夏イベント、復刻だってさ!!(儂らの水着はまだかあぁぁ!!!)
「海じゃああぁぁぁぁぁ!!!」
「水着だああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「開拓だああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「……貴方達、基本関係ないでしょ……オオガミだけじゃない……」
両手を上げて喜びの声を上げるノッブと茶々とオオガミ。
それを見て、苦笑いしつつ突っ込むエウリュアレの気持ちも分からなくはないのだった。
「マシュの水着も追加だああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「儂らの水着は無いのかああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「茶々も水着着たいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
「ちょっと、マシュが顔真っ赤にしてプルプル震えちゃってるじゃない」
「い、いえ……私は……そんな……」
「余も水着が欲しい……」
「花嫁衣装に言われてもねぇ……?」
「それはそれ、これはこれに決まっておろう。たまには花嫁衣装ではなく、普通の水着も着たいのだ……」
「そうねぇ……私も、もっと色んな衣装を着たいわ」
「……ごめん……ハロエリ、誰もいなくて、ほんとごめん……」
「別に、子犬のせいじゃないわよ。タイミングの問題だし」
若干不満そうなネロに、遠い目をするエリザベート。
「それにしても……霊衣解放ねぇ……次は誰が追加されるのかしらね……」
「認めたくないが、きっとアルトリアオルタや、ジャンヌダルクオルタなのだろうな……」
「デオンとアストルフォとか?」
「やっぱり、ストーリーで衣装チェンジがあったサーヴァントからだと思うわよねぇ……」
「というか、それ以外は本当にイベントが来るまで待つしかないよね」
「そうねぇ……しかも、さっき挙げた中で、うちにいるのはデオンだけだし」
このイベントが終わった後、一体誰が追加されるのかと考える全員。
「まぁ、新機能だし、そんな焦らんでも良いじゃろ。儂らの水着も、いつか追加される……」
「そうだよ。別に、今年じゃないといけないわけじゃないし。というか、別枠で勝手に着ちゃえばいいんだし」
「………」
「………」
「「それ
とてつもない事に気付いてしまったノッブと茶々。
その言葉に反応したのは、ネロとエリザベート。四人は視線を合わせ、一度頷くと立ち上がって休憩室を出て行こうとする。
「えっと……一応聞いておくね? ……どこに行くの?」
「メディアの所じゃ」
「そ、そう……メディア、どれだけ頼られてるの……」
「うむ。メディアの作る服は中々いいからな」
「だから、今のうちに行くのよ」
「きっと皆が一斉に向かうからね!!」
「な、なるほど……い、いってらっしゃい」
「うむ! 行ってくるぞ!!」
四人はそう言って、行ってしまう。
残されたオオガミは、一人残ったエウリュアレを見て、
「エウリュアレは行かないの?」
「あら……私の水着姿を見たいのかしら?」
「いや……まぁ、うん」
「そう……でも、嫌よ。面倒だもの」
「残念。まぁ、別にエウリュアレはこのままでもいいか」
「そうそう。無理して水着になる必要なんてないわよ。そうよね、マシュ?」
「えっと、その……水着が追加される私が何か言ったら、嫌味にしか聞こえなくなる気がするので、ノーコメントで」
「何よ、面白くないわね……まぁいいわ。とにかく、そういう事よ。ってことで、今日のお菓子を探しに行ってくるわ」
「うん、行ってらっしゃい」
そう言って、エウリュアレは行ってしまうのだった。
若干のメタと全力の水着回の予感。もちろん、やるとは言ってません。だって、水着の柄とか……まだ思いついてませんし……