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プロローグ1
部屋にこもって、ゲームや漫画、アニメ。カーテンは閉ざされていて昼でも部屋は、薄暗い。
食べていけるのは親の仕送りで食いつないでいただけしかも、いつもカップラーメン、栄養バランスなんて考えた事もない。おかげで部屋が散らかってる。
筑場 零、彼の親がくれた素晴らしい名前だ。だが、名前とは逆に本人はただのダメ人間である。
そんな零は今日、月に一度の恒例であるゲーム屋や本屋巡りをする。これは、引きこもりである零の唯一の有酸素運動であるため欠かせないと自ら誓った約束事であった。
「これでよしっと」
零は、玄関にあるコート掛けのコートを着るとドアノブに手をかけて回した。
「うひょーさびぃ」
外は、まだ秋だというのにかなり冷えていて湿った風が扉の隙間から顔を吹きつける。しかし我慢して扉をとき放つ。ついつい腕を抱えてしまうのはしょうがないだろう。日射しが差していないので今は曇りのようだ。先程の湿った風を考える限り今日は雨なのだろうか。天気予報を見とけばよかったと後悔する零であった。
「傘、持ってくか。」
零はどんよりと曇った空を見上げ呟く。今日はひと悶着あるぞ、そんなことを思わせる天気は零の不安を募らせるのであった。
今日一日零は様々なゲーム屋や本屋を見て回った。そして買ったのは一本のゲーム。このゲームとても高かったのだが、何故か知らないけどとても魅力を感じてよく内容を見ないまま買ってしまったのだ。そのため零は、ソフトを机の上に置き首を捻りながら座っていた。
「神様の
このソフトの名前だ。
不気味な扉の画像が貼ってある。あまりにも不気味だったので一瞬ホラー系かと思い無意識に顔面蒼白するが、よく見たらファンタジーと書いてあった。零は不思議に思いソフトを手にもってまじまじと見つめてみる。
「(なんだこれ?意味不明だな。画像と内容が全くあってないじゃないか。それに形もいびつでなんのハードかわかんないぞ?これは不良品を掴まされたか?今回は失敗だったか)」
返品をしようと零は立ちあがるが、そんなことより深刻な問題が零を襲った。突然視界がぼやけはじめ、思考が定まらなくなる。支えのため咄嗟に机に手をつくも手足が小刻みに震え力が入らなくなってき、
「どう……なっ……てん……」
最後までいいおえることができなかった零はそのまま意識を失いバタリと膝から床へ崩れ落ちた。
ピト、ピトと鍾乳洞から落ちる雫の滴る音が空間に響きわたる。先程、意識を失って倒れた零が目を覚ましたのはそんな場所だった。あまりの光景に少々ボーッとしていた零は頭を揺すりながら立ちあがる。
「洞窟?いやそうとしか考えられないな。でもなんで俺がこんな場所に?拉致か?……いやでも拘束はされてないし、どういうことだ?………ああ!もう!状況がさっぱり読み取れない!……ふぅ落ち着け、声に出したって状況がかわるわけでもない」
一瞬イライラで爆発しそうになったが冷静になり、いくら考えたって答えが出てくるわけでもないと考えた零は打開策を練ることにした。しかし、こんな状況で出来ることといったら情報収集しかない。とりあえず周りを見渡してみる。そして気付いたことが
「やけに明るいな」
ということだった。
洞窟とは、地中にある、ある程度以上の大きさの空間である。ふつう人間が入ることの可能なサイズ以上のものを指すことが多い。洞口部では日光が差し込むこともあるが、一部の洞窟を除いて奥部は完全な暗黒となるのだ。つまり今いる場所は洞口部に近いということ。そしてこの洞窟は後ろと前の二つの方向に延びているため必然と進む方向は決まってくる。顎に手を置き考え事をしていた零は、少し明るい後ろへ進むことにした。
『お待ちください』
しかし突如洞窟内に響く声に足を止めざる負えなくなった。
「(俺の他にも人がいるのか?)」
そう思い振り返るも誰もいなく零は、背筋に冷たいものが走るのを感じる。
「(おいおいおいおい嘘だろゲームでは大丈夫だけど実物は俺無理なんだけど!)」
内心かなり焦って早口になった零は最早、恐怖で足がすくみ動けなくなっていた。因みにだが零は口ではそう言ったもののホラーゲームもダメであったため、今の状況を考えると叫ばないだけよく我慢した方である。しかし、
『落ち着いてください私は幽霊ではありませ……』
「ギャァァァアアアアでぇたぁぁあああ!!」
急に話しかけられた零は、パニックになり足をフル回転させ、そのまま壁にぶつかり撃沈した。
『召喚する人を間違えたのでしょうか?』
その後静かな洞窟のなかには冷静な声が響いていた。
作者の願望
コメディにしたいな。
上手く書けるようになりたいな。
暇があったら書きたいな。
ストック増やしたいな。(今のところ0)