「爆弾魔あぁぁ~!!!」
「うわあぁぁぁ!?」
「私もおぉぉ!?」
吹き飛ぶエウリュアレ達三人。昨日に引き続き進めているが、上位の爆弾魔にまとめて消し飛ばされていた。
「あ~……悲しいねぇ……あの爆弾魔、毎度爆破してくるよね」
「戦闘を嗅ぎつけて襲ってくる姿はまるで、新選組のあの男みたいよね」
「ほ、本人には言わないようにね……?」
そんなことを話しつつ、吹き飛んでやり直しとなった三人に苦笑いを向けるオオガミと、楽しそうに笑う茶々。
「で、マスターは何してるの?」
「獣狩り」
「……モンスターじゃなくて?」
「獣狩り。というか、どちらかと言うと血晶マラソン。物理乗算の方が使うはずなのに、弓を使いたいがために血強化血晶を掘る必要が……レベル縛りしてないからいいんだけども……」
「モンスターはもう狩りしないの? っていうか、今更だけど、マスターの部屋ってどんだけゲームあるの?」
「アビゲイルマジックだよ……いやぁ、カルデアから全部持ってこれるっていいよね。おっきーとノッブとBBに殺されそうだけど」
「あぁ……マスター、ギルティ」
いずれバレる運命。しかし、それを恐れず行動しているこのマスターは勇敢と言うよりも、アホだった。
とはいえ、茶々のデータも、ノッブのデータと一緒だったりする。
「まぁ、バレたとしてもなんとかなるでしょう。たぶん」
「マスターのその図太い神経、凄いと思う」
「まぁね。任しといてよ」
「誉めてるんじゃないんだけどなぁ……」
苦い顔の茶々と、得意気なオオガミ。相も変わらず、どこからその自信が来るのだろうか。
そんなことを言いつつ、大剣で敵を叩き潰すオオガミ。やはり欲しいものは中々出ないものだ。
「さて、三人の方は?」
「再戦始まったばっかりだよ……というか、ピンクドラゴンの尻尾、硬いよね」
「白ですら弾かれる可能性のある恐怖……というか、普通に弾かれる。切れ味紫の実装まだですかね?」
「斬れないなら斬れるような切れ味を要求するマスター……心眼は?」
「そんな便利な珠を持ってると思うなよ茶々ぁ!!」
「茶々の方が怒られる理不尽……!! そう言えば、弱特一個と見切り二個、散弾珠くらいしかないんだった、このマスター……!!」
「エウリュアレの強運に嫉妬しかないぞコンチクショウ……!!」
平然の女神の効果を使って欲しい装飾品を出していくエウリュアレに嫉妬しているオオガミ。
そんなオオガミを見て、茶々は悲しそうな表情をするのだった。
エウリュアレでも爆弾魔はどうしようも無かったよ……
しかし、獣狩りの方がハイスピードなんで、調査団から狩人に戻った私です。
いい加減マルチをしたいなって思ったので、レベル縛り用新キャラ作って一周回した後ぼちぼちと聖杯周回したいなぁ……(白目
まぁ、対人も協力も、クソ雑魚ナメクジなんですけどね(ソロプレイヤー