今日のカルデア   作:大神 龍

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☆5キャラが出ないのは平常運転の証(そんな酷な事言わないでほしいです)

「あ~~~~~~」

 

 気の抜けるような声が部屋に響く。

 叫んでいるのはオオガミ。ベッドに倒れ、死んだ魚のような目で時々息継ぎをしながら声を出し続けていた。

 

「……いつまで叫ぶつもりなんじゃ。マスターは」

「まだ始まったばかりですし、諦めるのは早いと思いますよ。先輩、聖晶石を集めに行きましょう?」

「うぅ…慰めてくれるのはマシュだけだよ…」

「儂も慰めたはずなんじゃがな? おかしいな。これは魔神柱による精神攻撃か?」

 

 ノッブもそれなりに頑張ってはいたのだが、こういう時の対処法はマシュの方が良く知っていた。

 

「信長さんも茶化さないでください。そうすると、症状が延びるんですから」

「マスターのそれは病気なのかよ…」

「はい。病名は『☆5ピックアップ出ない症』です。大抵、来て欲しいサーヴァントを引けないと掛かる病気で、心がボキボキと折れていく病気です。一度掛かると、寝て忘れるか気分転換をしないと治りません」

「案外すぐ治る気がするんじゃが」

「そうでもないんですよ…長引く時は長引くんですよ…沖田さんピックアップの時がそれです」

「あぁ……それで沖田の時もこうなってたのか」

「はい……あの時は自力で回復してましたけどね」

「あれはさすがにビビったからのぅ……まさか遊んでるとは…」

 

 少し昔の事を思い出し、苦い顔をするノッブ。

 今の状況からして、少しひどい事を言っていたのかもしれないと思いつつ、あれはあれでよかったのだろう。と考え直す。

 

「それで、儂らはどうすれば良いんじゃ?」

「そうですね……普通に聖晶石を集めるのが一番……ですかね」

「結局クエストに行くしかないんじゃなぁ……」

「そうですね。それくらいしか思いつかないです」

「それ僕も行かないといけないという現実に気付こうよ」

 

 気怠そうな目で二人を見るオオガミ。

 その目を見て、二人は同時にほとんど同じ考えに至る。

 

「えぇっと…今日は止めておきましょうか」

「そうじゃの。さすがに今のマスターは頼りにならんわ」

「バッサリ切り捨てないでよ…まぁ、事実だけども」

「先輩。明日また挑戦しましょうよ。沖田さんの時と違って時間には余裕ありますし」

「う~ん…そうだね。明日から頑張ろー。おー」

「やる気なさすぎな声じゃな。まぁ、儂も手伝うから期待するが良い」

「頼りにしてるからね。もちろん、マシュも」

「はい、先輩!」

 

 嬉しそうにそういうマシュ。

 とりあえず、今日は解散の流れとなったので、マシュとノッブは部屋を出て行くのだった。




 10連爆死…まだ軽傷。今からやってないフリークエストをやればもう一回くらい10連できるはず…!
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