これがサボりのツケですか(交換は終わったみたいね)
「ぐはっ、めっちゃ疲れた」
「お疲れ様。交換は終わったみたいね」
「全く。こんなギリギリになるなんてダメじゃない。次からはもっと余裕をもって行動しなさい。そして一番の功労者の私を労いなむぐっ」
最後まで言わせるものかとばかりにスイートポテトをラムダの口の中に投げ込むオオガミ。
そのままラムダの手を引いて膝の上に乗せると、
「とりあえず、宇宙にはしばらく行かないはず。イベントが始まったら分かんないけど」
「宇宙に飛び出なくても世界を飛び回るんだから変わんないわよ。むしろ地上から離れた今回は面白かったわ」
「おや、意外と人気……? う~ん、これは惑星間旅行を組み込むのもありかもしれない。幸いX師匠がいるし行けなくはないのでは」
「……貴方が言うと本気でやりそうなのだけど。でもその時皆で行きましょう。そっちの方が楽しいだろうし」
「まぁうん。そのつもりだけどね」
そう言って、なんとかスイートポテトを食べ終わり文句を言おうと口を開けたラムダの口の中に再びスイートポテトを突っ込み、
「安全が確保されるまでは中々行けないよね」
「まぁ、特異点関連でもなく遊びに行くわけだしね。当然と言えば当然よね」
そう言って、エウリュアレもスイートポテトを一つ取って食べる。
オオガミはといえば、先程から一切ラムダに喋らせまいとスイートポテトを構え、ついにラムダの肘鉄という制裁を受ける。
「んんっ。ったく、美味しかったから許すけど、次やったら埋めるわ。蹴って」
「蹴って埋められるくらいに硬いと思われてるのはなぜ……? か弱い一般人だから死んじゃいますが……?」
「……か弱いの定義が壊れるのだけど」
「いやだってエウリュアレがか弱いなら十分俺もか弱いでしょ」
「……まぁ、そう言われたら確かに」
「なんでか弱いのに喧嘩を売っていくのかしら。バカなの?」
怒ったように頬を膨らませるラムダをオオガミがなだめていると、エウリュアレはふと、
「そういえば、最近ずっとメルトと一緒よね」
「ん。まぁ、確かにね。周回パワー強いので重宝してますとも」
「その重宝している相手の口にひたすらスイートポテトを突っ込み続けたバカは誰かしら」
「さぁ……ちょっと分かんないなぁ……」
「適当になだめておけば静かになると思わないでよ」
ゲシゲシと足を蹴ってくるラムダ。
容赦ない蹴りにおお段々と涙目になるも、ラムダが落ちないように支えているのを見て、エウリュアレは何とも言えない笑みを浮かべるのだった。
はてさて星4配布。誰を交換しようかなぁ……戦力がわりと揃っていることに気づいたので趣味降り……ゴルゴーンかゲーマーインフェルノですねぇ……
あ、モニュメントとピース以外は回収したので満足です。やったぁ。
次のデート回
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王道のエウリュアレ
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メルトしかあるまい
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技術部二人と散歩でもいいのよ
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いいから全部だ