ア「暇ってアンタ...」
だってFAG作る気にも、ガンプラ作る気にもならないし、ゲームやろうにも対人じゃないと楽しくないし
ク「なんか理由付けしてるだけで、要はやる気ないだけだよね」
そうともいう
エ「え、ええと...本編どうぞ!」
前回のパーティー交換以来数日が立っているのだが、アクアのトラウマが抜けきらないらしく、いまだにクエストに行こうとすると俺に泣きついてくる。泣くのはわかるんだが、俺に泣きついてくるのは何なのだろうか?まぁそんなわけで、俺はクエストに来ていた。クエスト名はジャイアントトードを討伐せよ。まぁいつもの通り、新魔法の実験だ。今日はゲストも来ているわけだが
「トード狩りをよく受けてるのは知ってたけど、何するのさ?」
クリスである。いつものようにクエストを受けていたら、クリスとギルドでばったり会ったのだ。まぁお互い暇なので、一緒にクエストに行くことに。まぁ臨時とはいえ、クリスもパーティーメンバーなので、パーティー自体が活動自粛しているわけだし、暇なのも頷ける
「新魔法の試し」
サンダーランス、今回開発した魔法の名前だ。まぁまんま雷属性の魔法で、普通撃ちだす魔法を、槍状に固定したものだ。どうやってやったって?そんなもんスキルインストーラーだ。まぁ便利だよね、チートだし。前からこういう魔法を作りたかったのだが、初級魔法に雷属性がなかったので、断念していたのだが、先日リーンに教えて貰ったのだ。いいことはするものだね
「おー、雷属性を槍状に固定してるんだね。でもそれどうするの?」
「このまま接近戦もできるし、投げても使える。こんな風に、な!」
そのまま雷槍を投げると、カエルに刺さり放電。カエルの丸焼きの出来上がりだ
「・・・威力あげすぎたな」
「上げ過ぎたどころか、オーバーキルだよあれ」
一応スキルインストーラーで威力計測を行い、それをもとに、レベルアップとかスキルレベル上昇による威力上昇を計算して、作ったのだが上げ過ぎたらしい。細かい調整とかするのは面倒なので、このままにしよう
「さて次の実験だ」
「今度は何するのさ?」
「まぁ見てろって」
カタログから魔力無限を選択し、スキルを発動する
「サンダーランス...適当に十本くらいでいいか。『同時詠唱』」
通常魔法を発動するのに詠唱は必要ないらしい、めぐみんがしてたから、てっきり必要なのだと思っていたが。まぁ通常魔法は一回唱えるごとに一回しか発動しないのだが、新しく開発した同時詠唱のおかげでその枷はない。まぁそのせいでべらぼうに魔力食うわけだが、まぁ無属性の魔法自体魔力消費量は多いのだが。そんなわけで雷槍が十本俺の周りに浮いていた
「おー!すごいけどチートくさい!」
「まぁ実際チートだしな、行け」
射出のしたように勢いよく飛び、数匹いたカエルに刺さっていた。しかも丸焦げ、これ調理の手間省けるんじゃね?
「それで次は何を見せてくれるのかな!」
なんか目を輝かせて近づいてくるクリス、子供かおまえは、なんて言いたくなったが次の魔法を見せる
「術式解放、サンダーランス、『結合』」
元々発動していた遅延魔法を開放し、二本のサンダーランスを結合、つまり魔法と魔法を組み合わせて、威力を更にあげる。今回はサンダーランスだが、別属性もできるので、かなり便利だ。まぁさっきも言った通り、これらも無属性なので魔力をかなり食う。しかも遅延魔法に至っては、遅延さしてる分の魔力は払い続けている。とてもじゃないが、俺の素の今の魔力では運用できない
「いくらチートの力借りてるとはいえ、ここまで開発できるものなの?」
「そんなこと俺に言われてもな」
そっちの方面なら、クリスやエリス様の方が詳しいだろうに
「とりあえず...どっせい!」
強化された雷槍を一匹のカエルに向かって、投擲する。刺さったまでは、さっきまでと同じだったのだが、今回は威力が強すぎたのか、今までは丁度いい焼け具合だったが、今回は完全に黒焦げだった
「「わーお...」」
俺とクリスは威力に驚いていた。というか呆れていた、いや開発しておいてなんだけど、ここまで威力上がるとは。まぁそんなことはさて置き、討伐予定数は達成したので帰ることにする。なんかいつもよりモンスターの数が少ない気がするが、とりあえずギルドに寄り報酬をもらう
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報酬をもらい昼の時間だったので、適当に腹ごしらえを済ました後、俺たちは街をぶらぶらしていた
「よかったの?報酬、孤児院に寄付なんてして」
