはこれからどこに行くんだ?」
自分の知らない世界への旅立ち。かつてパオズ山という狭い世界しか知らなかった悟空が外の世界へと冒険に出た時と同じ気持ちを抱く。
「ここではないどこか...だな。そこで新しい生活がお前をまっているだろう。」
「楽しみだなー。なぁ、オラがワクワクするようなつえー相手に出会えっかな?」
悟空は好奇心を抑えられずに神龍に問う。
「お前の欲求を満たす程の相手はそもそもあまり存在しないだろう。だがお前の戦いだけが全てではない。」
悟空はその返答に顔が緩む。そのまま目を閉じ意識を手放した
ドラゴンボールの物語はここで一旦幕を閉じる。しかし悟空の物語はまだ終わらない。
そして悟空は目を覚ます。新しい世界で...。
文書を書くのってこんなに難しいんですね