「ふはははははは!!! やったぜ完璧大勝利ってなぁ!!」
「えぇそうね~……本気すぎない?」
「そうね。ふふっ、本当に私を当てるとは思わなかったわ。もちろん召喚されたのだから出来る範囲で手伝うわよ」
ハイテンションのオオガミと、呆れるエウリュアレ。
その隣で
「とりあえず! カジノの上限に達しちゃったから、真理の卵を集めに行くしかないね。リンゴ食べてでも終わらすぞぉ~!」
「本当に本気じゃない……素材周回とかやらないっていつもなら言ってるのに」
「それはそれ。何事にも例外はあるって事だよ。特にメルト関連はガチ。そう言う事だよ」
「そうね。本当に怖いくらいだもの。いつもなら絶対やらないことをするから、周りも振り回されるのよね」
「でもすぐ飽きるでしょ? 大丈夫。今すぐじゃなくても文句は言わないわ。えぇ、全く。さぁ、貝殻を集めましょう? どうせ必要になるのだから」
「うん? いや、メルトに必要ないのなら、しばらくは放置で。QPカウントも止まってるしね」
平然と言うオオガミに、声を詰まらせるラムダ。
エウリュアレは呆れたようにため息を吐き、
「こう言う奴よ、マスターは。貴方が通常霊基で来た時も同じだったと思うのだけど……あぁ、そうね。あの時は素材が全部揃ってからだったわ。あれ、貴女の分は絶対に使わなかったのよ。だからすぐ終わったの。それじゃ、種火を周回しに行きましょうか。安心して? 周回をするのは貴女よ。そのために計画までしてたんだから。ほら、さっさと行きましょう?」
「私が回るの……? いえ、別に構わないけど。楽しみね。それだけやるのかしら」
そう言って笑うラムダは、なんとも言えない複雑な表情をしているエウリュアレに気付かないのだった。
* * *
「本当に休み無いのね……いえ、いつも後ろで見ていたから知ってはいたけど」
「……私、今回は休みの予定ではありませんでしたか?」
「うるさい、NP回収率が低いから必須になったんだ。諦めてスキルを回せ」
ひたすらに宝具を撃ち続けるラムダと、それをひたすらに援護する孔明とパラケルスス。
その後ろで、エウリュアレは大きく伸びをしつつ、
「今日の埋め合わせはしなさいよ。楽しんでいられるのは後半戦に入るまでなんだから」
「その後半戦の合図が後半ピックアップなんだけど、まぁすぐに遊べるようにするよ。その時は、ね。楽しみにしててよ」
「……えぇ、楽しみにしてるわ。それじゃ、終わったら起こして」
「うん。お疲れさま」
そう言って、エウリュアレは少し離れた所の木に寄りかかるのだった。
いぃやっほぅ!! 最高の気分だぁ~!!
という事でラムダリリスを当てて、すぐにシステムを組んだ私です。とりあえず弓キャスの種火周回は出来たので、残りを検証しないと……たぶんセイバーライダーは無理……
聖杯は種火不足なので、今種火周回して成長させてを繰り返しているので、今日中にはレベル100には到達するはず……そしてスキルマには卵が足りなかったよ(血涙
しかしまぁ、私の愛って実は重いのではと時々考えますけど、こんなものの様な気がしますよね……
さて、ここで喜びまくってエウリュアレデートをやらないのは不味いので、考えなければ……心がメルトに傾きまくってる私に行けるかぁ……?