今日のカルデア   作:大神 龍

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※バトル・オブ・ニューヨーク2018ネタバレあり! ご注意ください!










よぅし、久しぶりに周回だ!(オーロラ鋼も落ちるし、一石二鳥だね!)

「うん、よし。周回するか」

「その姿で言われると、流石に心配なのだが……」

 

 全身に湿布や絆創膏を張りながらそう言うオオガミに、スカディは苦い顔をしながら言う。

 

「いや、流石にマシュとBBの喧嘩を止める途中で大怪我負ったからと言って、周回を止めるわけにはいかないんだよ」

「ふむ……不思議なものだな。普通は止まるだろうに。そこまでするものなのか?」

「まぁ、貴重なアイテム大量取得イベントだしね。というか、これくらいの傷ならすぐ治るって」

「そうか……? まぁ、それならいいが……うむ。では、行くとしようか」

 

 そう言って、前を歩くスカディ。あちらこちらへと揺れるポニーテールを見ながら、はたしてスカディは渡し合服をどうしたのかと考える。

 と言うのも、ここまで着ているのを見ていないからだったりする。

 

「ん~……シャドウ・ボーダーに置いてきたのかな……?」

「いえ、先輩が見ていないだけで、一日ごとに切り替えで着てますよ?」

「えっ……マシュ、なんでそれを……?」

「それは、先輩と別行動しているのが多いからですかね……?」

「うぅむ、なんか、納得がいかないけど、まぁ、仕方ないか……いつか見れるのを期待しておこうかな」

「はぁ……そうですか。まぁ、先輩が言うなら仕方ないですね」

「うんうん。それじゃ、周回行くよ~!」

「はい。オーロラ鋼も集まりますし、スカディさんのスキル上げにもなりますからね。まぁ、骨も欲しいですが……」

「流石に求め過ぎはいけないと思うの」

 

 そんな事を言いつつ、二人はスカディを追うように周回へと向かっていく。

 

 

 * * *

 

 

「むぅ……マスター、来ないわね」

 

 そういうアビゲイルの隣には、ジャックが食材を切り刻んでいた。

 その奥にバニヤンが木箱の上に座っているのだが、彼女は完全にいるだけだったりする。

 

「アビー、終わったよ。でも、イカ焼きじゃなかったの?」

「ありがとう。そのつもりだったんだけど、たこ焼きが作りたくなったから急遽変更よ。まぁ、イカ焼きも並行で作るのだけど。うぅ……火が使えれば、火力調整も簡単なのかしら……」

「ナーサリーなら火が使えたんだけどね。再召喚されてないのが残念なんだけどね」

「むぅ……ナーサリーさん……私もあってみたいわ」

「私たちも会ってないから、すっごく楽しみ! 会えたら仲良くなれる気がする……!」

「どこからその自信は来るのかしら……」

 

 そんなことを言っていると、ギルガメッシュと茶々が店の前を通る。

 そして、三人は二人に向かって呼びかけを行うのだった。




 ナーサリーと邪ンタで幼女パが……!

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