明けましておめでとうございます!(まぁ、今年も遊び暴れるだけだよね)
「明けましておめでとうございます! 今年もよろしく!」
「はいはい、よろしくね。あ、新年初サーヴァントの私よ」
「なんでさりげなく新年初サーヴァントがエウリュアレなんじゃ! わざとか!?」
オオガミによる新年の挨拶と、さりげなく新年で初再召喚されたとドヤ顔をするエウリュアレ。
当然ノッブは文句を言い、そして、
「で、そこの新鯖は?」
「あ、私? 私は宮本武蔵。さっき呼ばれたわ。気軽に武蔵ちゃんでいいわ。よろしくね」
「う、うむ……いや、それもそうなんじゃけど、問題はマシュは知っとるのかってことじゃ。知らんかったら儂らも巻き込まれる気がするんじゃけど」
「ちゃんと許可を貰ってるよ。隣にいたし。おかげでカメラを隠しておくことになったんだけど、使う状況にならなかったから、用意したのも隠したのも無駄になっちゃった」
「ほぅ……? まぁ、カメラを用意した意味は分かるんじゃけど、隠したままか?」
「……バレる前に回収しないと……!」
「ということで、回収してきたわっ!」
「なんでアビーはすぐに見つけられたの!?」
「だって、マスターの隠し場所なんて大体想像がつくもの。後は一斉に探せばあっという間よ!」
「サーヴァントの力を使ったゴリ押し……!!」
「だってそれが一番簡単だもの! それにマシュさんにもバレないわ!」
自信満々に言うアビゲイルに、頬を引き吊らせるオオガミ。
何よりも、隠し場所の予想がたてられている辺りが特に不味かった。
「ま、まぁ、隠し場所は後で他のを考えておこう……とりあえず、マシュの準備が終わるのを待とう……」
「ん……なんじゃマスター。何処に行くんじゃ?」
「どこって……い、慰安旅行……?」
「ほぉぅ……? 儂ら聞いてないんじゃけどなぁ……?」
「あ、あはは……まぁ、秘密裏にってやつだよ」
「なんじゃそれは! 儂も誘え!!」
「嫌だ! 絶対休まらないじゃん!」
「うむ! 休ませるつもりないしな!」
「じゃあ誘われるわけないよね!?」
争うノッブとオオガミ。
エウリュアレはそれを見つつ、
「……旅行に行くなら、貴方も準備が必要なんじゃないの?」
「あぁ、うん。それはもう終わってるんだよ。だからマシュ待ちってこと」
そう。とエウリュアレが呟いたとき、部屋に入ってくるマシュ。
「終わりましたよ先輩! 行きましょう!」
「元気にやって来たねマシュ。うん、それじゃあ行こうか」
「えぇ! 久しぶりのレイシフトです。実験とはいえ、楽しみですね!」
「まぁ、あっち行ったりこっち行ったりで遊んではいるけどね」
「それはそれです。さぁ、早く行きましょう!」
そう言って、マシュはオオガミの手を引いて走り出すのだった。
年明けイベントはエグい……あ、メルトリリスは出ませんでした(発狂