「いよっしゃぁ!! 水天宮じゃオラァ!!」
「なぁにがリヴァイアサンよ! ただの可愛いペンギンじゃない羨ましいわ私に作りなさいマスター!」
「あれ、おかしいわね……私への文句じゃなかったのかしら……」
いつの間にかメルトへの文句からオオガミへの要望に変わっているエウリュアレの言い分に首を傾げるメルト。
だが、オオガミが適当に了承してしまうので、案外無茶でも通るものである。
「っていうか、何時こっちに帰って来たのよ」
「うん? そりゃ、負けたのだから戻ってくるわよね。ステージで踊る私と、こっちで遊ぶ私。あのドラゴン娘が分裂するんだから、私が分裂しても不思議はないわよね?」
「いや不思議しかないけど? メルトが分裂するとかこっちは即死案件ですけど? 血を吐いて『犯人はメルト』って書いて死ぬよ?」
「ちょっと、まるで私が直接手にかけたかのような表現はやめてちょうだい。ちゃんと『メルト様バンザイ』って書いて死になさい」
「あっ、死ぬのはいいんですね……」
「死んだら私が殺すけどいいのかしら」
あからさまに笑っていないエウリュアレの笑顔。目がしっかりとオオガミを捉えているのが、その本気度を表していた。
「エウリュアレの目が本気なんですけど。ヘルプメルト」
「まだ水着じゃないからクラス相性的に不利なのよね……だから却下。水着を持って来られたら考えてあげるわ」
「難題過ぎません……? いや、やりますけど。是が非でも当てに行きますけど。覚悟しとけよメルト。目に物言わせてやる」
「良いわよ。受けて立ってあげる」
「ねぇ待って。それ私のセリフじゃないの? 普通私に言うべきセリフじゃないの? 最近私の事雑に扱ってない?」
オオガミの右腕を掴み前後に揺らすエウリュアレ。
揺らされているオオガミは複雑そうな顔をしながら、
「まぁ、エウリュアレはまた後でちょっと色々あるので……」
「っ……それなら、別に良いわ……今日は先に帰ってるわね。じゃ、ペンギンは任せたわよ」
「任しといて。頑張るよ」
そう言って、スタスタと歩き去っていくエウリュアレ。
それを見送ったメルトは、
「だから、ペンギンじゃなくてリヴァイアサンなのだけど……まぁ良いわ。それじゃ、適当に見て回りましょう? 私が作った場所だもの。たくさん楽しんでちょうだい。水天宮支配者として歓迎するわ。マスター」
そう言って微笑むメルト。
オオガミはそれに釣られて笑みを浮かべると、
「じゃ、お言葉に甘えて、特大レートのここで豪遊してこうじゃんか」
「えぇ、無様に悲惨に融かしていってちょうだい」
そんな話をしながら、二人は水天宮を見て回るのだった。
とりあえず走り抜けて、最高に可愛いラムダリリスをスクショしまくったので今は落ち着いてます。なんだよあれ……可愛すぎかよぉ……
思わず宝具演出をみる前に倒しきりそうだったので急遽攻撃を抑えたら全滅しかけたという。宝具が洒落にならなかった……
でもまぁ、3ヒットで全体なら頑張れば3T行けるはずなのでとりあえず来てくれたら必死で構築するのは確定しました。ただ、自由枠ほとんど捨てる勢いですね。超楽しみ(白目