「ポイント、溜まるかなぁ…」
「何よりも先に儂らが過労死するわ」
「やっぱり?」
いつもの様にオオガミとノッブはそう言いながら、少し苦労しつつ敵を倒す。
「しかし、全員の概念礼装を『日輪の城』にしたら、たまに死にかけるではないか」
「ん~…まぁ、もう少し頑張れば誰もやられずにクリア出来るようになるよ」
「それならいいんじゃが…結構痛いんじゃぞ? あれ」
「ごめんごめん。無い様に気を付けるからさ。正直、倒れられると攻略しにくくなるからね…というか、それで一回倒れたし…」
「アレは…嫌な事件じゃったな…」
「だね…」
辛いなぁ…と思いつつ、とにかく目の前の金ノッブを叩く。
「つうか、マスターのレベルが上がって後衛にヘラクレス入れとったが、一回も使っておらんではないか」
「そもそも使ったら問題なんだってば」
「まぁ、力不足が目に見えて分かるって事じゃしな。使わないことには問題無し…か」
「そういうこと。とりあえず、戦闘は現状を維持しないとね」
「そうじゃな………で、問題はポイントってわけじゃな」
「うん。新撰組のポイントが稼ぎにくいからねぇ…」
「基本がバーサーカーで、アーチャーにライダー。アサシンがおらんから、無謀も良い所じゃな。どうするんじゃ?」
「最悪レベルを落として戦うしかないよね。それならまだ戦えるだろうし」
「それが一番じゃろ。無理は禁物。死んだらそこで終了じゃ」
「そうだね。じゃあ、頑張ろうか」
「うむ。存分に頼るが良い」
胸を張りながらノッブはそう言い、宝具を放ちブラヴァツキー所長お付きのノッブを葬り去る、
「しかし…自分で自分を倒すとか、精神的にちょっと来るものがあるよね…」
「ノッブにも人間らしいところがあったのか…!」
「ここ最近ずっと言ってる気がするけど、酷くね!?」
「魔人アーチャーに言われても…ねぇ?」
「その『ねぇ?』という所にどんな意味が込められているのか気になるんだが、後で聞かせてもらってもよいか?」
「えッ…出来ればお断りさせていただきたいんだけど。昨日みたいなことにはなりたくないよ?」
「…嫌なことを思い出させるでないわ」
「そっちが先に仕掛けてきたんじゃん」
「お主が変なことを言わねばこんなことにはならんかったわ」
「……この話はもうやめよう」
「……そうじゃな。誰も幸せにならんし」
うんうん。とうなずきながら、オオガミはスフーヒンクスにガンドを放つ。
「じゃ、ポイント稼ぎを再開せねば。明後日にはすでに新撰組ポイントを集めるだけにするんだからの!」
「そうだね。さっさと終わらせて茶々を迎えに行く準備をしないとね!」
しかし、決戦はまだ続く。魔王の『
今日もまたこの時間です。
ポイント溜まらないのはノッブのせいじゃなくてサボってるせいなんじゃないの? あんまりリンゴ減ってないよ?
明日には50万稼ぐんだ…(夢物語の模様)