P「今日は皆さんに、ちょっと銃撃戦をしてもらいます」 作:人肉タルトレット
━━━━高台エリア北部
響「・・・っ」ウルッ
響「・・・ぐっ・・・くぅぅ・・・」ポロ・・・ポロ・・・
貴音「・・・何故泣いているのです。これはそういった趣旨のげぇむではありませんか」
響「だったら・・・最初に会ったときに自分のこと、撃てばよかったじゃん・・・!なんで、こんな・・・自分が惨めになるようなこと、するんだ・・・?」ポロポロ
貴音「響、貴女が居たからこそわたくしは未だ戦うことができるのです。貴女との共闘を決して無駄にはしません」ニコッ
響「わ、わだしにいまま゛で狙撃させだのはっ・・・自分の銃の弾を温存するためだっだんだな゛っ…」ポロポロ
貴音「察しがいいですね、その通りです。其処にもっと早く気付いていたならば他人に銃を渡すような愚行はしなかったはず」
響「な、な゛んでっ・・・なんでだよぉだがね゛ぇ!!」
貴音「良いですか、響。『戦場』では・・・『何故』や『どうして』は通用しないのですよ」
貴音「此処はわたくし達がプロデューサー・金・食べ物・・・それらの為、死力を尽くしている・・・言うなら戦場」
貴音「戦場で後ろから撃たれ、なんで、どうして・・・などと騒ぎ立てる兵士が何処に居るのですか。それこそ物笑いの種にされるだけです」
貴音「騙し撃ち、不意打ち、結構ではないですか。貴女が撃った三浦あずさもそうして倒したのですよ」
貴音「貴女は愚かにも戦場で棒立ちになり、そして其処を背後から刺された」
貴音「・・・ただ、それだけの事なのです」クルッ
響「っ・・・そうか、そうか、つまり貴音はそういう奴だったんだな・・・」
貴音「」スタスタ
響「何だかんだ言ってるけどさぁ・・・結局は自分がラーメン食べたいだけじゃん・・・」
貴音「」スタスタスタ
響「自分は貴音にとって・・・金とかラーメン以下の存在なんだな・・・。自分は・・・貴音のこと、大好きだから・・・ずっと信頼してたのに・・・」
貴音「」スタスタスタスタ
響「・・・・えよ・・・。・・・何とか言えよ・・・!」
貴音「」ピタッ
響「何とか言ってみろよ貴音ぇぇぇええ!!」ブワッ
貴音「・・・何も」
貴音「・・・何も、言う事などありません。私が悪だということなど、誰の目からも・・・自分自身でも、明確なことです」ツーッ
響「っ・・・!貴音、なんで泣いて・・・」
貴音「今となっては、何故らぁめん如きにあれほど迄に冷酷無情になってしまっていたのか・・・自分でも不思議なほどです」ゴシゴシ
貴音「しかし、たかがげぇむだからと・・・友人を出し抜こうと笑って赦されるはずと・・・そんな思いがあったのも事実」
貴音「そして今・・・貴女を撃って、貴女の涙を目にして、漸く気付きました。わたくしを信じ続けてくれた純真無垢な響より、わたくしの方が万倍も愚かであると」
貴音「響に嫌われるということが・・・呼吸も出来ぬほどに、辛いのだと・・・!」
響「たか・・・あっ」ギュウ
貴音「申し訳ございません・・・。貴女がそこまで怒り、悲しむとは思わなかったのです・・・。貴女の想いを、わたくしへの友情を過小評価していたわたくしが悪かったのです!」
貴音「赦しなど乞いません。『たかが』げぇむだとしても、あなたを傷付け、深く失望させてしまった罪は私の一生を以てしても贖えるものではありません」
貴音「ただ・・・私は勝ちます。それが、愛する貴女を蹴落とし生き延びた私が表せる、唯一の誠意ですから」
響「貴音・・・いいんだよ。自分が馬鹿だったんだ。貴音が正しい。そう、ゲームだもんな。そういう勝ち方だってあるよな。それを自分ばっかり被害者ぶって、貴音のこと責めて・・・」
響「自分も結局、『裏切られた自分』を救いたかっただけなんだ・・・。それで貴音のこと怒鳴って・・・泣かして・・・最低だ、本当に・・・!」ウルウル
貴音「そんな、響がそこまで思いつめることなど・・・!」