「まぁ必要以上の金は持たない主義だからな」
クリスが覗き込むように聞いてくる。実際昔のこともあり、俺自身はそうしてきた。まぁ必要な人に行くのはいいんじゃないだろうか
「ふーん...そっか。それでこれからどこ行くの?」
「特に決めてない。まぁ天気もいいし、アクセルぶらぶらするのもいいかもな。クリスはどうする?」
「うーん、特に予定もないし、アタシもリュウヤと一緒に散歩しようかな」
そう言って、さっきよりも近づいてくるクリス、俺は特に気にすることもなく、アクセルの街を歩き続ける
「それにしてもさっきの魔法、リュウヤが開発したんだよね?」
「ん?そうだけど」
「なんか私にも開発してよ」
いきなりそんなことを言い始めた。いやまぁ、開発することはいくらでも出来るが、どういうのが好みなのかわからんのだが
「なんでさ?」
「だってカズマに開発してるでしょ?」
「あぁ...」
縮地のことか。毎度毎度俺が縮地をするたびに、カズマから微妙な視線をもらうのだ。そんなわけで、カズマは司令塔だが、緊急離脱用にそういうスキルを持っておいた方が、いいだろうと判断して作ってるのだが、実はもうほとんど完成しているので、後はカズマに教えるだけなのだ。ちなみにめぐみんには、爆裂魔法の威力上昇版を作っている。爆裂魔法教わったお礼だ。ダクネスは...まぁそういうのは必要ないだろうし、作ってはいない
「そういうわけで、何とかならないかな?」
「ならないわけじゃないが...希望は?」
「盗みに入るときに便利なスキル!」
「・・・」
思わずジト目で見る、まぁクリスの頼まれていることを考えれば、そういうだろうが、まさか本当に言うとは...
「な、なにさその顔」
目をそらすクリス。まぁクリスがそういうなら、開発するのはやぶさかじゃないが
「でもお前回収の時力借りてるんだろ?」
「まぁそうなんだけど、それでもやっぱり限界があってね?」
まぁ同一人物というわけでもないし、しかも下手に力を貸せば、今までお咎めなしだったが、何かしらの罰則が入るかもしれない。そう考えれば納得ものか
「まぁわかった、なに腕っぷし強くなればいいの?」
「なんで戦う前提なのさ!?もちろん華麗に退却するためだよ!?」
「あー、はいはい」
それならいくらでもやりようはありそうだ、どうせならテレポートとか、そういう移動系がいいのだが。でもこの世界のテレポートって、かなり制限が多いらしい。どちらにしろテレポートは教えて貰ってないので、無理だ
「なんかおざなりじゃないかな?」
少し頬を膨らましながら詰め寄ってくる
「んなことないって」
とりあえずこれ以上近寄ってこないよう、牽制の意味を込めて頭に手を置く
「なんか子ども扱いしてない?」
「嫌ならどかせばいいだろ?」
なんとなく撫で始めたのだが、クリスはどかす気配はない。ひとしきり撫でた後、俺はまた散歩を再開する。先を歩いてるためクリスの姿は見えないが、足音からしてついてきているようだ
「クリス」
「ん?なに?」
「とりあえずスキルは作っておく、いつ完成するかわからないけど」
「ん」
短く返事をするクリス
「あとさ」
「ん?」
「もっとさ、俺やアクア...はやめとくか。でも俺には回収の方、仕事振ってもいいからな」
今回使用したスキル
サンダーランス
作中で説明した通り、雷属性の槍。ライトニングをもとに、主人公が開発した。威力の研究を行った結果、中堅のウィザードが、ライトニングを使うくらいの威力になった。
同時詠唱
高位のウィザードなら、同時に複数の魔法を使うのは訳ないが、低位だとそうもいかない。というわけで開発したスキル。同時詠唱に上限はなくいくらでも展開できる。本人は上限を付けるのを忘れた様子
遅延魔法
魔法を遅延させる効果を持つ。この効果は自分の魔法にだけ有効なので、相手の魔法は出来ない。遅延魔法をしてから、普通の魔法を唱えると、魔法自体を遅延しているため、相手にもばれない。だが遅延している間、その分の魔力は消費する。遅延解除自体は任意でいつでもできる
結合
魔法と魔法を合体できる。威力増加、複数属性付与となんでもござれ
今回のスキルはこんなところでしょうか、アニメ版にするか原作Web版にするか迷いましたが、アニメとのミックスにすることにしました、基本はアニメかなぁ...まぁ見切り発車なので迷走するかと思いますけど、温かい目で見守ってください。
それと評価、感想などありがとうございます、励みになっていますので、これからもよろしくお願いします
エリス様カワイイ