ついにルルハワ上陸してしまった……(またエンドレスサバフェスが始まるよ)
「……来たわね~……」
「そうっすね~……またアシスタントかぁ……」
「うむ。吾には分からんな。遊びにいってくる」
空港に着くなり、疲れきった顔をしている邪ンヌとロビン。
それとは逆に、一瞬のためらいもなく海に向かって走り去っていくオオガミと、それを追いかけるバラキー。
しかし、すぐに現れたBBが二人を捕まえて戻ってくる。
「もぅ、せっかくのルール説明ですよ? 最初の一回だけなんですし、ちゃんと聞いてください」
「あのねぇ、サークル一位とか、普通取れないからね? ふざけてんの?」
「それが分かってるなら現実逃避してないで筆取ってくださーい! 一位を取ったらいつものメンバーの時間ループも解除しますから。大盤振る舞いですよ? もっと褒めてください。私、罵倒では伸びませんから。褒めて伸びるタイプなんですよ?」
「よしよし。BBはえらいね~。でも周回にはお前も来るんだよ」
優しさ全開で褒めた後、ルルハワ連れ回し宣言をするオオガミ。
すると、BBはニヤリと笑いつつ、
「おっと。やっぱり編成に私も入ってるんですね? も~センパイったら、BBちゃん無しじゃなんにも出来ないんですから~! 可愛いやつめ。うりうり~」
「マルタさん呼ぶよ」
「ごめんなさいそれだけは勘弁してください」
流石の
そんなBBに、オオガミは深くため息を吐くと、
「全く、本当に自由なんだから……まぁ、周回は手伝ってもらうけど、それ以外はフリーだよ。今回はのんびりやるからよろしく」
「のんびりって言っても、礼装揃ってますし、普通に駆け抜けてきますよね? BBちゃん知ってますよ?」
「……BBを殴り倒すときはスカディ様とメルト呼んで一方的に殴るね」
「本気じゃないですか……! 私が何をしたっていうんですか……!?」
「自分の行いを、悔い改めて。神性を持った自分を恨むんだね」
「神性は弱体判定なんですか……!?」
何を今更。と言いたげな表情でBBを見るオオガミ。
事実、神性特攻がじわじわと増えてきた現在、美味しいパッシブでしか無いのが現実だった。
「まぁ、育成終わってたらスペシャルゲストでノッブも連れていくね。ロックに砕け散ろう?」
「ロックってなんですか……! もう、完全に概念ですよね……!? とりあえずロックって言っておけばどんな蛮行も正当化されたりすると思ってますよね!? そんなことないですよ!?」
「でもほら、ギターへし折ったりドラム壊したりするし……」
「あれは例外です! というか、この話は殺される気がするのでNGで!」
「うん、まぁ、とにかく。敵対するまではよろしくね?」
「絶対殴り飛ばすって顔してるじゃないですかぁ……!」
にっこりと微笑むオオガミに、BBは若干涙目になるのだった。
ルルハワの間に、鬼ごっことエウリュアレデートをしなければならない宿命に囚われているマスターはここです。そして出来ればエリちゃんライブも盛り込むのです。
果たして書き切れるだろうか……