響「ううん・・・だからさ、気にせず勝ってくれ、貴音。貴音自身の為に。それだけが、親友として自分が言ってあげられる言葉さー!」
貴音「・・・ふふっ、ありがとう、響。親友として、まこと誇らしく思います」ザッ
━━━━本部・実況席
P「」ポタポタ
律子「・・・これがあなたの望んだ裏切りの結末です、プロデューサー殿。いかがですか」
P「ごめん・・・ごめ゛んふだりども・・・裏切りな゛んでどっちも辛いに決ま゛ってるよな・・・!それを見世物み゛だいに楽しんでっ・・・!最低だ・・・最低だ俺っでぇぇ・・・!!」ボロボロ
律子「あなたはあの二人以上に業の深い愚か者です。しばらく頭を冷やしてください」
P「・・・はい」フラフラ ガチャッ
律子「・・・感動的な雰囲気になってますが、ちょっとした冗談のつもりで冷たくしたら相手がマジ泣きしちゃって気まずくなりましたっていう話なんですよね、これ」
律子「えー、そんな戦況も露知らず桃鉄やってるルーザー共はこちらです」ピッ
━━━━本部・モニタールーム
真「はい出雲独占やーりぃ」テレレレレン
伊織「狙ってた所がことごとく潰されていくわ・・・なんなのよもう!」
真「目的地だけ一直線に目指してるようじゃダメだよ、ボンビーつかない程度に寄り道して領土拡大していかないと」
あずさ「気づいたときには西日本が真っ青だものねぇ~」
やよい「ここはあえてカードマスです!・・・はわわ~、また銀次さんですかぁ~!?」
雪歩「これで総額10億円くらい持ってかれてますねぇ、やよいちゃん・・・」
真美「詐欺ってレベルじゃねえぞ→!!」
亜美「ゲームでもひもじいやよいっち・・・ナムサン」
真「さあボンビー伊織の番だよ」
伊織「だから名前の最初にボンビーつけるのやめてよ!第一今貧乏神憑いてるのあずさじゃない!」
真「資金ないからボンビーだよ」
雪歩「大丈夫、まだ15年目だもん。資産なんて1年でひっくり返りますよぉ」
亜美「ミスターロムハッカー真が居るもん、それは無理っしょ→」
真「ミスね」
真美「それより伊織、なんで目的地いっぱい止まってるのにお金たまんないのさ」
真「金入った傍からカード売り場とかで散財してるからね、しょうがないね」
雪歩「それも真ちゃんの豪速球カードでことごとく割られちゃってますけど・・・」
伊織「金は使ってこそよ!メカボンビーもカードも沢山あった方が良いに決まってるわ!人のやり方にケチつけないで!」
真「あずささんはあずささんで意地でも矢印通りに進もうとしないし」
あずさ「あら~、また銀河鉄道カードだわ~、嬉しいわねぇ」
真美「あずさお姉ちゃん豪運すぎるよ・・・堅実に目的地目指してる伊織より上位だもん、カードと仙人補正で」
伊織「キィィ~!まさかこんなゲームでも遅れをとるなんてぇ!」
真「ご令嬢なのにビジネスは下手だねぇ。親が泣いてるよ、ボンビー伊織」
伊織「・・・あんた、それ以上私をコケにしたらここにいる全員にあの事バラすわよ」
真「ふ~ん?僕には秘密なんてないけどなぁ。ボンビー伊織のくせにカマかけようとするなんて生意気だよ」
伊織「あっそう、じゃあ言わせてもわうわよ。みんな、菊地真は実は別名義でエロアニメの声y」
真「ああああぁぁあぁ!ど、どうしてそれを!!いやそれ以上はやめてください!すいません許してください!なんでもしますから!」ヒシッ
伊織「ん?今何でもするって言ったわね?」ジャキン
真「えっ、それは・・・」ダラダラダラ
雪歩「」
やよい「」
あずさ「あらあら~」
亜美「ほほう、これがウワサの一転攻勢ってやつですか→」
真美「ていうか何処に銃隠してたのいおりん」
伊織「よし、じゃあこっちに汚い尻を向けなさい」
真「あの、伊織・・・ボク、こういうの初めてだから・・・優しくして///」キャッピピピピピピーン✩
伊織「」パァンパァンパァンパァン!!
真「んんンン゛ン゛ン゛ン゛!!!ン゛ア゛ッーーーー!!!!」ビクビクビクンッ
律子(シリアスな空気ぶち壊しだよバカ共)