ラブライブ!〜onlydesire truth〜   作:ハイネ1021

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6話 クロスドライヴ

「ほのかの機体ピュペリオンの修理も終わったみたいね。」

 

「そっちはどう?にこ。」

 

「問題ないわ。

あと3時間ってところかしらね。

それまでやられるんじゃないわよ。」

 

「ええ。わかってるわ。それじゃあまた後で。」

 

 

「高坂雪穂、ただいま訓練から戻りました。」

 

「あら、意外と早かったわね。

機体の調子はどうかしら。」

 

「もうほとんど慣れてきました。

次の作戦には私も参加させてください。」

 

「まぁ待ちなさい。

あなたの出番にはまだ早いわ。

今はあの2人に任せておきましょう。」

 

「ね?あなたもそう思うでしよ、

黒騎士さん」

 

「……ああ。」

 

「てな訳で第2波、頼むわね。あんじゅ、英玲奈」

 

「了解」

「余裕に決まってるじゃん!今度は速攻で終わらせてやるんだから!」

 

 

 

「敵部隊接近!」

 

「来たわね!

コンディションレッド発令!

総員直ちに出撃準備急げ!」

 

「穂乃果さん。

アンタにちょっと頼みたいことがある。」

 

「ん?」

 

 

 

「ことり、海未。連戦で大変だと思うけど頼んだわよ。」

 

「大丈夫です。今度こそ撃ち落としてみせます。」

 

「うん!穂乃果ちゃんもいるし大丈夫!」

 

 

 

「南ことり、行きます!」

 

「園田海未、行きます!」

 

「綾瀬絵里、出るわよ!」

 

「よし、私たちも出るよ!レン君!」

 

「…さっきの話、頼みましたよ。」

 

「うん!任せて!2人でならできるよ!」

 

「高坂穂乃果、行きます!」

 

「クレナイ・レン、行きます!」

 

「お!今回は違う機体もいるみたい!」

「関係ないな。まとめて斬るだけだ。」

 

「くるよ!海未ちゃん!」

 

「分かってます!」

 

ーーガキキキキキッ!!

4つの光が衝突し合い、火花が激しく八方に散る。

 

くっ…!この前やった時よりパワーがある…!

 

ふん、あれが我々の本気だとでも思ったのか?甘いな。

 

ーーバアアアアン!!

鍔迫り合いの末、英玲奈機がサーベルを振り切った。

 

「きゃああああ!!」

 

「海未ちゃん!」

 

「人の心配より自分の心配したら〜」

 

ーービャアアアアア!!

 

あんじゅ機から複数のビームが一斉に放たれた。

 

ーーババババンッ!!

「ああ!フェザーピットがっ!!」

「以前よりも手強くなっている…。厳しいわね…!」

 

「レン君!このままじゃ2人が…お願い!」

 

「わかってますよ!」

 

ーーカチッ、ピゥオォォンッ!!

ーーピュペリオン、ドッキングモード。

 

「いけよおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 

意外とあっけなかったわね。

終わりだ。

 

ーーバシュゥゥン!!!

何だ?!

一瞬一閃の筋が通り、それは敵2機の腕部を貫いた。

 

「見せてやりますよ…これが、」

「私たち」

「「新生オトノキのμ'sだ!!!」」

 

「「ピュペリオンXD

(クロスドライヴ)!!」」

 

「ドッキングだと…しかも何て火力だ…!」

 

「こぅんのー!なんだか知んないけど、調子の乗ってくれちゃってぇーー!!」

 

ーーバババババババババッ!!

取り乱したかのようにバルカンとビームライフルを乱射する。

 

「いかん!むやみに突っ込むな!あんじゅ!!」

 

ーーシュンッ!シュンッ!

ピュペリオンXDは高速移動で軽々とあんじゅ機のその猛攻を避ける。

 

「速い…!あの機体推進力も桁違いだ!」

 

「それだけじゃない。あの機体の性能についていけるパイロットもパイロットだ。ツバサ以外にあんな奴見たことがない…!!」

 

「クロスドライヴのドッキング。

成功したのね、穂乃果。」

 

「あなたならやってくれると信じてました、

穂乃果。」

 

「(やっぱアンタは強い…。

気にくわないけど認めざるを得ない。

ウチのリーダーはただ1人、

史上最強のμ'sパイロット高坂穂乃果1人だ!)」

 

「はああああああああ!!」

 

「止めるっ!!」

ーーギシィィィィィ!!!

 

「英理奈! 」

 

背後からあんじゅ機が迫る。

 

「穂乃果さん!後ろ!」

 

「わかってる!」

 

ーーバシュッ!

もう片手のサーベルを後ろに突き上げた。

しかし、

 

「残念ね、その間合いじゃ届かないわ。」

 

「どうかな。」

 

ーーバシュバシュバシュ!!

 

サーベル先のビームが3方向に伸びた…!?

 

「きゃあぁぁぁぁ!!」

 

伸びたビームに直撃し、あんじゅ機は落下していく。

 

「あんじゅ!!くそっ…片手でも遮るのに精一杯だっていうのに!」

 

「やっちまいなさい!穂乃果ぁ!!」

 

「これで終わりだあああああ!」

 

「くっ…すまない…ツバサ…。」

 

サーベルを振り下ろそうとした。

その瞬間…、

 

ーーピーピーピー!!

 

「え?」

 

突然ピュペリオンのコクピットから警報が鳴り、静止した。サーベルは敵機体の頭上でピタリと止まったままだ。

 

「オーバーロード!?ウソッ!?」

 

そのまま機体は落下していく。

 

「穂乃果ちゃん!」

 

織姫が落下してくピュペリオンをすかさずキャッチした。

 

敵は撤収していったみたいです。

 

「まだ不完全だってわけね。

それにしても…全く、無茶するんだから

ウチのルーキー君は。」

 

 

 

「すまない、ツバサ。見苦しい戦いをみせてしまった。」

 

「いいわよ。別に。しかしあの機体の性能、

素晴らしかったわね。それに、相変わらず素晴らしいパイロットね、あなたのお姉さんは。」

 

「ねぇ、高坂雪穂さん。」

 

「おっしゃる通りです。

しかしすぐに思い知らせてみせますよ。」

 

「ええ。期待しているわよ。

我が軍の地獄の訓練を経て最強の姉さえも超えたUDX主力部隊最恐のエースパイロット。高坂雪穂。」

 

「存分に暴れてらっしゃい。」

 

「承知致しました。」

 

ーー私が、高坂穂乃果を落とす。

 

ーーto be continued

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